「弱虫ペダル」鏑木一差~イキリでウザイ、でも無邪気でかわいいアホの子、神様のビンセンとその活躍(名言)、声優など~

 今回はアニメ化、実写化もされた大人気漫画「弱虫ペダル」から、千葉総北の次代を背負うアホの子「鏑木 一差(かぶらぎ いっさ)」について解説します。

 鏑木一差は主人公・小野田坂道らの後輩。

 典型的な自信過剰でうるさいアホの子であり、先輩の今泉たちからは「イキリ」と呼ばれ、読者からはウザイとツッコまれる、好き嫌いがはっきり別れるタイプのキャラクターですね。

 今回は彼を導いた親友・段竹や神様・青八木との関係や、作中での活躍や名言を中心に、鏑木一差という少年の魅力を探ってみようと思います。

「弱虫ペダル」鏑木一差ってどんな奴?

基本プロフィール(誕生日、身長、声優、自転車)

所属千葉総北高校
身長173cm
体重62kg
誕生日1月15日
タイプスプリンター(自称オールラウンダー)
愛車FELT(白)
声優下野紘(幼少期:伊達朱里紗)

 鏑木一差は主人公の小野田坂道が通う千葉総北高校の一つ年下の後輩で、物語2年目から登場したキャラクターです。

 外見は茶髪をセンター分けにした吊り目の少年。

 中学時代から社会人のレースチーム「SS」に所属して大人たちとしのぎを削ってきた経験者で、自転車競技部にも「オレ様が入って強くしてやろう」と上から目線で飛び込んできます。

 良く言えば素直で向上心が強い競技向きの性格ですが、悪く言えば生意気で協調性に難有り。

 それで結果を出せればまだ良かったのですが、頭が悪くメンタルが脆いこともあって、作中ではたいてい空回りしています。

 小野田にだけは無条件に尊敬の念を向けており、今泉鳴子といった他の先輩の言葉は無視しても、小野田の言うことには素直に従っていました。

オールラウンダーを自称する生粋のスプリンター(本人自覚無し)

 鏑木本人はオールラウンダーを自称していますが、本人の脚質は完全なスプリンターです。

 周囲もメンバーも鏑木がスプリンターであることを何度も指摘していますが、これに関しては決して認めようとしませんね。

 まあ多分、ゴール争いができるオールラウンダー(=エース)の方がカッコいいので、自分はきっとオールラウンダーに違いないとか、そういう理由なんでしょう。

 箱根学園の新開悠人も脚質はスプリンターなのに、を理由にクライマーとなっていますから、そういうお年頃なんですかね(まあ、あっちはちゃんとクライマーとして結果を出してますけど)。

 今のところ他のスプリンターたちのように独自のスプリントスタイルがあるわけではなく、スプリンターとしての資質のみで走っている印象。

 言い換えれば非常に伸びしろがあるということでもありますが……


「弱虫ペダル」鏑木一差の人間関係

親友にして保護者・段竹竜包

 同じ総北高校の1年、段竹竜包とは幼馴染であり相棒。

 情熱的な鏑木に対し冷静な段竹は正反対の性格ですが、段竹は精神的に脆いところのある鏑木の保護者役として彼を支えてきました。

 二人は幼い頃からずっと一緒に走り続けており、鏑木にとって段竹の存在は空気のように当然で必要不可欠な存在。

 そのため、IH前の合宿で段竹と別々に走ることを命じられた時は、鏑木はあっという間に調子を崩してボロボロになっていました。

 しかしそんな不調も、段竹が声をかけると……

「お前は4兄弟の末っ子で自由気まま」
「心の底から欲しいと望めば」
「獲得の手段は選ばない」

「才能があるんだよ」

 煽てられて一瞬で調子を取り戻す鏑木。

 単純という才能、いや鏑木専属メンタルトレーナー・段竹竜包の面目躍如といったところでしょうか。

神様のビンセン・青八木一

 鏑木一差は先輩・青八木一によってスプリンターとしての才能を見出されます。

 しかし生意気な鏑木は青八木の言葉を一切聞かず、頑なに自分はオールラウンダーだと譲りません。

 そんな時、青八木はオレンジビーナ(ジュース)と一緒に伸び悩む鏑木にアドバイスを描いたメモを置いていたのですが、そのアドバイスに従った鏑木はタイムを短縮。

 これは「オレンジビーナの神様」がくれた「神様のビンセン」だと、そのメモをくれた存在をあがめる様になります。

 メモに書いてあることはよく聞くと鏑木の生態を把握した青八木は、自分がメモの送り主であることを隠し(というか説明することを諦め)、メモを通じて鏑木を指導し、指示を下していくことになるのです。


