「弱虫ペダル」鳴子章吉~”浪速の天才スピードマン”、オールラウンダー転向の理由、目が見えない、あだ名、声優など~

 今回はアニメ化、実写化もされた大人気漫画「弱虫ペダル」から、人情にあつい浪速の天才スピードマン「鳴子 章吉(なるこ しょうきち)」について解説します。

 鳴子は派手好きで目立ちたがり屋な総北の賑やかし担当。

 しかしただ騒がしいだけでなく、非常に仲間想いでロードレースにはストイックな熱くカッコいい少年でもあります。

 今回はそんな鳴子の人間関係やオールラウンダーに転向の切っ掛けとなった御堂筋との因縁、目が見えなくなるまで仲間を引くIHでの活躍を中心に、彼の魅力について深掘りしていこうと思います。

「弱虫ペダル」鳴子章吉ってどんな奴?

基本プロフィール(誕生日、身長、声優、自転車)、あだ名呼び

所属千葉総北高校
身長165cm
体重56kg
誕生日8月28日
タイプスプリンター → オールラウンダー
愛車PINARELLO(赤いカラーリング)
声優福島潤

 鳴子は主人公の小野田坂道と同じ千葉総北高校の1年生(物語開始時)。

 「浪速のスピードマン」の異名を持つ関西では有名なスプリンターで、親の転勤で大阪から千葉に引っ越し、総北高校に入学しました。

 外見はツンツンの赤髪が特徴の小柄な少年で、身の回りのものは基本赤色という非常に派手好きな性格をしています。

 スプリンターになったのも「速いのが一番目立つ」という単純な理由から。

 お祭り好きで騒がしいコテコテの関西人で、非常に仲間想いの人情家。

 秋葉原で主人公の小野田坂道と出会い、その自転車の才能を見抜いて自転車競技部に入ることを勧めました。

 ちなみに、ゲン担ぎか何なのか入部するなら大安吉日と、坂道を誘った時点では鳴子本人も自転車競技部に入っていませんでした。

 人のことをあだ名で呼ぶ癖があり、同級生の今泉のことは「スカシ」、先輩の田所は「オッサン」、手嶋は「パーマ先輩」、箱学の泉田は「マツゲ君」など、好き勝手呼んでいます。

 ただし、巻島に関しては彼が証拠隠滅のためだけに部室の壁を破壊したというエピソードからヤバイ先輩だと認識しており、決してあだ名で呼ぶことはありません。

スプリンターだが登りを克服し、2年目はオールラウンダーに転向

 元々、鳴子のポジションは平坦が得意なスプリンター

 スプリンターというと作中では大柄なパワータイプが多いですが、鳴子は小柄ながら全国区の選手たちに引けを取らないスピードの持ち主です。

 反面、登りは非常に苦手としており、1年生のウェルカムレースではそれがアダとなって今泉に敗北しています。

 しかしその後、田所に上手くのせられ苦手な登りを克服し、その軽い体格とスプリンターとしてのセンスを活かして1年目のインターハイではアームストロングクライムなる独自の走法を身に着け、登りでも大いに活躍しました。

 3年生引退後はチーム層の薄さを懸念した今泉からオールラウンダーに転向することを勧められ、一旦はそれを拒否しましたが、後述する御堂筋との因縁からオールラウンダーへと転向しています。

 2年目のIHでは御堂筋に勝ってスプリンターとしての自分を取り戻すと言っており……結局直接対決では勝ててないからまだスプリンターのまま?


