今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、守護霊使いの霊能者「カシモト」について解説します。
カシモトは綾瀬星子の信頼厚い霊能力者。
守護霊の使い手で、作中では相棒のパヤセと共に星子に協力しています。
元ネタは怪奇ユニット「都市ボーイズ」の岸本誠。
本記事ではそんなカシモトのプロフィールや元ネタ、強さ(能力)や登場回(何話)を中心に解説してまいります。
「ダンダダン」カシモトのプロフィール
引用元:林士平
基本プロフィール
カシモトは綾瀬星子の知り合いの霊能力者です。
外見は目深にかぶった帽子と眼鏡、目の付いた三角マークが描かれたジャケットが特徴の若い男性。
どちらかと言えばダウナー系の冷静な性格の持ち主で、相棒のパヤセに対するツッコミ役を担っています。
星子の信頼厚い守護霊使い
カシモトは相棒のパヤセと共に星子からとても信頼している様子が見て取れます。
孫娘のモモが呪行李の影響で小人になってしまい、どうすれば元に戻せるの分からず困った星子が頼った相手がカシモト。
頼った理由はカシモトが「小さいおじさん(=おじさんの姿をした小さい妖精が見えるという都市伝説)」について調べていたためですが、それとモモのケースとはまた微妙に異なります。
それでも星子はカシモトならひょっとしてと頼り、カシモトはその期待に応え元に戻す方法を即答していました。
ちなみに星子とカシモトの関係性は不明。
カシモトは星子の弟子である満次郎のように好きにパシれる立場というわけでなさそうですが、星子に対して恩義があるようで積極的に手助けしようとする様子が見て取れます。
「ダンダダン」カシモトの強さ(守護霊)
カシモトは守護霊使いです。
作中では「鳳凰丸(アフームザー)」と呼ばれる鳥の姿をした守護霊を呼び出し、その力を腕に纏わせたステゴロスタイルで戦っていました。
「鳳凰丸(アフームザー)」は絶対零度の氷炎を操り、単純に冷気を纏うだけでなく拳を加速させて威力を向上させる効果もあるようです。
カシモト本人もキョンシーに殴り飛ばされても平然としているなどかなりのタフネスを誇り、星子に匹敵する武闘派であることが見て取れます。
ちなみに能力の元ネタはクトゥルフ神話に登場する邪神「アフーム=ザー」。
冷気の炎を纏う旧支配者の一柱で、クトゥグアの子という位置づけです。
「ダンダダン」カシモトとパヤセ
引用元:林士平
カシモトとパヤセは作中でセットで登場しています。
守護霊使いのカシモトに対し、パヤセは呪物コレクター。
戦闘時は呪いを纏い影のような怪人に変身して戦います。
二人の関係性については特に触れられていませんが、その遠慮のないやり取りからかなり親しい模様。
後述する元ネタもあり、読者からはコンビ、相方と認知されています。
「ダンダダン」カシモトの元ネタ「都市ボーイズ」
カシモト、そしてパヤセの元ネタはYouTubeなどで活動するオカルト系ユニット「都市ボーイズ」。
「都市ボーイズ」とは放送作家の岸本誠と早瀬康広からなる二人組で、YouTube以外にもオカルト関連のメディア出演やトークイベントなどの活動を行っています。
元々は放送作家養成所の同期で、養成所卒業後は別々の道に進んだものの、2015年にオカルトをしようとユニットを結成。
作者の龍幸伸先生が二人のファンだったため、この二人を元ネタにカシモト、パヤセが誕生しました。
ちなみにカシモトの元ネタである岸本誠さんは歌舞伎町生まれの歌舞伎町育ちで裏社会に詳しく、雑学にも明るいタイプ。
作中ではファンにしか分からない整体ネタなども登場しています。
「ダンダダン」カシモトの登場話(初登場)
カシモトの登場話は176~179話。
小人になってしまったモモの相談をするため、星子にパヤセと共に肉汁餃子のダンダダンに呼び出される形で登場しました。
作中では星子の相談にサラリと解決策を示す有能ムーブ。
その後襲撃してきたキョンシーの群れと鉄牛を星子、パヤセと共に撃退していました。
特に無敵と思える耐久性を誇る鉄牛に対し、冷気で鉄の肉体を脆くして撃破する戦いは見どころたっぷりでしたね。
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