今回は「ジャンプ+」で連載中の「ふつうの軽音部」より、軽音部の(元)部長「山添 悟(やまぞえ さとる)」について解説します。
山添悟は主人公の鳩野ちひろの入部当時の軽音部部長。
鳩野以上にモブっぽい見た目の男で決して出番が多いわけではありませんが、要所要所に登場し不思議な存在感を放っています。
文化祭では唯一ソロで「山添悟弾き語り」を披露していた大物。
本記事ではそんな山添悟のプロフィールや登場話、人間関係を中心に解説してまいります。
「ふつうの軽音部」山添悟のプロフィール
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票ー
基本プロフィール
山添悟は主人公の鳩野ちひろが通う谷九高等学校軽音部の二学年上の先輩で、入部当時の部長です(46話で引退し元部長に)。
外見はくせ毛と四白眼(黒目の上下左右に白眼が見えている)が特徴のモブ顔青年。
性格は明るくあっさりしたムードメーカー。
何かとやらかしがちで、初めてのライブでは一曲目でギターの弦が全部切れただけでなく、舌を噛んで血を出してしまった逸話の持ち主。
その後、友人喜田大志のギターを借りて、その弦も切れてしまった時には、前向きな彼も流石に泣いたそうです。
軽音部の(元)部長でムードメーカー
山添悟は軽音部の(元)部長。
モブ顔であまり目立つキャラクターではありませんが、入部説明の仕切りやライブのMCなど、軽音部部長としての役割はしっかり果たしていました。
同じモブ顔とは言え、鳩野と違って特に陰キャというわけではなく、場を盛り上げるのは得意です。
ちなみに部長ではありますが、引退ライブのトリは新田たまきや喜田大志ら「性的カスタマーズ」が務めており、特別演奏が上手いわけではないようです(これは、後任部長の亀屋数志もそうですね)。
「ふつうの軽音部」山添悟とバンド(弾き語り?)
山添悟のバンドについては詳しいことが分かっていません。
ハッキリしているのは担当楽器がギターであるということだけ。
遠目の描写だったので断言はできませんが、引退ライブでは同じ3年の羽柴絵未と南崎唯香(+ドラムの誰か)と組んでギターボーカルを担当していたようです。
更に引退ライブとは別に文化祭ライブでは山添悟個人として「山添悟弾き語り」を実施。
彼の他に個人でライブに出ている者はいませんでしたから、この辺りは流石部長というべきか……?
「ふつうの軽音部」山添悟の人間関係
山添悟は軽音部の3年生とは基本的に良好な関係。
過去回想では軽音部の初ライブの後に皆をカラオケに誘い、「気分上々↑↑」を歌って場を盛り上げていました(周囲の反応からして上手くはなかった模様)。
特に喜田大志とは中学時代から友人だったようで、一緒にライブを見に行く仲。
後輩から特別慕われている描写はありませんが、鷹見が「見る目がある先輩」として新田たまきや喜田大志と共に山添悟の名前を挙げており、部長としてしっかり認められる存在ではあったようです。
「ふつうの軽音部」山添悟の登場話(何話)
初登場はほぼモブ(3話)
山添悟の初登場は3話。
軽音部に仮入部した1年生の説明会を部長として仕切っていました。
ただこの時はモブ顔の青年が淡々と説明していただけで、名前以外の情報がほぼ皆無でしたね。
文化祭では弾き語りとバンドでの引退ライブ?
その後、山添悟の再登場は一気に飛んで35話。
文化祭ライブの初日、11:30から20分の持ち時間で「山添悟弾き語り」をすることが判明し(本人の登場やライブ描写はなし)、そういやこんな奴いた、と読者を驚かせることに。
その後、41話からの引退ライブではオープニングのMCと演奏を担当。
ライブ中の新田たまきと喜田大志らの過去回想にも登場し、ようやくこんな奴だったんだと、引退直前に読者の中でキャラが固まった形です。
引退後も過去編、審査員などで登場
46話で軽音部を引退した山添悟ですが、その後も喜田とセットで行動。
鷹見の過去回想でも中学時代の二人が登場しています。
鷹見に頼まれて「はーとぶれいく」と「protocol.」の勝負の審査員を担当していて、71話ではあっさりとしてはいましたが元部長らしいしっかりした講評をしていました。
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