今回はアニメ化、実写化もされた大人気漫画「弱虫ペダル」から、千葉総北新世代のクライマー「六代 蓮太(ろくだい れんた)」について解説します。
六代蓮太は主人公・小野田坂道らの2学年下の後輩。
中学時代は自転車競技とは全く縁のない生活を送っていましたが、小野田との出会いを切っ掛けに自転車競技部への入部を決意します。
今のところかつての小野田の軌跡をなぞるような奮闘を見せている六代。
本記事では彼のプロフィールや人間関係、今年のIHに彼が出場してくるかなどを中心に語ってみようと思います。
「弱虫ペダル」六代蓮太のプロフィール
基本プロフィール(誕生日、身長、声優、自転車)
所属 | 千葉総北高校 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
タイプ | (暫定)クライマー |
愛車 | CUBE |
声優 | ー |
六代蓮太は主人公の小野田坂道が通う千葉総北高校の二学年下の後輩。
総北新世代の中心人物として描かれているキャラクターです。
見た目は外ハネした緑髪が特徴の小柄で気弱そうな少年。
元々運動神経が鈍かったこともあり、中学時代はバスケ部のマネージャーを務めていました。
サポート役で自分に自信はないものの、それでも精一杯何とかしようとするタイプの頑張り屋で、仲間からは厚く信頼されています。
語尾に「~ッテ」とつけるクセがあり、仲間からの愛称は「ロクちゃん」。
作中では裏門坂で坂道と出会い、彼を慕って自転車競技部へ入部しています。
小野田坂道と出会い、彼を「裏門坂先輩」と呼び慕う
六代蓮太と小野田坂道の出会いは691話、物語3年目の入学式の朝。
「正門」で友人たちと待ち合わせていた六代は、間違えて急激な坂がそびえ立つ「裏門坂」の方に来てしまい、引き返すべきかこのまま自転車で登るか迷っていました。
そこに現れたのがママチャリに乗った坂道。
六代は坂道の案内で「裏門坂」を登り始めるのですが、そのあまりのキツさ、そして何よりその激坂をママチャリで座ったまま登っていく坂道に驚きます。
苦しみながらも何とか坂道についていく六代。
そして倒れそうになったタイミングでそっと坂道に支えられ「裏門坂」を登り切った六代は、坂道の凄さと人柄に心酔し、彼を「神」「裏門坂先輩」と呼び、彼と同じ部活に入ることを決意したのです。
「弱虫ペダル」六代蓮太と新一年生
中学時代からの親友、恭ちゃんとケイちゃん
坂道を慕って自転車競技部に入部した六代ですが、彼の新たな挑戦を見届けるべく、2人の親友が一緒に自転車競技部に入部しています。
彼らの名前は網越恭太郎(恭ちゃん)と檜圭介(ケイちゃん)。
2人は中学時代バスケ部で、六代と異なりレギュラーとして活躍していました。
立場的にやや格差はあるものの、2人はマネージャーとして献身的に自分たちを支えてくれた六代のことを厚く信頼しています。
当然、高校でもバスケ部に入る予定だったのですが、クラスメイトで自転車競技経験者・木中の六代を見下すような発言に激怒。
六代が木中を抜く光景を見届けるため、共に自転車競技部へ入部しています。
2人は経験者を抜いて新入生ウェルカムレースで2位、3位となるなど高いポテンシャルを見せていましたが、ウェルカムレースで六代が木中を抜くのを見届けると、退部してバスケ部に移っていきました。
経験者枠・木中次直
木中次直は六代たちのクラスメイトであり、同時期に自転車競技部に入部した経験者です。
教室で六代たちに絡んだ時は、言動が非常に薄っぺらで初期の杉元枠のキャラクターかと思われましたが、実力は意外に確か。
鏑木や段竹が入っていた社会人チーム「SS」にも入門希望で顔を出していました。
残念ながら先輩には委縮するタイプで、年上だらけの「SS」では実力を発揮できず入門がならなかったそうですが、そのポテンシャルは鏑木も認めています。
積み上げてきたものに対する自負が強く、当初は六代が生半可な気持ちで自転車競技部に入ろうとしていると思い、彼に対して攻撃的な態度をとっていました。
しかしウェルカムレースの山岳争いで六代に抜かれて以降は彼を認め、道具選びや練習でアドバイスを送るなど良いコンビとなっています。
「弱虫ペダル」六代蓮太の活躍(戦績)
六代蓮太が初めて臨んだレースは千葉総北伝統の1年生ウェルカムレース。
六代は序盤、木中がスパートをかけたことで早々に先頭集団から遅れてしまいます。
集団から遅れ、単独で前に追い付くのは至難の業。
予め今泉からそれを教えられていた六代は途方にくれます。
そんな六代を救ったのが遅れてスタートして彼に追い付いた恭ちゃんとケイちゃん。
2人はバスケ部で鍛えたフィジカルで六代を引っ張り、戦闘集団に追い付きます。
そして峰ヶ山の山頂ポイントを前に飛び出す木中と六代。
木中も意地を見せますが、六代がクライマーとしての才能の片鱗を見せ、山岳争いは六代が勝利しました。
六代はそのまま倒れ込んでリタイアし、ウェルカムレースそのものは木中が勝利。
しかしまるで2年前の坂道と今泉の勝負を再現したかのような六代の奮戦は、見ていた者たちの心を熱くさせました。
その後、木中との仲も改善し、良き一年生コンビとしてチームに馴染んでいく六代。
このコンビは千葉県予選にも補給役として参戦。
レース前にちょっとしたトラブルがあって遅れたものの、見事にその役割を果たし、チームを勝利に導きました。
特に六代は、初めての公式戦を経験して今までにない興奮を覚えており……
「弱虫ペダル」六代蓮太はIHに出てくるか?
やはり気になるのは、3年目のIHに六代蓮太が出場するのか否か。
新世代の中心人物である六代が坂道の後継者としてIHに出場するというのは物語的にも王道の展開ですが、その場合は当然、レギュラーから押しのけられる人物が出てきます。
レギュラーの枠は全部で6名。
当確は昨年もIHに出場した3年生の坂道、今泉、鳴子と2年生の鏑木の4名。
残る2枠は実力や実績で言えば3年生の杉元と2年生の段竹が有力でしたが……
IH前合宿では杉元はIHメンバー6人目には「1年生」が必要だと考え、敢えて段竹と5人目のメンバーを巡って勝負を繰り広げることに。
その結果、杉元は敗北してメンバー争いから離脱します。
そして残る6人目のメンバーは、1000km走で六代と木中のどちらか勝った方という展開になるのですが、木中は途中で膝を痛めており、六代に勝利を譲る形に。
とても勝ち取ったと言えるような内容ではありませんが、ともかく六代は6人目のメンバーとしてIHに出場することが決まりました。
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