今回はSEGA愛あふれる異色の異世界ファンタジー(?)「異世界おじさん」から、たかふみに恋するかわいい幼馴染「藤宮 澄夏(ふじみや すみか)」について解説します。
藤宮さんは主人公の”おじさん”の甥っ子であり、物語の聞き手を担当する”たかふみ”の幼馴染にあたる少女です。
幼い頃からたかふみに好意を抱いており、街で偶然再会した彼を振り向かせようとたかふみたちに接近。
たかふみとともにおじさんの異世界冒険譚を聞くようになりました。
本記事では藤宮さんのプロフィールや過去、たかふみとの関係性を中心に解説してまいります。
「異世界おじさん」藤宮澄夏のプロフィール
基本プロフィール(誕生日、年齢、声優など)
藤宮澄夏は主人公の”おじさん”の甥っ子であり、物語の聞き手を担当する”たかふみ”の幼馴染です。
外見はスタイルの良いメガネ美人。
小学生の時からたかふみに恋心を抱いていました。
初登場時の年齢は19歳でしたが、すぐに誕生日を迎えて20歳になっています(誕生日は6月3日、コミックス2巻12話)。
中学校まではたかふみと同じ学校に通っていたものの、高校以降は一時疎遠になっていました。
大学生になった藤宮さんはたかふみと街で偶然再会、彼を振り向かせようと奮闘する過程で異世界帰りというおじさんの秘密を知ることに。
以降はたかふみへのアタックがてら、たかふみとおじさんの家を定期的に訪問し、おじさんの異世界冒険譚を聞くようになります。
声優は小松未可子さん。
基本はツッコミ役だが、時折暴走して欲望が駄々洩れに
藤宮さんは見た目通り(基本は)真面目な少女で、普段はおじさんとたかふみのツッコミ役に回っています。
おじさんは存在自体がアレですし、たかふみも一家離散を経験した為か倫理観に欠ける思考を持っているため、この二人だけだと時々暴走を止める人間がいなくなるんですよね。
ただ藤宮さん自身も根はかなりヤンチャ。
時折暴走して欲望が駄々洩れとなり、幼い頃の荒い口調が飛び出すこともしばしばです。
年頃のお嬢さんらしくエッチな話になるとテンションが爆上がり。
「身体が火照ってハアハアする毒」が登場した際など、
「たかふみに一服盛るから」
「あの毒くれ」
と笑顔でおじさんに詰め寄り、おじさんをビビらせていました。
「異世界おじさん」藤宮澄夏とたかふみ
たかふみに恋心を抱いた切っ掛け
詳しくは後述しますが、幼い頃の藤宮さんは(ガチで)雄々しい悪ガキでした。
(当然のことながら)周囲は完全に藤宮さんのことを男扱い。
そんな中、藤宮さんは唯一彼女を女の子扱いしてくれたたかふみに恋心をいだくようになります。
(なお、たかふみも最初は藤宮さんのことを男だと思っていたようです)
たかふみは「鈍感系(?)」
しかし一方のたかふみは、藤宮さんのことを完全に友達だと思っており、彼女の気持ちに気づいていません。
藤宮さんに魅力を感じていないわけではなく、どちらかと言えば大切な友達にそんな不純な気持ちを抱いてはいけないと感情を抑え込んでいる印象。
本音の部分ではしっかり藤宮さんに好意を抱いているようです。
そのため変なところで暴走しがちで、藤宮さんの周囲に男の影を感じると猟奇的でヤバ気な本性が顔を出します(”友達として”と言い訳がきくからでしょうね)。
おじさんからは応援されてる
藤宮さんの気持ちはおじさんにはバレバレです。
自分に向けられた好意には鈍感なおじさんですが、他人事だとまた別なんでしょうね。
藤宮さんの気持ちにはあっという間に気づいていました(まあ、普通の人なら気づいて当然なんですが)。
おじさんなりに二人の関係性は微笑ましく思っているようで、(珍しく)年長者らしく彼らを見守り、応援しています(役には立ちませんが)。
というか、恋愛方面では「アスカは実は加地さんが好き」レベルの浅い理解しかできないおじさんにバレる藤宮さんって、どんだけ分かりやすいんだって話ですが。
「異世界おじさん」藤宮澄夏の過去(悪ガキ、小学生~中学生)
これが小学生時代、悪ガキだったころの藤宮さんです。
今の美少女の面影など欠片もない、ブサイクでヤバそうな奴ですよね。
これ、たまたま変な顔をしているわけではなく、これが当時の藤宮さんのデフォルトです。
当時の藤宮さんは体が大きくて腕力も強く、上級生男子も泣かせてしまうようなガキ大将。
口調にも態度にも女子要素は皆無でした。
そりゃ女の子扱いされなくて当然ですよね。
しかしたかふみは、そんな藤宮さんをカッケェと尊敬(一応上は、同級生に絡まれていた たかふみを藤宮さんが颯爽と助けたシーンの顔です)。
他の同級生たちが藤宮さんにビビりまくる中、当時から彼女に友情と信頼を向けていました。
なお、中学生に上がった頃には、どんな生物学的変化が起こったのか、今のような美少女へと変貌を遂げていた藤宮さん。
その数年の間に彼女に何が起こったのか……ある意味、この作品最大の謎ですね。
「異世界おじさん」藤宮澄夏の人間関係
とても小学4年生には見えない弟・千秋
藤宮さんは3人姉弟。
姉と弟がいることが明かされており、弟の千秋くんは実際に作中に登場しています。
千秋くんは現在小学4年生。
とても小学生には見えないほどデカい体つきとヤバい顔つきをしています。
お姉さんと並んで歩いていると、真面目な女子大生を引っ掛ける胸糞ヤリ〇ン野郎にしか見えません。
しかし中身は年齢相応で、むしろ今時小学4年生にしては珍しいほど優しくピュア。
幼い頃にたかふみと遊んでもらったことがあり、今でもたかふみのことを慕っています。
ちなみに趣味はYouTubeでの動画配信。
視聴者を楽しませようと純粋な気持ちで活動しており、おじさんとは時折ネタについて話し合う仲です。
レディコミ大好き沢江さん
沢江さんは藤宮さんの大学の友達です。
見た目は糸目と八重歯が特徴のスレンダーな女性。
藤宮さんとは高校時代からの付き合いで、「ふじみー」「さわ」と呼び合う仲。
基本は常識人なのですが、付き合いが悪くなった藤宮さんがヤバイ連中と付き合っているのではないかと心配し、GPS機能を使って跡をつけるなどちょっぴり倫理観が壊れています。
かなりハードなタイプのレディコミ愛読者で、発想がそちらに引きずられがち。
たかふみや千秋の言動をクズ男系のそれと誤解したり、おじさんのSEGAに対する想いを宗教と勘違い(?)したりと、藤宮さんを心配して暴走しています。
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