サバイバル

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「新約カニコウセン」感想&評価(ネタバレ注意)~「蟹工船」をSFリメイク? これもう「蟹」じゃねぇし!~

 今回はプロレタリア文学の傑作「蟹工船」をSFリメイクした問題作「新約カニコウセン」について紹介します。 「新約カニコウセン」は全ての海が蒸発し、巨大水棲生物たちが空を飛ぶ架空未来を舞台に、蟹工船で働かされる底辺労働者たちの苦悩と闘争を描いた物語。 小林多喜二の「蟹工船」のテイストは残しつつ、世界観を大胆にリメイクした問題作です。 本記事では「新約カニコウセン」のあらすじ(原作の解説含む)や登場人物の紹介を交えつつ、その魅力を深掘りしていきたいと思います。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」奥山夏太郎(おくやまかんたろう)~土方に憧れた青年、初登場(アニメ)と声優、その後(死亡?)~

 今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、土方歳三の生き様に憧れ一派に加わった青年「奥山 夏太郎(おくやま かんたろう)」について解説します。 奥山夏太郎は元は茨戸の賭博場の跡目争いに参加した用心棒の一人。 本来、金塊争奪戦とは縁もゆかりもないチンピラに過ぎなかったのですが、土方歳三という男の生き様に魅せられ、彼に認められたいと土方一派に加わりました。 本記事では奥山夏太郎という男のプロフィール(年齢・誕生日など)や活躍、その後の行方などを中心に解説してまいります。
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「ゴールデンカムイ」土井新蔵/人斬り用一郎~モデルは岡田以蔵、何話に登場? 土方との対決、声優など~

 今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、幕末を生きた人斬り「土井 新蔵(どい しんぞう)」、通称・人斬り用一郎について解説します。 土井新蔵はアイヌの金塊の行方を記した刺青を持つ囚人の一人。 幕末の世で新選組の土方歳三や永倉新八と暗闘を繰り広げた因縁の剣客です。 登場時点ではすっかり老い衰えていたものの、敵の気配を感じると若かりし頃を思い出し、その剣の冴えを遺憾なく発揮してくれた土井新蔵。 本記事では彼のプロフィール(モデルなど)や過去、土方歳三との対決、その最期を中心に語ってまいります。
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「ゴールデンカムイ」松田平太(平太師匠)~面妖なる砂金掘り師、その正体は多重人格者!~

 今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、面妖なる砂金掘り師「松田 平太(まつだ へいた)」について解説します。 松田平太はアイヌの金塊の行方を記した刺青を持つ囚人の一人。 優秀な砂金掘り師として登場し、資金に窮した杉元や白石の欲望を大いに刺激して平太師匠と呼び慕われていました。 作中ではウェンカムイ(人を襲う悪い神)となったヒグマに付け狙われていた平太師匠ですが、実はそのウェンカムイの正体とは…… ホラーテイストな叙述トリックで読者を沸かせた松田平太のエピソードについて、彼のプロフィールや過去を交えつつ語ってまいります。
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「ゴールデンカムイ」有古力松/イポプテ~三勢力に翻弄されたアイヌの戦士、その過去と父のマキリ、最後(生存or死亡?)~

 今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、三勢力に翻弄されたアイヌの戦士「有古 力松(ありこ りきまつ)」(アイヌ名:イポプテ)について解説します。 有古力松は第七師団に所属する一等卒であり、アイヌ民族の戦士。 菊田特務曹長の戦友として登場したものの、亡き父の過去を利用され、様々な勢力の思惑に翻弄された不遇な青年です。 最後はアシリパにアイヌの希望を見出し、共に戦うことを選んだ有古。 本記事ではそんな彼の過去や父の存在(マキリ)、作中での不遇な扱いと最後(生死)について語ってまいります。
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「ゴールデンカムイ」都丹庵士(とにあんじ)~犬童典獄に恨みを持つ盲目のガンマン(元ネタ)、最期は土方を庇って死亡~

 今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、土方一派に加わった刺青囚人の一人「都丹 庵士(とに あんじ)」について解説します。 都丹庵士(とにあんじ)はアイヌの金塊の行方を記した刺青を持つ囚人の一人。 監獄での苦役が原因で失明しているものの、音の反響により正確に周囲の物の位置を把握する特殊能力を持つ男です。 当初は失明の原因を作った犬童典獄への恨みによって動いていましたが、土方歳三に救われて以降はその一派で斥候として活躍。 本記事では都丹庵士(とにあんじ)のプロフィールや元ネタ、作中での活躍とその最期(死亡)などを中心に語ってまいります。
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「ゴールデンカムイ」キラウシ~誰なの? 土方一派に同行していたアイヌの案内人、その初登場や門倉とのコンビ~

 今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、土方一派に雇われたアイヌの通訳兼案内人「キラウシ」について解説します。 キラウシは釧路近郊に住む北海道アイヌの男性。 元は金塊争奪戦とは何の関係もない一般人だったのですが、困窮したコタン(村)を助けるため土方一派に雇われることに。 作中では主に凶運の男・門倉との迷コンビで読者を沸かせていました。 本記事では数奇な運命に巻き込まれた男キラウシのプロフィールや変遷(初登場・ラストなど)を中心に語っていこうと思います。
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「ゴールデンカムイ」レタラ~最後のエゾオオカミ・レタラは死なない? その名の意味とつがい(家族)、二瓶との激闘~

 今回はヤングジャンプで連載されていた大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、最後のエゾオオカミ「レタラ」について解説します。 レタラは子狼だったころアシリパに保護され、共に育った純白のオオカミ。 成体となった現在ではアシリパと離れて森で暮らしていますが、彼女の危機には颯爽と駆けつける頼もしい守護者です。 またエゾオオカミは当時既に絶滅していたと考えられており、その稀少さから二瓶ら猟師たちに命を狙われたレタラ。 本記事でレタラの過去やその生死、つがい(家族)の存在などを中心に語っていこうと思います。
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「ゴールデンカムイ」親分と姫/若山輝一郎&仲沢達弥~公式腐カップル、その登場話、アニメでのカットと特典DVD~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、この作品を代表する変態にして純愛公式腐カップル「若山輝一郎&仲沢達弥」について解説します。 公式カップリング名は「親分と姫」。 作中において若山はキロランケに恨みを持って追ってきたヤクザの親分、そして仲沢はその協力者という位置付けのキャラクターだったのですが、その正体は互いに愛し合うガチゲイのオッサン。 刺青囚人とか色んな設定を、その強烈な「愛」のインパクトで吹き飛ばしてしまったツワモノたちです。 本記事ではそんな「親分と姫」の馴れ初めや最期(死亡)、アニメ版でのカットと特典DVDでの映像化を中心に解説してまいります。
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「ゴールデンカムイ」花沢勇作~高潔な心を持つ尾形の異母弟、旗手と童貞防衛作戦、尾形に殺された理由などを考察~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、尾形百之助の異母弟であり穢れ無き魂を持つ男「花沢 勇作(はなざわ ゆうさく)」について解説します。 花沢勇作は元第七師団長・花沢幸次郎を父に持つエリート軍人。 日露戦争の激戦の最中に死亡し、物語開始時点では既に故人となっています。 しかし彼は尾形の人格形成に多大な影響をおよぼしており、作中では尾形の回想に度々登場してきました。 本記事では花沢勇作の過去や彼が果たした旗手の役割、尾形百之助との因縁を中心に、その人物像を深掘りしていきたいと思います。
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