SF

レビュー

「なんくるなんない!」感想&評価(ネタバレ注意)~あらすじ、主な登場人物の解説を含む~

 今回は「月刊!スピリッツ」で野原多央先生が連載中の「なんくるなんない!」について解説します。 この作品は思春期で超能力に目覚めた娘と、現実主義者で現役自衛隊員のつよつよお父さんの奮闘を描いたSFバトルアクション。 お父さんがただ超能力を持った子供たちに振り回されるのではなく、しっかり強くて負けてないところが魅力的な作品です。 本記事では「なんくるなんない!」のあらすじや登場人物の解説を踏まえ、その魅力を語ってまいります。
レビュー

「雷雷雷」感想&評価(ネタバレ注意)~「殺し屋は今日もBBAを~」の作者・ヨシアキが描くガール・ミーツ・エイリアン~

 今回は「殺し屋は今日もBBAを殺せない」の作者ヨシアキが「裏サンデー」・「マンガワン」で連載中の新作「雷雷雷(ライライライ)」について解説します。 「雷雷雷」は宇宙害蟲の駆除業者で働く少女が、ある日突然エイリアンに攫われ、宇宙害獣に変身する改造人間になってしまうという物語。 「駆除業者」とか「害獣」に「変身」とか、あれあれどこかで聞いたような設定ですが、この「雷雷雷」はあちらとは全くテイストの違うコミカルで爽快な内容となっています。 本記事では「雷雷雷」のあらすじや登場人物の解説も踏まえつつ、その魅力を深掘りしてまいります。
レビュー

「超人X」感想&評価(ネタバレ注意)~「東京喰種」の石田スイが描く異能力バトル、人気の一方つまらないと打ち切り説も?~

 今回は「東京喰種トーキョーグール」の作者・石田スイ先生が連載中の異能力バトル漫画「超人X」について紹介します。 前作から3年ぶりの新作ということで期待が高まる「超人X」。 口コミや評価などを見てみると、ネット上では見事に賛否両論、意見が二分される結果となっています。 何故そのような評価になるのか、何がつまらなくて何が面白いのか。 本記事では「超人X」のあらすじや登場人物の紹介を踏まえ、賛否両論の理由について考察してまいります。
レビュー

「新約カニコウセン」感想&評価(ネタバレ注意)~「蟹工船」をSFリメイク? これもう「蟹」じゃねぇし!~

 今回はプロレタリア文学の傑作「蟹工船」をSFリメイクした問題作「新約カニコウセン」について紹介します。 「新約カニコウセン」は全ての海が蒸発し、巨大水棲生物たちが空を飛ぶ架空未来を舞台に、蟹工船で働かされる底辺労働者たちの苦悩と闘争を描いた物語。 小林多喜二の「蟹工船」のテイストは残しつつ、世界観を大胆にリメイクした問題作です。 本記事では「新約カニコウセン」のあらすじ(原作の解説含む)や登場人物の紹介を交えつつ、その魅力を深掘りしていきたいと思います。
TRPG

「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ・第5版)」~世界最初のRPGにして今なお愛される王道ファンタジー、その魅力やルール~

 今回はファンタジーTRPGの原点にして王道「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)」についてご紹介します。 D&Dは1974年にアメリカで発表された世界最古のRPG(ロールプレイングゲーム)。 現在は第5版まで発表されており、日本でも翻訳版がホビージャパン社から発売されています。 数多くのファンタジー作品に影響を与えており、今なお世界中で多くの人々に愛され遊ばれている傑作TRPGです。
レビュー

「この世界は不完全すぎる」感想&評価(あらすじ・ネタバレ注意)~バグだらけのVR世界に閉じ込められたデバッガーの物語~

 今回は「コミックDAYS」で連載中、異色のデバッグファンタジー「この世界は不完全すぎる」について紹介します この作品は「SAO」などに代表されるRPG世界に閉じ込められた人々を描いた物語。 それ自体は今ではありふれた設定なのですが、「この世界は不完全すぎる」の特徴は主人公のハガがデバッガーで、舞台となるゲーム世界がバグだらけだというところ。 VRでNPCの思考ルーチンも非常に高度なのに初歩的なバグが満載で融通がきかない、変なところでリアルな「ゲーム世界」。本記事ではその魅力と謎に可能な限り迫っていきたいと思います。
レビュー

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」感想(ネタバレ注意)~何度も読み返したくなるSFギャグサスペンス~

 今回は浅野いにお先生がビッグコミックスピリッツで連載中の「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」、通称「デデデデ」について紹介します。 長くて意味不明なタイトルに釣られて手に取ったこの作品、当初はシュールでかわいいキャラクターと独特の世界観に惹かれて読んでいましたが、物語が核心に近づくにつれその印象は一変。 理解した上で読み返すと、ただただ「凄まじいSFサスペンス作品だなぁ」と。 本記事ではこの作品の魅力について、若干のネタバレも交えて語っていこうと思います。
レビュー

「天国大魔境」感想&考察(ネタバレ注意)~楽園と崩壊した世界、二つの視点で描かれる謎に満ちたポストアポカリプス~

 今回は月刊アフタヌーンで連載中、崩壊した近未来の日本で生きる少年少女を描いたSF漫画「天国大魔境」について紹介します。 この作品では、「このマンガがすごい!2019」でオトコ編第一位を獲得した期待作。 外界から隔絶された謎の施設と、大災害により崩壊した近未来の日本、二つの物語が並行して描かれ、重なり合う、謎に満ちたSFミステリ作品となっております。 まだまだ物語どころか世界の全容も見えていない状態ですが、その謎と魅力について考察していきましょう。
TRPG

「パラノイア(TRPG)」~「幸福は義務です」、ブラックユーモア溢れるディストピア社会を描いたTRPG~

 今回はディストピア社会をテーマにした稀代の傑作にして迷作TRPG「パラノイア」をご紹介します。 パラノイアは初版が1984年にアメリカで発表された、コンピューターに支配された未来都市を舞台としたSF作品。他に類を見ない仲間同士の裏切りを前提としたTRPGです。 しかしそんな重いテーマでありながら、ゲーム自体はブラックユーモアにとんだバカバカしい内容に仕上がっており、是非一度は触れていただきたい傑作となっております。
レビュー

「戦闘員、派遣します!」感想(ネタバレ含む)~「このすば」の作者が描く、なろう発、アニメ化もされた期待作!~

 今回は「小説家になろう」発の原作小説を元に、月刊コミックアライブでコミック連載中、2021年4月にTVアニメ化もされた人気作「戦闘員、派遣します!」について解説します。 この作品の原作者は「この素晴らしい世界に祝福を!」の作者、暁なつめ先生。非常に暁なつめ先生らしい、親近感あるクズ男と美少女たちによる安心安定のコメディ作品となっております。 タイトルを見て「社畜系?」「悪の組織で苦労するの?」と思われた方もいるかもしれませんが、中身は全くそんなことはなく、ノンストレスでゲラゲラ笑える作品ですのでご安心を。
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