「葬送のフリーレン」ヴィアベル~ヤバそうな見た目で実は善人、魔族と戦う理由と過去、ヒンメルの影響など~

 今回は「週刊少年サンデー」で連載中の大人気ファンタジー「葬送のフリーレン」から、ヤバそうな見た目で実は善人「ヴィアベル」について解説します。

 ヴィアベルはフリーレンとフェルンが参加した一級魔法使い試験の受験者として登場した男性魔法使い。

 魔王軍の残党と戦い続けてきた北部魔法隊の隊長であり、受験者の中でもトップクラスの実力者です。

 好戦的な見た目と言動とは裏腹に根は善人で仲間から慕われているヴィアベル。

 本記事ではそんな彼のプロフィールや強さ、その過去と勇者ヒンメルの影響を中心に解説してまいります。

「葬送のフリーレン」ヴィアベルのプロフィール

基本プロフィール(年齢など)

 ヴィアベルはフリーレンフェルンが参加した一級魔法使い試験の受験生として登場した男性魔法使い。

 大陸北部で魔王軍の残党と戦う北部魔法隊の隊長で受験生の中でもトップクラスの実力者です。

 年齢は初登場時で33~34歳。

 目つきが鋭く好戦的な見た目と言動が特徴です。

 ただ根は善人で、仲間からは非常に慕われるタイプ。

 必要とあらば殺人も躊躇いませんが、無駄な殺人は行いません。

 船酔いが酷いので船旅は大嫌い。

 初登場は二級魔法使いでしたが、作中で試験に合格し一級魔法使いとなっています。

 名前の由来はドイツ語で「渦」。

ヴィアベルの仲間(エーレ・シャルフ)

 ヴィアベルは一級魔法使いの一次試験で同じチームになったエーレ、シャルフの二人の魔法使いと試験後も一緒に行動し、共に大陸北部へと帰還しています(最終的な目的地は別のようですが)。

 ヴィアベルは口は悪いもののこの二人から非常に慕われており、彼の面倒見の良さが良く伝わってきますね。

 ちなみにシュタルクとも魔物の討伐依頼を共にこなして仲良くなっており、帰還時には熱心にシュタルクをスカウトしていました。

エーレ

 一級魔法使いを祖父に持ち、魔法学校を首席で卒業した才女。

 三級魔法使いながら単純な魔法の技量ではヴィアベルをしのぎます。

 幼い頃、ヴィアベルに故郷の村を救われたことがあり、元々ヴィアベルと面識があった模様。

シャルフ

 「花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュベラード)」の使い手。

 魔力の精密操作は得意ですが、魔法は独学のため基礎を疎かにしており魔力探知が苦手です。

 

 なお、エーレとシャルフは一級魔法使い試験には落ちています。


「葬送のフリーレン」ヴィアベルの強さ(魔法)

 ヴィアベルは大陸北部で魔王軍の残党と長年戦い続けてきた歴戦の魔法使い。

 実戦経験豊富で、見た目に似合わず冷静に戦力差、勝ち目の有無を測って行動する堅実派です。

 得意魔法は「見た者を拘束する魔法(ソルガニール)」で、対象の全身を視界に収めていないと発動しないという弱点はありますが、決まれば問答無用で敵を拘束できる強力な魔法。

 ただこの魔法はヴィアベルの精神的な甘さの表れ、拘束するのは敵を殺す覚悟を固めるための時間を稼ぐためのものでもあります。

 根が善人で、殺しに対して常に躊躇い、忌避感を抱いているディアベル。

 しかし彼は決して決断できない人間ではなく、躊躇い、臆しはしても、彼が必要と判断した殺しから逃げたことは一度もありません。

「葬送のフリーレン」ヴィアベルと一級魔法使い試験

 ヴィアベルは一級魔法使い試験一次試験では、エーレ、シャルフとパーティーを組み、ターゲットである隕鉄鳥(シュティレ)を巡ってフェルン、ユーベルラントのパーティーと激突しています。

 ヴィアベルはユーベルと対決し、「見た者を拘束する魔法」で彼女を拘束。

 ユーベルが殺しを楽しむ危険人物であり、この場で殺しておくべきと判断します。

 しかし殺しの覚悟を固めている間にエーレを撃破したフェルンが現れ、エーレを殺したと発言。

 試験突破はパーティー全員の生存が条件なので、試験突破が不可能になったと判断したヴィアベルは、その場から引きさがることになります。

 しかしエーレを殺したという発言はフェルンのハッタリで、すぐにエーレたちと再会したヴィアベル。

 直後に隕鉄鳥(シュティレ)を見つけ捕獲に成功し、ギリギリで一次試験を突破しました。

 その後の二次試験においてはパーティーで堅実にダンジョンを攻略し、複製体を作る魔物に対処。

 フリーレンたちがダンジョンのボスを撃破する時間を稼ぎ、こちらも無事突破。

 そして最終となる三次試験は大陸魔法協会のトップ・ゼーリエとの面接で、ヴィアベルはその実践向きの思考と冷静さを気に入られ、見事一級魔法使い試験に合格しています。


「葬送のフリーレン」ヴィアベルの過去

 ヴィアベルは自身が魔族と戦い続ける理由を「下心」だと語っています。

 4~5歳の頃、彼には故郷に好きな女の子がいました。

 しかし29年前のちょうどその頃、北側諸国の魔族の動きが活発化し、その女の子は一家揃って中央に逃げだすことになります。

 その時、ヴィアベルは女の子にカッコつけてこう言ったそうです。

「クソったれな魔族共は」
「俺が全員ぶっ殺してやる」
「だから、そん時は」
「この村に帰ってこい」

 そんな子供の頃の言葉を律義に守って魔族と戦い続けているのですから、ヴィアベルも筋金入りですね。

 ちなみに女の子の髪型から、実はこの女の子は一級魔法使いゼンゼではという説がファンの間で流れたこともありますが、二人が互いに全く無反応だったころから、多分全くの別人です。

「葬送のフリーレン」ヴィアベルとヒンメル

 ヴィアベルは故郷を守るために行動していますが、しかしそれ以外でも困っている人間がいたらなるべく手を差し伸べるようにしている善人です。

 彼がそうした行動をとる理由は、故郷に伝わる勇者ヒンメルの話。

 広く伝わっているのは「千鏡の塔の攻略」「不死なるベーゼ」や「皇獄竜」との戦いなどですが、しかしヴィアベルの故郷の老人たちは語るのはそんな華々しい話ではありませんでした。

 村を襲った魔物を退治した、商人の護衛をした、果ては単なる荷物運びまで。

 幼いヴィアベルは老人たちが何故そんな詰まらない話を嬉しそうに語るのか理解できませんでした。

 しかし勇者ヒンメルが死に、魔族の残党が暴れ始めてからようやくヴィアベルは理解します。

 華々しい冒険なんて自分たちの村には何の関係もない。

 どんなつまらない出来事でも、勇者ヒンメルが自分たちの村に来てくれなかったら、世界が平和になってもそこに自分たちの村は無かったんだろう、と。

 ヴィアベルはフリーレンに「俺をここまで連れてきたのは、勇者ヒンメルのくだらない冒険譚だ」と語っていました。

【まとめ】「葬送のフリーレン」キャラクター一覧



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