「弱虫ペダル」鳴子章吉の人間関係

チームメイト、小野田坂道と今泉俊輔

 同級生の坂道、今泉は、鳴子にとって互いに絶大な信頼を置くチームメイトです。

 坂道は元々自転車競技に関しては素人だったということもあり、鳴子は坂道に対して色々とアドバイスをし、親身になって対応しています。

 素直に鳴子を尊敬する坂道と、承認欲求高めの鳴子の相性は抜群だったようですね。

 一方、今泉は鳴子と実力が拮抗しており、入部当初からバチバチと火花を散らすライバル関係。

 騒がしい鳴子とクールな今泉とでは性格も水と油でしばしばケンカとなっていますが、坂道が良い潤滑剤となって2人を取り持っています。

ライバルであり目標、田所迅

 2歳上の先輩、田所迅は鳴子にとってスプリンターとしてのライバルであり、同時に尊敬すべき目標でもありました。

 鳴子は入部時点でスプリンターとして格上だった田所を超えようと張り合い続け、田所も最後までそんな鳴子の壁であり続けます。

 互いに憎まれ口を叩いてばかりの関係でしたが、言葉ではなく互いを走りで認め合う関係だったのでしょうね。

御堂筋翔とオールラウンダー転向の理由

 京都伏見の御堂筋は鳴子にとっても因縁深い相手です。

 今泉からオールラウンダー転向を勧められ、一度はそれを拒否した鳴子ですが、その迷いを振り切るために故郷である大阪へと向かいます。

 そこで出会ったのが御堂筋。

 鳴子は御堂筋から何か大切なものを賭けて勝負しようと持ち掛けられ、鳴子は「負ければスプリンターを辞める」、御堂筋は「負ければ次のIHで総北をサポートする」と宣言し、スプリント勝負が始まります。

 結果、勝利したのは御堂筋。

 これにより鳴子はスプリンターを辞めてオールラウンダーへと転向することになりました。


「弱虫ペダル」鳴子章吉の作中での活躍と名言

IH1年目はアームストロング・クライム、苦手な山で仲間を引く(目が見えない)

 IH1年目は初日のスプリントリザルト勝負を田所にとられ、2日目もいい所がなかった鳴子。

 鳴子の最大の活躍は3日目、しかも苦手な山岳ゾーンに入ってからでした。

 先頭の箱根学園に大きく差をつけられ、絶望的な状況。

 スプリンターの鳴子は普通ならもう足手まといにしかならない場面でしたが、そこから総北を引いて強烈な追い上げを見せます。

「見さらせ、こいつが鳴子商店自社開発」
「アームストロングクライムや!」

 アームストロンスクライム。
 サドルの先端に座った状態で、腕の左右の振りを推進力にするスプリントの技術をクライミングに活かした独自の走法により、鳴子は苦手な登りで爆発的な加速を見せます。

 しかしその代償は大きく、酸欠で途中からまともに目が見えなくなってしまうことに。

 それでも鳴子は仲間を引き続け、ついには箱根学園に追い付きます。

「けど、ゴールくらいはこの目で見てみたかったな」

 全てを仲間に託し、意識を失い倒れ込みながら。

IH2年目はサドルを外して軽量化、皆を引いて御堂筋に追い付く(やはり目が見えない)

 IH2年目。
 初日はゴールリザルトを箱根学園に奪われ御堂筋と同着2位、2日目は御堂筋を献身的にマークした鳴子。

 そして例のごとく3日目は前を行く京都伏見と絶望的な差がついていました。

 仲間たちが脱落していき、残ったのは坂道、今泉、鳴子の3人だけ。

 そこでサドルを捨てて自転車を軽量化し、決死の鬼引きでチームを先頭の京都伏見に追い付いたのが鳴子です。

 しかし去年と同様、鳴子の意識は朦朧とし、もはや目がみえない状態。

「追いついた……か?」
「スカシ……なァ、スカシ、その、はずや」
「気配するから並んどるやろ……御堂筋に」

「ああ。追いついてるよちゃんと」
「よくやってくれた、感謝する」(今泉)

 力尽き、倒れ込む鳴子。

 それに敢えて視線も向けず、前を見て走り続ける今泉と坂道。

 互いの信頼、想いをが良く伝わってくる熱いシーンでした。



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