今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、主人公の一人「綾瀬 桃(あやせ もも)」について解説します。
綾瀬桃は宇宙人に襲われたことが切っ掛けで念力に目覚めた超能力少女。
作中ではオカルト絡みのトラブルに巻き込まれ、もう一人の主人公・根暗オタク少年のオカルンと共に宇宙人や幽霊と激闘を繰り広げていきます。
見た目はギャル系ですが、情に厚くて意外と純情。
本記事ではそんな綾瀬桃のプロフィールや超能力、人間関係を中心にその魅力を深掘りしてまいります。
「ダンダダン」綾瀬桃(モモ)のプロフィール
基本プロフィール(声優など)
綾瀬桃(モモ)は本作の主人公の一人。
宇宙人に襲われたことが切っ掛けで念力に目覚めてしまった超能力少女です(詳細は後述)。
見た目は端正な顔立ちをした美少女で、さほど派手ではないもののギャル系。
喧嘩っ早くすぐ手が出るタイプですが、情に厚くて意外と純情な性格をしています。
理想の男性のタイプは俳優の高倉健で、いつか高倉健のような男性と出会った時のためにと律儀に貞操を堅守。
作中ではオカルト絡みのトラブルに巻き込まれ、もう一人の主人公・オカルン(本名:高倉健)と共に妖怪や宇宙人たちと激闘を繰り広げていくことになります。
声優は若山詩音さんが担当。
祖母のおまじないを周囲にからかわれた過去
綾瀬桃は両親が不在で祖母の星子と二人暮らし。
モモは幼い頃、霊媒師である星子からある”おまじない”(「氣」の修行)をさせられていたのですが、その様子を周囲の子供たちにからかわれたことでショックを受け、つい最近まで祖母と口をきいていませんでした。
しかし実際の彼女はかなりのお婆ちゃん子。
ショックを受けたのは周囲に自分がからかわれたからではなく、大好きな祖母を馬鹿にされたからだと気づいてからは星子と和解しています。
そのためモモはオカルトに遭遇する前からずっと祖母が霊媒師であり、幽霊がいることを信じていました。
逆に”おまじない”の様子を「宇宙人と交信」とからかわれた経験からか、宇宙人に関しては全く信じていません。
「ダンダダン」綾瀬桃(モモ)の超能力
セルポ星人の念力で超能力に目覚める
綾瀬桃は廃病院でセルポ星人を名乗る宇宙人に襲われたことが切っ掛けで超能力に目覚めました。
セルポ星人は現在雄しかおらず、クローン技術によって個体を増やしている種族。
彼らは生殖機能を取り戻すため、モモと性交した上で子宮などを摘出しようとしていました。
しかしその準備のため、念力でモモの脳波を刺激しムラムラさせようとしたところ、その刺激でチャクラが開き、モモは超能力に覚醒(”おまじない”の影響もあったんでしょうね)。
モモの超能力は念力の一種で「なんでも掴める力」。
オカルンに憑りついたターボババアを炎としてイメージし、それを握ることで呪いを抑え込むなど非常に応用の効く能力となっています。
本来の力は封印されている
現在の綾瀬桃の力は完全ではありません。
というのも、超能力に目覚めた瞬間のモモは全能感に満ちた無敵状態でした。
しかし無敵状態は一瞬のことで、現在その能力は大幅に制限されています。
祖母の星子曰く、
「多分それがモモの」
「本来の力なんだろ」
「何でかその力は」
「封印されてるみてぇだかよ」
恐らく目覚めた瞬間は衝撃でチャクラが完全に開いていたものの、現在は一部を残して閉じてしまった、ということなのでしょう。
使いこなすためには修行で少しずつ力を解放していかなければならない、ということですが……作品的にあまり大幅なパワーアップとかはなさそうなので、ピンチで瞬間的に覚醒、みたいな展開になりそうですね。
「ダンダダン」綾瀬桃(モモ)の恋模様
”高倉健”のファンでクソ男に捕まる
綾瀬桃の男のタイプは俳優の高倉健。
しかし現代社会において高倉健のような硬派な男は既に絶滅しており、モモは妥協を余儀なくされています。
そんな彼女が付き合っていたのは金とヤルことしか興味のない男。
顔だけは高倉健に似ていましたが、中身はまるで正反対のクズ男です。
そんな男とモモが上手くいくはずもなく、モモが金も身体も拒否していた結果、第1話の冒頭で破局しています。
初恋相手は陽気なイケメン・ジジ
そんなモモの初恋相手は、実は高倉健とは全く正反対の陽気なおバカ系イケメンのジジ(円城寺仁)。
ジジはモモの幼馴染で、幼い頃は互いに好意を寄せていましたが、ジジがモモの”おまじない”を馬鹿にしたことが切っ掛けで疎遠になっていました。
今でもジジはモモに好意を持っていますが、モモの方は異性としてのジジには完全に愛想を尽かしている状態。
作中では特に触れられていませんでしたが、モモが高倉健のような硬派な男を好むようになったのは、ジジとのことがあった反動かもしれませんね。
徐々にオカルンに惹かれていくが……
モモは物語が進むにつれ、もう一人の主人公・オカルンに惹かれていきます。
オカルンに興味を持った切っ掛けは、彼の本名が「高倉健」であり、一人称が「ジブン」など、憧れ俳優と共通点が多かったこと。
当初は「高倉健」という名前にも赤面してしまい、モモは彼を「オカルン」というあだ名で呼ぶようになりました。
ターボババアとの戦いを共に潜り抜けて以降は、「高倉健」とは関係なく「オカルン」に好意を持つようになったモモ。
当初その好意は友人としてのものでしたが、現在は完全に異性へのそれに変わっています。
オカルンの方もモモに対して好意を抱いていることは間違いないのですが、オカルンが自分の感情に鈍感なため、中々関係は進展していません。
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