今回は「ジャンプ+」で連載中の大人気作品「SPY✖FAMILY(スパイファミリー)」から、ロイド(黄昏)に恋するクール系美女「夜帷(とばり)」ついて解説します。
夜帷(とばり)はロイド(黄昏)が所属するWISEの女スパイです。
ロイド(黄昏)に対して表向きは後輩として敬意を払いビジネスライクな態度を崩さないものの、その内面は彼との結婚を熱望する恋する乙女。
その圧倒的なギャップ萌えで読者の心を撃ち抜いた夜帷(とばり)の魅力について、ライバル・ヨルとの関係なども交えつつ深掘りしていきたいと思います。
「スパイファミリー」夜帷(とばり)のプロフィール
基本プロフィール(年齢、身長、体重、誕生日、声優など)
年齢 | 不明 |
身長 | 172cm |
体重 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
視力 | 5.0くらい(いつも黄昏を遠くから見つめるため凄く良い) |
職業 | (表)病院事務/(裏)スパイ |
所属 | 西国情報部対東課(通称:WISE) |
声優 | 佐倉綾音 |
夜帷(とばり)はロイド(黄昏)の後輩であり、WISEに所属する女スパイ。
現在はフィオナ・フロストの偽名を使用して、ロイドと同じバーリント総合病院の事務員として東国に潜入しています。
外見は紫がかった銀髪をボブカットにしたクールで鋭い印象の美女で、常にポーカーフェイスを崩しません。
身内であるWISEからも「毒婦・冷血・鉄面皮」、味方の背中も刺しかねない危険人物として気味悪がられていますが、先輩スパイである黄昏への敬意は本物。
……本物どころか、内心では黄昏に対して熱烈な憧れと好意を抱き、彼のお嫁さんになりたいと企む乙女で、作中ではヨルを蹴落として自分がフォージャー夫人になろうと企んだこともあります。
ちなみに、その想いは全く黄昏に伝わっておらず、夜帷(とばり)の想いを知っているのは超能力者であるアーニャだけ。
ただそのアーニャもスパルタ系の母親は断固拒否と、夜帷(とばり)の想いには非協力的です。
スパイとしてはとても優秀、時にダーティーな手段を取ることも
スパイとしての夜帷(とばり)は、一言で言ってとても優秀です。
黄昏の後輩だけあって、身体能力は表の世界のトップアスリートを凌駕し、戦闘能力も一流。
変装や情報収集能力も極めて高く、黄昏に匹敵するスパイと言えるでしょう。
黄昏(とのプライベート)が関わらなければその判断は合理的で誤りがなく、情報屋フランクリンを通じて偽造屋と接触した際など、わざと自分たちの情報を保安局に流してマッチポンプでそれを撃退。
偽造屋に恩を売り、半ば騙すように自分の依頼を受けさせたこともあります。
キレた時の戦闘力は黄昏(ロイド)以上
夜帷(とばり)の普段の戦闘能力は黄昏より一歩劣る程度ですが、彼女は黄昏に何かがあるとキレて脳の安全装置(リミッター)が外れます。
その際の戦闘能力は間違いなく黄昏以上。
反面、実力を超えた力を出した反動で、動く度に腕や足が折れたりボロボロになっていくという欠点も。
結論、彼女の前で黄昏に手を出してはいけない。
「スパイファミリー」夜帷(とばり)とロイド(黄昏)
夜帷(とばり)が黄昏(ロイド)にどうして想いを寄せるようになったのか、その経緯は今のところ不明ですが、ともかく彼女は黄昏に熱烈な好意を抱き、黄昏の夢である東西平和のために邁進しています。
夜帷(とばり)の行動原理には常に黄昏の存在があり、彼女が無表情(ポーカーフェイス)を貫いているのも、かつての黄昏の指導があったからこそ。
「スパイたるものどんな時でも感情を表に出すな」
「イエス先輩。私これから一生無表情(ポーカーフェイス)を崩しません!」
「いやそれはちょっと……」
二人で共同任務に臨むこともあり、黄昏はクールな夜帷(とばり)を常に頼りにしていますが、実際の夜帷(とばり)の内心は常に黄昏の存在に大興奮。
叶う事なら永遠にその任務が続けと不埒なことを考えている、危なっかしい乙女なのです。
「スパイファミリー」夜帷(とばり)とヨル(テニス対決)
夜帷(とばり)にとってヨル・フォージャーは邪魔者です。
夜帷(とばり)としては、黄昏がフォージャー夫人役を探していた際、自分がその役をかって出たかったのですが、ちょうど任務が入っていて泥棒猫(ヨル)にその座を奪われてしまいます
今からでもヨルを追い出してその座を勝ち取ろうとヨルにプレッシャーをかける夜帷(とばり)でしたが、そのことがヨルのロイド(黄昏)に対する仄かな想いを刺激し、藪蛇となってしまったことも。
そしてある日、黄昏との共同任務で(何故か)闇テニスクラブの大会に出場して優勝。
黄昏の役に立てるのは自分だと勢いに乗った夜帷(とばり)は、そのまま(何故か)ヨルにテニス対決を挑みます。
しかし、ヨルの人間離れした腕力から放たれた一撃は、夜帷(とばり)のラケットを粉々に破壊し、彼女はヨルに完膚なきまでの敗北を喫してしまいました(……これはテニスか?)。
泣きながら走り去り、ヨルに勝利すべく山に籠ってスイングスピードの強化に励む夜帷(とばり)は、取り敢えず可愛かったです。
「スパイファミリー」夜帷(とばり)はここがかわいい
彼女の野望:黄昏のお嫁さんになること
夜帷(とばり)の野望(ゆめ)はただ一つ「黄昏のお嫁さんになること」です。
アーニャがその心を読めば、夜帷(とばり)の内面は常にロイドに対する想いで一杯。
つまりは。
「すき」
もっと言うなら。
「すぅきぃーー♡♡♡」
具体的に夜帷(とばり)の夢を描写すると、ハネムーンは定番の南の島。
黄昏が思い描く平和になった世界で、黄昏の隣にいるのは自分。
「昔は大変だったね」とかリビングで語り合ったり、一緒に戦跡巡りをしたり、老後は中立国でのんびり海を眺めて暮らしたり。
時々そんな想いが色んな所からあふれ出しそうになる夜帷(とばり)はとてもかわいいです。
黄昏が絡むと途端に内面がヘッポコに(ただし上っ面は完璧)
普段は冷静で判断を誤らない夜帷(とばり)ですが、黄昏が絡むと途端にその内面は彼のことを全肯定するダメ女へと変貌します。
例えば。
フォージャー家に身を置くことで不要な感情を持ち、諜報員としての鋭さが欠けてしまった黄昏を見ると、夜帷(とばり)の胸は苦しくなります。
「穏やかな先輩も素敵……!」
「ドキドキして苦しい……!」
「好き……!」
「刺したら引っ込む」
「おもちゃのナイフみたいに」
「なってしまったとしても」
「私はお慕い申し続けます」
「いえむしろピョコピョコする先輩」
「何てかわいいのかしら好き♡」
……マジ、パネェ、この女。
しかもこんな妄想を抱きつつも表情がピクリとも動かないとか、ガチすぎる。
というか、このギャップがマジでかわいいです。
どう考えても報われない想いですが、それはそれとしてかわいいので応援します。
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