今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、ブーチューバーになりたい神主「満次郎(まんじろう)」について解説します。
満次郎はジジと邪視のエピソードで登場したツチノコ神社(通称)の神主。
初登場時はただの変人神主かと思いきや、後に星子の弟子であったことが判明し、お助けキャラとして活躍してくれます。
そこそこキャラは濃いものの、周囲のキャラが更に濃いため今一つ影の薄い満次郎。
本記事ではそんな彼のプロフィールや能力、登場回を中心に解説してまいります。
「ダンダダン」満次郎のプロフィール
基本プロフィール
満次郎はジジ(円城寺仁)と邪視のエピソードで登場した、ジジの家がある地域の神社の神主です。
外見は繋がった眉毛と意外に長いまつ毛が特徴の純朴な雰囲気の青年。
基本的に真面目で常識人ではありますが、実家の神社がサッパリ儲かっていないらしく、ことあるごとに神主を辞めてブーチューバーになりたいと発言しています。
実は星子の弟子だった神主
初登場時はただの地元の伝承を解説してくれる神主かと思われた満次郎でしたが、実は彼は綾瀬星子の弟子であり、星子たちと共にオカルンやモモのピンチに駆けつけ、お助けキャラとして活躍してくれます。
師匠である星子には頭が上がらないらしく、星子から「若いの三人(モモ、オカルン、ジジ)そっち行くから注意して見張っとけ」と雑な命令を一方的にされたり、いいように使われていました。
正式な神主であるためか、霊能関係者との伝手は星子以上にあるようで、その意味でも非常に便利な存在。
星子に言われるがままではなく、邪視が暴走した時には乗り気でない星子を押し切って除霊しようとしたり、しっかり自分の考えも持っています。
「ダンダダン」満次郎の能力(強さ)
満次郎は本物の霊能力を持った神主です。
その実力は邪視やターボババアのようなトップクラスの妖怪と一対一でやり合えるほどではありませんが、霊能者の中では十分上澄みに入るものと思われます。
戦闘スタイルは体術メインのステゴロ。
作中では華麗に飛び蹴りで登場したり、「大雪山落とし」なる足払いで邪視の体勢を崩したり、足技が得意なようです。
神主らしく封印やお祓いなどもできるようで、邪視戦では星子の指示で「吐普加美依身多女(とおかみえみため)」の祝詞を唱え、太郎(人体模型)の中に邪視を封印していました。
ちなみに「吐普加美依身多女(とおかみえみため)」とは神様を拝む時に使われる言葉で、はっきりした意味は分かっていませんが神社本庁の解説では「神さまの御心があきらかになりますように」という意味ではとされています。
「ダンダダン」満次郎とツチノコ神社
満次郎は地元で「ツチノコ神社」と呼ばれている神社の神主です。
ただ神社の正式名称は「大蛇神神社」でツチノコは全く関係がなく、「ツチノコ神社」というのは満次郎の父親がツチノコって言った方が観光客が来るからと適当に言い出した者のようです。
「大蛇神神社」は地元に伝わる大蛇信仰を伝える神社で、地元では火山に住む大蛇が腹を空かせると火山が噴火すると考えられており、そのために何人もの子供が生贄に捧げられてきました。
「大蛇神神社」はそうした恐怖に駆られた人間の過ちを伝える神社であり、満次郎は神社を訪れた人たちに、二度とそんな過ちが繰り返されないようその伝説を話しています。
ちなみに伝説の大蛇の正体はモンゴリアンデスワームというUMAであり、生贄は火山の噴火を防ぐためではなく、地元を支配していた鬼頭家(=地底人)がモンゴリアンデスワームを育てるために行っていたことでした。
「ダンダダン」満次郎はブーチューバーになりたい
満次郎は実家の神社が儲からないせいか「ブーチューバーになりたい」とことあるごとに発言しています。
初登場時は三角倒立のブーチューバーになりたかったらしく、神社の境内で三角倒立を行っていました。
ただモモからブーチューブで大蛇伝説の話をすればいいのでは、と提案されるとハッとしており、特に三角倒立にこだわりはなかった模様。
邪視編のラストでは何がどう転んだのか「ねぶくろ系ブーチューバー」になると発言していましたので、多分今後も何系を目指すのかは変わり続けるものと思われます。
「ダンダダン」満次郎の登場回(何話)
満次郎の初登場は35話の「ツチノコはどこ」。
ツチノコ神社を訪れたモモに地元の大蛇伝説について解説する変な神主として登場しました。
その後46話でモモのピンチに再登場し、モモたちと共に鬼頭家や邪視と対決。
人体模型の中に邪視を封印するなど活躍します。
その後は師匠である星子と共に綾瀬家に向かい、ジジの中に宿った邪視の対処に協力。
最終的に邪視はジジの中で共生することとなったため、その怨念の元となった「邪視のブリーフ」を神社に保管し封印する役割を担って去って行きました。
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