今回は荒川弘先生が少年ガンガンで連載中のダークファンタジー「黄泉のツガイ」から、黒谷フユキのツガイ「閻魔帳(ブラックリスト)」について解説します。
閻魔帳(ブラックリスト)はツガイから主の情報を読み取る能力を持ったツガイ。
戦闘能力は皆無ですが、作中では物語の重要ギミックの一つとして存在感を発揮しています。
本記事ではそんな「閻魔帳(ブラックリスト)」の概要や能力、主や登場話を中心に解説してまいります。
目次
「黄泉のツガイ」閻魔帳のプロフィール
基本プロフィール
「閻魔帳(ブラックリスト)」は影森家に仕えるツガイ使い黒谷フユキが契約しているツガイです。
個体名は掌に目のある三本指の腕の「エンブレイス」と不気味な顔のある帳面の「ウィスパー」。
エンブレイスは喋ることが出来ないようですが、ウィスパーは非常におしゃべり。
制止しないと後述の能力で抜き出した個人情報をベラベラ垂れ流しにしてしまいます。
主は黒谷フユキ
閻魔帳(ブラックリスト)の主・黒谷フユキは影森家に仕える黒谷四姉弟の長男です。
黒谷四姉弟は影森家が運営する乳児院の前に捨てられていた血の繋がらない義理の姉弟。
全員がツガイ使いで、長女のナツキ、長男のフユキは当主の影森ゴンゾウの、次男のハルオと三男のアキオは当主の三男、影森ジンの側近として働いています。
ナツキとフユキは互いにため口で話していてどちらが年上かは明言されていませんが、作中描写ではよくナツキが先頭を歩いているため、ナツキの方が上ではと推察されています。
閻魔帳(ブラックリスト)は影森家でも特に重要度の高いツガイの一つで、それを託されているフユキは影森ゴンゾウからかなりの信頼を置かれていることが窺えます。
「黄泉のツガイ」閻魔帳の能力
個人情報無視な能力
閻魔帳(ブラックリスト)の能力は極めて特殊で、情報収集に特化しています。
その能力はエンブレイスがツガイに触れることでそのツガイとその歴代主人の情報を抜き出し、帳面になっているウィスパーにそれが記載されるというもの。
ツガイ使い限定ですが、相手の意思を無視して情報を抜くことが出来るのですから情報戦では恐ろしく強いですよね。
各勢力もこの閻魔帳(ブラックリスト)とその情報を狙っており、新郷ハヤトなどは主のフユキの首とセットでこの閻魔帳(ブラックリスト)に一億の賞金を懸けていました。
一方、ツガイの戦闘能力は皆無であり、それを補うために主のフユキは見た目からは想像できないほどの武闘派となっています。
「解」と「百鬼夜行」のコンボ
この閻魔帳(ブラックリスト)が最も活きるのが、アサの「解」と影森ゴンゾウの「百鬼夜行」との組み合わせです。
閻魔帳(ブラックリスト)本体は戦闘能力がないため、敵対するツガイ使いから情報を抜くのは中々至難の業。
ただし、万物を解くアサの「解」によりツガイとの契約を解き、野良になったツガイを影森ゴンゾウが「百鬼夜行」の力で契約し従えてしまえば、閻魔帳(ブラックリスト)は安全に敵の情報を抜くことができます。
このコンボは作中でも最悪の組み合わせとして紹介されていました。
「黄泉のツガイ」閻魔帳の登場話
初登場は襲撃者の尋問シーン
閻魔帳(ブラックリスト)の初登場は原作12話。
影森家を襲撃し、捕まったツガイ使いの立川マコトと羽村ケンイチ、この二人の尋問シーンが閻魔帳(ブラックリスト)の初登場でした。
当初は普通に話を聞いていたものの、話が噛み合わなくなったことで二人が嘘を吐いているのではないかと、確認のために閻魔帳(ブラックリスト)が二人の情報を抜き取ります。
住所氏名生年月日に加えて直近の家庭事情や仕事を受けた経緯まで全て一瞬で情報を抜き取っており、情報を抜かれた方はビビりまくり。
結果的に、閻魔帳(ブラックリスト)のおかげで立川マコトと羽村ケンイチは詳しい事情を知らない雇われバイトであることが証明され、命拾いすることになります。
直接能力を使わずとも存在感を発揮
情報戦では非常に強力な閻魔帳(ブラックリスト)は、その後何度も登場しますが、実は直接能力が使われたことはそれほど多くありません。
22話、29話ではその能力の存在が誇示されただけ。
どちらかと言えば「ツガイ使いを倒せば情報を抜き取れる」ストーリーギミックとしての役割が大きいように感じますね。
42、49話では西ノ村のツガイ相手に久方ぶりに能力を使用。
能力が使われることは少なくとも要所要所で存在感を発揮しています。



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