今回は「ジャンプ+」で連載中の大人気作品「SPY✖FAMILY(スパイファミリー)」から、強くてかわいい奥様兼殺し屋「ヨル」について解説します。
スパイファミリーは互いに秘密を抱えた家族が、仮初の家族を維持するために奮闘するアクションコメディです。
ヨルの正体は国家の裏切り者を粛正する凄腕の殺し屋「いばら姫」。
普段は市役所の事務員として働いていますが、いい歳(27歳)して独身の女は周囲から怪しまれ密告されやすいと聞き、アーニャの母親役を探していたロイドと偽装夫婦となることに。
本記事ではヨルの魅力について、その強さや過去、弟ユーリやロイドとの関係を中心に深掘りしてまいります。
「スパイファミリー」ヨルのプロフィール
基本プロフィール(年齢、身長、体重、誕生日、声優など)
年齢 | 27歳 |
身長 | 170cm |
体重 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
職業 | (表)市役所職員/(裏)殺し屋 |
所属 | ガーデン(東国の暗殺組織) |
得意なもの | 掃除 |
得意料理 | 南部シチュー |
声優 | 早見沙織 |
ヨルは本作のヒロインであり、フォージャー家の妻(母親)役。
表向きは東国バーリント市役所で働く事務員ですが、その正体は売国奴を粛正する「いばら姫」と呼ばれる殺し屋です。
外見は腰まである黒髪と切れ長の瞳が特徴的な美人で、普段はヘアバンドで髪をまとめています。
性格は温厚かつ天然で、突飛な妄想癖が特徴。
弟のユーリを始めとして周囲からは相当おっちょこちょいと認識されているらしく、戸籍上ロイドと1年前に結婚したことも「伝え忘れていた」で納得してもらえたほどです。
また、表向き精神科医ということになっているロイドが、襲ってくる敵のことを「患者」、今の最新の治療法は殴って黙らせる「殴打療法」だと苦しすぎる説明をした際も、素直に納得したどころか反射的に「患者」に蹴撃一閃。
「すみません、素人の私が勝手に治療を……!」
……そうだね、素人の治療は危険だね。
ロイドの妻となった理由は「周囲に怪しまれないため」+「周囲への見栄?」
そんなヨルがロイドの妻となった理由は、最近は密告がブームとなり、スパイや殺し屋が次々捕まるという事態が発生していたため。
特にいい歳(27歳)して独身の女(たくさんの女性を敵に回したぞ!)は怪しまれやすいと聞いたヨルは、周囲からの密告を予防するために結婚相手を探していました。
そんな中、娘のアーニャをイーデン校に入学させるため母親役を探していたロイドと出会い、その人柄に好感を持ったヨルは利害の一致もありそのまま偽装夫婦に。
ちなみにヨルが結婚相手を探していた理由には、密告云々だけでなく、自分を心配する弟を安心させたい(見栄を張りたい)という思いもあったようです。
「スパイファミリー」ヨルはここがかわいい(強い)
天然でドジっ子だけど頑張り屋さん(料理の腕、酒癖)
表向きのヨルは天然でかなりずれたお姉さん。
暗殺者として後始末をこなしてきた経歴から「掃除」だけは得意ですが、その他の家事は苦手で特に料理は壊滅的。
しかし頑張り屋さんのヨルは、後に料理特訓を受け、昔母親が作っていたシチューだけは作れるようになっています。
それ以外の料理は予知能力を持つ超能力犬のボンドが死を予知するほどの危険物ですけど。
一方治らないのは酒癖の悪さで、作中では少量ですぐ前後不覚に陥いり、リミッターが外れて周囲にその被害を振りまいていました。
まあ、料理下手と酒癖の悪さはヒロインの基本ですけどね。
純粋な戦闘能力ではロイド(黄昏)以上、作中最強クラスの実力者
殺し屋「いばら姫」としてのヨルは、恐らく作中最強クラスの実力者です。
仕事の際は釘のようなナイフを使用していますが、素手の格闘技術も超一流。
一流のスパイで高い戦闘能力を持つロイドを、不意を突いたとは言え一撃で昏倒させるほどの戦闘能力を有しています。
身体能力や頑強さも図抜けており、走行中の車を蹴り飛ばすなど、もはや殺し屋という枠に収まらない超人ぶりを見せつけたこともありました。
また毒物への耐性も高く、致死毒を飲んでも多少しんどいぐらいで済んでしまう理不尽さ(そうか、彼女はきっとゾル〇ィック家出身だったんだ)。
とりあえず、強くてきれいなお姉さんは大好きです。
「スパイファミリー」ヨルの人間関係(ユーリ、ロイド)
幼くして両親を亡くし、弟ユーリを養うため殺し屋となった過去
ヨルの詳しい過去は語られていませんが、幼い頃に両親を亡くし、弟のユーリを養うために殺し屋となったことが明らかとなっています。
弟に対するヨルの想いの強さがよく分かるエピソードですね。
そんなヨルに育てられた結果、ユーリもしっかりシスコンをこじらせてしまい、彼女が関わると完全に理性を失ってしまう残念な弟へと成長してしまいました。
既にユーリは自立しており、ヨルが殺し屋となった当初の理由は失われていますが、東国に巣くう売国奴を処理することで結果的に多くの国民の命が救われると信じ、ヨルは今も殺し屋を続けています。
夫ロイドには次第に好意を強めていくが、裏の顔は敵同士
利害の一致から家族となった夫ロイド、そして娘のアーニャですが、一緒に暮らしていくうちにヨルは二人との暮らしを心地よく思うようになっていきます。
時にロイドが結婚相手だったことを喜び、時にロイドに想いを寄せる他の女性が現れた時はやきもきし、本人に自覚はないものの、次第にロイドに恋心を抱いていくことに。
ロイドの方も(ヨル以上に朴念仁ですが)まんざらではなさそうですね。
しかしヨルもロイドも知らないことですが、ヨルは東国に仕える殺し屋で、ロイドは西国から送り込まれてきたスパイ。
二人の裏の顔は互いに相容れない敵同士なのです。
いずれ明らかとなるその事実が二人の関係をどう変えていくのか、今後の展開に要注目ですね。
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