「弱虫ペダル」鏑木一差の活躍と名言

ウェルカムレース、千葉県予選では思い通りにはいかないものの勝利を掴む

 自分が総北高校を強くしてやるとイキって登場した鏑木は、IH6人目のメンバーを決める1年生ウェルカムレースに際し、キャプテンの手嶋にある条件を申し出ます。

 それは、自分と段竹が1位2位でゴールしたら、二人をIHメンバーに加えて欲しいというもの。

 レギュラー5人が出ないレースで勝てば、レギュラーを押しのけてIHに出場させてくれということですから、正直かなり勘違いした申し出ですよね。

 それを何故か認める手嶋。

 意気揚々とレースに挑む鏑木でしたが、格下と見下していた2年の杉元に追い詰められ、辛うじて自分は1位をとるものの、段竹とのワンツーフィニッシュはなりませんでした。

 この結果、そしてレース後の杉元の振る舞いを見て、鏑木は杉元にリスペクトを抱くようになります。

 

 その後、レギュラーとなって初めて挑むIH千葉県予選。

 そこで鏑木は自分がエースとして走りたいと言い出します。

 それを認められエースとして初陣に挑むも、なんとスタート直後にタイヤがパンク。

 他のメンバーも鏑木の再スタートを待って止まっており、周回遅れで敗北寸前にまで追い込まれてしまいます。

 絶望的な状況に思われた千葉総北でしたが、タイヤ交換を終えた総北は、先輩たちの凄まじい走りとアシストもあって差を一気に詰め、最終的に鏑木が1位でゴールテープを切ることに。

 ただしその代償として、調子に乗った鏑木は今泉たちから「イキリ」と命名されてしまいました。

IHでは2日目大きく足を引っ張るが、最終日にはメンバーを山まで運びきる

 IH本番、前半の鏑木は正直なところあまりいいとこなしでした。

 初日は青八木と共に箱根学園・銅橋とのスプリント勝負に挑む鏑木。

 勝負前は自分はオールラウンダーだとぶうぶう言っていましたが、いざスプリントが始まると銅橋との戦いに熱中し、青八木のアシストで銅橋との一騎打ちに。

「燃えてんのかオレ」
「スプリントに」
「『目の前のヤツ』を」
「体が『抜け』つってる」

 結果は銅橋に一歩及ばず僅差での敗北。

 しかし、自分が勝ったと勘違いして銅橋相手に「イキる」様は、実に鏑木らしかったですね。

「マヌケめ」
「気づかなかったのか」
「最後オレ様にさされたことに」

 IH2日目は、初日の疲労が噴き出て列から大きく遅れてしまう鏑木。

 しかもその救出のために青八木が向かうことになり、チーム総北は大きな危機を迎えてしまいます。

 しかし青八木の姿に元気を取り戻し、少しずつ調子を上げていく鏑木。

 そして最後には、「神様」の指示で「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌うように指示され(概ね田所の暴走によるもの)、恥ずかしがりながらも歌の力でチームへの合流を果たしたのでした。

「オレは今ロードレースをやってる」
「ロードレースで闘えないことの方が」
「ずっとかっこわるい!」

 そして3日目。

 鏑木はスプリントライン前でチームを引いて箱根学園の銅橋と再び競り合うことになりますが、チームメイトを引くことを優先して飛び出さず銅橋と同着。

 そのまま力尽きてリタイアすることになります。

 前半はチームの足を引っ張った印象が強かったですが、最終的にしっかりチームのために尽くすことを覚えた鏑木。

 翌年の活躍が楽しみですね。

 



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