今回は「ジャンプ＋」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、美魔女系万能お助けキャラ「綾瀬 星子（あやせ ほしこ）」について解説します。
綾瀬星子は主人公の一人・綾瀬桃の祖母。
とても祖母とは思えないほど若い見た目をした美女で、一流の実力を持つ霊媒師でもあります。
悪霊や妖怪の対処に詳しく、作中では頼れるお助けキャラとして主人公たちを支えている星子。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや能力、人間関係を中心に深掘りしてまいります。
「ダンダダン」綾瀬星子のプロフィール
引用元：林士平
基本プロフィール
綾瀬星子は主人公の一人・綾瀬桃（以下、モモ）の祖母。
とても高校生の孫がいるとは思えないほど若々しい見た目をした年齢不詳の美魔女です。
その盛りに盛った髪型は「昇天ペガサスMIX盛り」と並と評されるほどのメガ盛り（そのものではないのは花飾りが欠けているから）。
スタイルも抜群で、老女要素は愛用している腹巻のみ。
ちなみに志村けんの大ファンで、彼を日本の宝だと絶賛しています。
一流の霊媒師であり、神社を自宅として使用。
妖怪や悪霊の対処に詳しく、除霊や封印などもお手のもので、作中ではモモやオカルンたちの頼れるお助けキャラとして活躍しています。
なお、一般には素顔を隠し「ドドリア三太」という芸名でTVに出演するエセ霊媒師として認知されています。
物語の制限付きお助けキャラ
星子の具体的な能力については後述しますが、彼女はプロの霊媒師だけあって非常に知識も経験も豊富。
除霊や封印などもお手のもので、オカルト事案に巻き込まれたモモやオカルンたちを的確にサポートしてくれます。
一方で、星子の能力には制限もあって実際に荒事の矢面に立つことは少なめ。
彼女にとって可能な範囲では手助けしてくれますが、必要とあらばモモたちを危険な場所に送り込むスパルタな一面もあります。
「ダンダダン」綾瀬星子の人間関係
両親をなくしたモモを引き取り、女手一つで育てる
綾瀬星子は女手一つで孫のモモを育てました。
モモの両親については今のところ作中で詳しく語られておらず、恐らく亡くなっているのだろうなということしか分かっていません。
そのため星子が本当にモモの血縁上の祖母であるのかは怪しいところです。
確かなことは、両親がいないモモを星子が引き取って育てたことと、彼女らが互いに家族として思い合っていること。
そして星子がモモに「おまじない」という名目で修業を積ませていたことだけです。
その「おまじない」のせいでモモは周囲から馬鹿にされ、一時は星子とも険悪になったことがありましたが、それでも星子にはそうさせなければならない理由があったということ。
実際にモモはセルポ星人の一件が切っ掛けで強力な超能力に目覚めており、その辺りにモモに両親がいない理由、星子がモモを引き取った理由が関係していそうです。
ジジとアイラには甘い
基本的に星子はストレートな煽てに弱い人物です。
特に裏表のない「美人」という賞賛には弱く、ジジやアイラのように心から自分を褒めてくる相手にはダダ甘。
ある意味、孫であるモモ以上に優しく接しています。
ターボババアとは良いコンビ
以外と仲が良いのが、招き猫に封印されたターボババア。
元がババア同士でフィーリングが合うのか、それとも意外とかわいいターボババアに庇護欲をそそられているのか、コミックスのおまけページなどでは、星子とターボババアの心温まるエピソードが描かれています。
個人的には卵料理のエピソードがほっこりして良いですね。
「ダンダダン」綾瀬星子の能力
綾瀬星子は一流の霊媒師であり、お札などを使って結界を張ったり除霊をしたり、悪霊の力を封印したりと霊媒師っぽいことは大抵できます。
「ドドリア三太」としてTV出演した際には、共演したアイドルの年齢詐称や妻子持ちであることなどを暴いていました。
一方で星子の力の大部分は土地神の力を借りたものであり、彼女が拠点とする神越市の外では十全に力を発揮できないという弱点もあります（時間をかければ外の土地神の力を借りることもできる）。
ちなみに彼女が使うお札に書かれている「元三大師」とは、平安時代の天台宗の最高僧「良源」のこと。
魔除けのご利益がある「厄除け大師」としても知られる人物です。
「ダンダダン」綾瀬星子は何故UFOなどは信じない？
星子は霊媒師であり、当然に霊や妖怪の存在は信じていますが、UFOや宇宙人、UMAなどのコズミック的なオカルトは一切信じていません。
これは当初のモモも同じ考えでしたが、モモは実際に宇宙人を見て以降は方針を転換。
しかし星子は宇宙人を見ても一切考えを曲げようとせず、霊媒師だからで片づけるには少し行き過ぎています。
また「ダンダダン」の世界では宇宙人と妖怪が普通に接点を持っており、霊媒師が宇宙人を認知していないというのはむしろ不自然。
星子が敢えて宇宙人を無視しているような印象さえあります。
それはまるでモモをそうした存在から遠ざけようとしているかのよう。
星子の態度はモモがセルポ星人の念力が切っ掛けで超能力に目覚めたことや、モモの超能力が封印された状態であることなどとも何か関係があるのかもしれません。
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