青年漫画

レビュー

「笑顔のたえない職場です。」感想&評価(ネタバレ注意)~登場人物の関係性が尊い少女漫画家ワーキングコメディ~

 今回は「コミックDAYS」で「くずしろ」先生が連載中のワーキングコメディ「笑顔のたえない職場です。」について紹介します。 この作品は新人少女漫画を取り巻くアシスタントや編集者たちの日常を描いた群像劇。 タイトルからはほんのりブラックな香りがしますが、全然そんなんじゃないですよ(業界的にはそうかもしれんけど)。 絵や登場人物がかわいらしいのは勿論、漫画家ならではの苦悩をリアルに描いた読み応えのある作品となっておりますので、この期に興味を持っていただければ幸いです。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」姉畑支遁~アニメでは当然のごとくカットされた真正の変態、ウコチャヌプコロとは、モデル、特典DVD~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、アニメ版では当然のごとくカットされた作中屈指の変態「姉畑 支遁(あねはた しとん)」について解説します。 姉畑支遁はアイヌ民族の金塊の行方が記された暗号をその身に刻む刺青囚人の一人。 動物学者であり、動物たちをこの上なく愛しているのですが……なんというか愛が行き過ぎて犯罪者となってしまった男です。 この記事に関しても、あまりストレートに書きすぎると間違いなく規約に引っかかる何とも悩ましい存在。 本記事では姉畑支遁と「ウコチャヌプコロ」、アニメ版でのカットや特典DVDとなった経緯を中心に語ってまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」チカパシ~エノノカ・リュウと共に生きることを選んだ少年、谷垣源次郎との別れ、祖父の秘密~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、谷垣から〇起の魂を受け継いだアホの子「チカパシ」について解説します。 チカパシは家族を疱瘡で失った北海道アイヌの少年。 作中では谷垣源次郎を慕ってインカラマッ、アイヌ犬のリュウと共に旅立ち、遠い樺太の地で自分の居場所、家族を手に入れました。 本記事ではその名前の由来や谷垣たちとの旅路、新たな家族・エノノカを中心に語っていきたいと思います。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」シマエナガ回~杉元と雪の妖精の交流、元ネタは映画「ミスト」「ドラえもん」、掲載は何巻何話?~

 今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、物語の中でも異色を放つ傑作回「シマエナガ」について解説したいと思います。 シマエナガと言えば、雪の妖精と呼ばれ色んな所で大人気のあの真っ白な小鳥。 ゴールデンカムイではシマエナガと主人公・杉元佐一の交流が丸々一話を使って描かれており、その意味不明な展開とゴールデンカムイらしい結末で読者の話題を攫っていきました。 本記事ではその概要や、話中で使われている元ネタ(パロディ)などを中心に、この回が話題となった理由を語ってまいります。
レビュー

「私の息子が異世界転生したっぽい」感想(原作ネタバレ注意)~タイトルからは想像できない展開、結末(その後)に泣ける~

 今回は「スピリッツ」でフルver.が連載中の話題作「私の息子が異世界転生したっぽい」について紹介したいと思います。 もともとこの作品は「伝説のお母さん」などで知られる「かねもと」氏による自主製作漫画。 それがSNSなどで爆発的な反響を呼び、「だから私はメイクする」で知られる「シバタヒカリ」氏作画で内容を膨らませフルver.として連載されています。 タイトルだけ見ると”なろう系”にも思えますが、実際はとても切なくて泣ける内容となっています。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」永倉新八~土方への恩義に報いんとする新選組最強の老剣客、その若い頃の姿、声優など~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、新選組最強と謳われた剣客「永倉 新八(ながくら しんぱち)」について解説します。 正史においては局長・近藤勇らとの意見対立により新選組と袂を分かち松前藩に帰参し、後に小樽に移り住んで余生を過ごしたとされる人物。 ゴールデンカムイにおいては、函館戦争を密かに生き延びていた土方歳三と再会し、土方の下で再びその刃を振るっています。 本記事では新選組最強と謳われるその強さ、土方歳三との過去を中心に、最強おじいちゃんの魅力を深掘りしてまいります。
レビュー

「永世乙女の戦い方」感想&評価(ネタバレ注意)~女流棋士の世界をダイナミックに描いた将棋バトル漫画にして成長物語~

 今回は「くずしろ先生」が「ビッグコミックスペリオール」で連載中、将棋の女流棋士の世界をダイナミックに描いた「永世乙女の戦い方」について紹介します。 昨今は藤井聡太竜王の登場で将棋にスポットが当たることが増えてきましたが、女流棋士はプロ棋士よりも格下とされ、どうしても注目度は低いまま。 そんな世界で全身全霊で将棋に打ち込む少女たちの姿を鮮烈に描き出したのがこの「永世乙女の戦い方」。 女流棋士の世界で生きる彼女たちの必死の生き様は、ただひたすらに”熱い”ですよ。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」海賊房太郎~王を夢見た男、その家族と迫害の過去、モデル(元ネタ)、親分とのあれこれ、最期(死亡)~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、物語後半に登場人物たちに大きな影響を与えた重要人物「海賊 房太郎(かいぞく ぼうたろう)」について解説します。 海賊房太郎はアイヌ民族の金塊の行方が記された刺青を持つ囚人の一人。 作中屈指の美丈夫であり、金塊を手に入れ王になりたいという夢を持つ、ゴールデンカムイでは珍しいスケールの大きな陽キャです。 決して善人ではなく、夢のためなら手段を選ばない男でしたが、だからこそその在り方は登場人物に大きな影響を与えました。 本記事では海賊房太郎の過去やモデル(元ネタ)、彼が物語に与えた影響などを中心にその魅力を語ってまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」辺見和雄~作者・野田サトルによる変態の先駆け(辺見先生・ワンドロ)、モデル、声優など~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、作品に勢いをつけてしまった変態の先駆け「辺見 和雄(へんみ かずお)」について解説します。 辺見和雄はアイヌ民族の金塊の行方が記された刺青を持つ囚人の一人。 一見するとどこにでもいる冴えないオッサンですが、その正体は「抗った末に惨たらしく殺されたい」という倒錯した性癖を持つ殺人鬼です。 ゴールデンカムイでは代名詞とも言える常軌を逸した変態の一人ですが、辺見はまさにその先駆け。 本記事では辺見和雄の本編での活躍(杉元との交流・死亡)、そして彼が作品と作者に与えた影響などを中心に語ってまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」家永カノ~見た目は妙齢の美女だが中身は老人で男、本名やモデル、つまみ食いエピソードと最期(死亡)~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、見た目は美女、中身はジジイ「家永 カノ(いえなが かの)」について解説します。 家永カノはアイヌ民族の金塊の行方が記された刺青を持つ囚人の一人。 一見すると麗しい妙齢の美女ですが、その正体は狂気の手法によって美と若さを手に入れた元医者の老人であり、れっきとした男です。 本記事ではそんな家永カノの正体(本名や過去など)や活躍(つまみ食い)、最期(死亡)を中心に、そのキャラクターを深掘りしてまいります。
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