青年漫画

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「リボーンの棋士」感想&評価(ネタバレ注意)~打ち切り完結済でも読んで損のない名作将棋漫画、その魅力や結末を解説~

 今回は、「ビッグコミックスピリッツ」で2018年から2020年まで連載された名作将棋漫画「リボーンの棋士」について紹介いたします。 この作品は才能豊かで将棋に全てを捧げてきた男が挫折し、一度は将棋から完全に離れたものの、再び辛く険しい将棋の世界に向き合い、改めてプロを目指すヒューマンストーリー。 ファンからの評価は非常に高かった作品なのですが、将棋、男たちの挫折と苦悩という暗めの題材のせいか単行本販売が伸び悩み、全7巻で打ち切り完結となっています。 本記事では、リアルで天才棋士が活躍する今だからこそ読んで欲しい「リボーンの棋士」の魅力について、ネタバレも含めて語ってまいります。
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「トップウGP」感想(あらすじ、ネタバレ含む)~バイク好きには人気の一方、打ち切りだ、つまらないと評価が割れる理由は?~

 今回は「ああっ女神さまっ」「逮捕しちゃうぞ」などで知られる藤島康介先生の最新作、「トップウGP」について紹介します。 トップウGPは世界最高峰のバイクレース「MoToGP」に挑む天才レーサーの少年時代を描いた作品で、リアルなバイクデザイン、レース描写で人気の高い作品です。 その一方で、一部の読者からは「つまらない」「打ち切り」といった声も囁かれており、その理由や実際のところどうなのかを中心に語っていきましょう。
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「新九郎、奔る!」感想(ネタバレ注意)~ゆうきまさみ先生が描く、戦国大名のはしり「北条早雲」~

 今回はゆうきまさみ先生が現在ビッグコミックスピリッツで連載中の本格歴史漫画「新九郎、奔る!」を紹介します。 この作品は織田信長ら戦国大名が活躍する一昔前、後に「戦国大名のはしり」と呼ばれた「北条早雲」の若かりし頃を描いた作品です。 北条早雲は出自や年齢など諸説存在する人物ですが、この作品では最新の通説に基づき、従来のイメージとは異なる北条早雲が描かれていることも特徴の一つです。
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「ドラフトキング」感想(ネタバレ注意)~スカウト目線で見たヒューマンドラマ、野球を知らなくても面白い!~

 今回はグランドジャンプで連載中、スカウト活動とドラフト会議を描いた異色の野球漫画「ドラフトキング」を紹介します。 ドラフトキングはスカウト活動という独自の視点からプロ野球というスポーツ、人間模様を描いた作品で、間違いなくスポーツ漫画の新たな境地を開拓した作品です。 ちなみにタイトルの「ドラフトキング」の意味は、その年度で指名された選手の中で最終的に最も良い成績を残した選手のこと。ドラフト1位でも新人王でもない、より大きな成果を残した選手のことを指す言葉だそうです。
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「コタローは一人暮らし」~ドラマ化もされた人気作! ドラマとの違い、コタローの魅力、父親・母親は今!?~

 今回は、「ビッグコミックスペリオール」で大人気連載中の「コタローは一人暮らし」について紹介したいと思います。 本作は電子コミック大賞などで徐々に人気に火が付き、2021年4月から関ジャニ∞の横山裕さん主演で実写ドラマ化もされています。  まだ漫画本編が完結しておらずドラマは独自の結末を迎えましたが、こちらでは漫画版を中心にコタローを取り巻く人々、彼の父親や母親との関係について解説していきたいと思います。
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「ふたりソロキャンプ」の感想~一部でうざい、気持ち悪いと言われる理由は?~

 今回はイブニングで連載中の「ふたりソロキャンプ」について紹介します。非常にツッコミどころ満載の漫画ですが、それを補って余りあるほどキャンプについての描写が細やかで魅力的。  キャンプ好きの方もそうでない方も、読んでいてキャンプっていいなぁ、そう思える作品です。
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