今回は「ジャンプ+」で連載中の大人気作品「SPY✖FAMILY(スパイファミリー)」から、かわいすぎる超能力少女「アーニャ」について解説します。
アーニャは人の心を読める超能力者であり、孤児院で出会ったロイドの正体に興味を抱き、自らロイドに売り込んで養子入りした「わくわく」大好き少女です。
フォージャー家で唯一全ての秘密を知る立場にあり、ある意味で誰より秘密を守るために四苦八苦しているアーニャ。
本記事ではそんなアーニャのプロフィールや過去、学友であるダミアンとの関係を中心にその魅力を深掘りしてまいります。
「スパイファミリー」アーニャのプロフィール
基本プロフィール(年齢、身長、体重、誕生日、声優など)
年齢 | 不明(外見から4~5歳と推測されるが6歳と偽っている) |
身長 | 99.5cm |
体重 | 不明 |
靴のサイズ | 14cm |
誕生日 | 不明 |
職業 | (表)学生/(裏)超能力者 |
所属 | イーデン校(1年3組) |
得意科目 | 古語 |
お気に入りのもの | きめらさん、ぴーなつ、すぱいあにめ、せいふく、ぺんぎんさん、おしろ、ちち(うそつき)、はは(やばん)、べっきー(おじょうさま)、ボンド ほか |
声優 | 種﨑敦美 |
アーニャは人の心が読める超能力少女で、フォージャー家の娘役。
任務のために偽装家族を作り、イーデン校に子供を入学させようとしていたロイドの素性(スパイ)に興味を持ち、自らアピールして彼の養子となりました。
外見はピンク色のフワフワヘアーに大きな丸い目を持つかわいらしい幼女で、頭部にある二本の突起(ツノ?)が特徴です。
性格は好奇心旺盛でわくわくする出来事が大好き。
子供らしく素直で無邪気な振る舞いが目立つ一方、さらりと人の心を読んでカンニングをしようとするなど、腹黒く図太い一面もあります。
好奇心からロイドとヨルを「ちち」と「はは」に選んだアーニャですが、次第に二人のことを本当の家族のように慕っていくようになります。
作中ではフォージャー家で唯一全ての秘密を知る立場にあり、その秘密を守って仮初の家族を維持しようと、ある意味誰より必死に奮闘することに。
感情豊かな顔芸がかわいいと大人気のキャラクターですね。
作者の過去作「煉獄のアーシェ」が大人になったアーニャそっくり?
ファンの間では、作者の遠藤先生が過去に書いた読み切り「煉獄のアーシェ」に登場する「アーシェ」が、大人になったアーニャそっくりだと話題になっています。
アーシェは髪の毛も雰囲気も、その特徴的な頭部の突起も全てアーニャそのまま。
名前もアーシェに由来しており、「煉獄のアーシェ」に登場するアーシェとミーシャを組み合わせてアーシャ、更に「シャ」より「ニャ」の方がかわいいとの理由でアーニャとなったそうです。
性格はまるきり正反対ですが、少なくとも外見のモデルはアーシェなのでしょう。
「煉獄のアーシェ」ではある病気が原因で特別な力を持つアーシェが魔女と呼ばれて迫害されていましたが、見た目だけでなくこのあたりの設定とアーニャの超能力がクロスしても面白そうですね。
「スパイファミリー」アーニャの超能力と過去(正体)
人の心が読める超能力者、その弱点は?
人の心が読めるアーニャですが、その力は決して万能ではありません。
まず第一に能力のオンオフができず、人混みでは膨大な他人の心の声が流れ込んでくるため、人が多いところは得意ではありません。
あまり一度に多くの心を読んでしまうとアーニャにもダメージがあるらしく、作中ではひったくりを探し出そうとして鼻血を流しぐったりする場面も見られました。
また、新月の日には超能力そのものが使えなくなってしまいます。
そもそもアーニャは人の心が読めても、それ以外は何の力もない幼い子供。
超能力で全てが分かっていても、自分で全て解決するというわけにはいかないんですよね。
ちなみに、アーニャの頭部の突起(ツノ)は超能力と何らか関係があるようで、人の心を読むときは時々「バチッ」という効果音を発しています。
組織の実験体として生まれ、逃亡した過去
アーニャはもともとある組織の実験体として生まれ、組織では「被検体007」と呼ばれていました。
組織内では彼女の能力を開発しようと「お勉強」ばかりさせられていたらしく、そんな生活に嫌気が差して組織を逃亡。
以降は色んな施設や里親を転々としていました。
彼女が脱走した組織の詳細は不明ですが、東国の旧政権で行われていたプロジェクト<アップル>という知能の高い生物を生み出そうとする研究と関係しているのでは、とも言われていますね。
そこで生み出された超能力犬・ボンドとは色々と共通点も見られます。
また、アーニャは過去日常的に古語を使っていたようで古語の成績が良く、そこにアーニャ出生に繋がる秘密があるのではとも言われています。
アーニャの本当の両親については今のところ不明です。
ただ、本当の母親のことを「ママ」と呼んで涙を流すシーンもあり、少なくとも母親のことは記憶にある様子。
一方で両親に会いたいと願うこともなく、新しい家族を求めていたことを考えると、彼女の両親は既に亡くなっている可能性が高そうです。
「スパイファミリー」アーニャとダミアンの関係
ダミアン・デズモンドはオペレーション<梟>のターゲット
そもそもアーニャがイーデン校に入学したのは、ロイドが東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触する上で、イーデン校に通うドノバンの子供たちを利用しようとしたからです。
本来ロイドは優秀な成績を収めた特待生とその親が出席できるという懇親会に参加することでドノバンと接触しようとしていました。
しかし正規の教育を受けてこなかったアーニャの成績は芳しくなく、ロイドはアーニャとドノバンの次男を仲良くさせ、そちらからドノバンに接触するサブプランを計画します。
そのターゲットとなるドノバンの次男がダミアン・デズモンド。
とは言えこのダミアンは父親の権力をかさにきる典型的なボンボンで、入学早々アーニャのことを生意気だといじめの標的に選びます。
ロイドの心を読みダミアンが重要人物だと知ったアーニャは、当初はダミアンの横暴な振る舞いを我慢していましたが、そこは元々沸点の低いアーニャ。
ロイドのことを馬鹿にされたアーニャは、あっさりとキレて思い切りダミアンにグーパンチをかましてしまうのでした。
アーニャのかわいさにダミアンもメロメロ?
しかしアーニャに殴られたことがきっかけで彼女に対する見方が変わり、アーニャのことを意識するようになるダミアン。
更に、アーニャがしおらしく泣きながら謝る姿に完全にノックアウトされてしまいます。
「いきなりなぐってごめんなさい」
「アーニャほんとは」
「おまえとなかよくしたいです……!」
プライドの高いダミアンは自分の気持ちを必死に否定しようとしますが、もう内心はアーニャにメロメロです。
ちなみに、アーニャの方はロイドのことがなければ、今のところダミアンには何の興味も持っていません。
涙ながらに謝ったのも、実はその時ダミアンの取り巻き思い浮かべていた悪口がショックだっただけで、(当然ですが)全く反省などしていませんでした。
勘違いが切っ掛けとはいえ結果的にダミアンを虜にしてしまったアーニャ。
幼くとも女は魔性ですね。
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