今回は「ジャンプスクエア」で連載中、アニメ化もされた大人気漫画「怪物事変」より、廃スペックニート吸血鬼「ミハイ・フロレスク」について解説します。
ミハイは隠神探偵事務所に居候する吸血鬼です。
普段は部屋に閉じこもってオンラインゲームしかしていませんが、不老不死で高い知性と身体能力を持つ作中屈指の実力者。
同時に享楽的で愉快犯、自分以外は奴隷かおもちゃとしか思っていない問題児でもあります。
本記事ではミハイのプロフィールに加え、その能力や彼にまつわる話題を語っていこうと思います。
「怪物事変」ミハイのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、体重、声優など)
年齢 | 不明(忘れた) |
誕生日 | 10月17日 |
身長 | 176cm |
体重 | 54kg |
好きなゲーム | MMORPG、F(T)PS、対人格闘ゲーム |
そうでもないゲーム | オフライン(人と繋がらない)ゲーム |
好きなもの | 未体験、ザクロの缶詰、惜しみない賞賛、土下座 |
声優 | 小野大輔 |
ミハイ・フロレスクはルーマニア出身の吸血鬼で、隠神鼓八千の友人。
外見は白髪、赤目の中性的な美貌の持ち主ですが、身なりはだらしなく、隠神から奪ったダボッとしたスウェットを愛用しています。
能力的には極めて有能ですが、ほとんど働くことが無く、自信家で我儘、自分勝手。
機械音痴の隠神に情報通信技術を提供する代わりに隠神探偵事務所に居候し、部屋の中に引きこもってゲーム三昧の日々を送っています。
探偵事務所での勤務歴は3年2か月と長いですが、部屋から出てくることがほとんどなく、織(勤務歴8か月)や晶(勤務歴1年2か月)もミハイの存在を知らなかったと言いますから相当ですね。
厭世的で愉快犯、夏羽や織をおもちゃとして気に入る(名言)
ミハイは元々好奇心旺盛な性格でした。
しかし不老不死の身で様々なことに手を出した結果、全てを学びつくして飽いてしまい、今では厭世的で愉快犯的な性質を持つ厄介な存在へと変貌しています。
初めて夏羽に会った際など、
「今日より貴様を私の給仕係に任命しよう」
と発言し、夏羽が素直なのにつけこんで、常にミハイの後ろに待機してペットボトルの蓋を開け閉めさせるという意味不明な仕事をやらせていたことも。
また、織が怪物に襲われトラウマで動けなくなっているのを画面越しに見た際は、
「この小僧、何かトラウマを抱えているな?」
「冷静で慎重などというのは」
「それを隠すための虚勢だった訳だ」
「これは遊びがいあるぞ!」
と、助けるどころか大喜びしていました。
不老不死のミハイにとって他人の生き死になど既に何の意味も持たず、夏羽たちに手を貸すのも単にそれが面白そうだからでしかないのでしょう。
まあ、有能だからそんな片手間の仕事でも十分助かるわけですが。
「怪物事変」ミハイの能力と強さ(異名)
怪物の中でも高等種族とされる吸血鬼でそのスペックは傑出している
怪物の中でも「鬼」と名の付く種族は食物連鎖の頂点で、怪物の中でも最も強い力を持っているとされています(あくまで大分類での話なので、個体差はあります)。
吸血鬼であるミハイはその筆頭。
華奢な見た目ですが、夏羽を腕相撲で負かすなどかなりの怪力の持ち主です(ただし、夏羽に手首を折られてしまう)。
本人が直接戦ったことは今のところありませんが、隠神やミハイ本人の発言からすると、恐らく作中最強クラスの実力者と考えられます。
そもそも不老不死で、特殊な方法を用いない限り殺せないという時点で十分強いですよね。
不老により全てを極めた廃スペックニートゲーマー、実は料理上手?
ミハイは単純に強いだけでなく、その不老とハイスペックな肉体・頭脳によりあらゆる物事を極めています。
ミハイの多才ぶりは、彼の持つ数々の異名にも表れており、
トランシルヴァニアの死神
軍人時代の異名。
トランシルヴァニアの機械仕掛けの神
機械工時代の異名。
ちなみに「機械仕掛けの神」は演劇の用語なので、機械工の最上級ではない。
トランシルヴァニアの消える弾丸
魔改造ミニ四駆「ミハイマグナム」を生み出した際の異名。
トランシルヴァニアの裁縫箱
晶のぬいぐるみ「にいさん」をAI機能付きで縫い直す。
トランシルヴァニアの美食倶楽部
取り敢えず料理上手。
トランシルヴァニアのピエール・エルメ
洋菓子も作れるよ。
トランシルヴァニアの豊穣神
元農家。
もう何が何だか。
取り敢えず、ミハイクエストの際に織が食べていたミハイの気まぐれ炒飯は美味しそうでした。
「怪物事変」ミハイの性別について
ミハイは中性的な雰囲気の美形で、登場当初はその性別がはっきりとせず、男性説と女性説の両方が囁かれていました。
身長や雰囲気から男性だろうとは思われていましたが、はっきりとした情報が原作では出てこなかったんですね。
ちなみに男性です。
アニメ化され、声優が小野大輔と発表されたことで、ミハイの性別論争は終結していきました。
「怪物事変」ミハイは葛葉(にじさんじ)にそっくり?
ミハイはヴァーチャルライバーグループ「にじさんじ」のライバー、葛葉そっくりだということでも話題になっています。
葛葉とは、
親の甘い蜜を吸い続けるニートのゲーマー吸血鬼、現在は身の回りの世話をしてくれるペットのブタと生活している。見た目にそぐわず我が儘で気まぐれな子供っぽい性格で、すぐ調子に乗る悪い癖がある。おまけにかなり現金でお金に目がない救いようのないヴァンパイア。
(公式設定原文)
吸血鬼、ニート、ゲーマー、我儘と、確かにミハイと共通点が多いですね。
見た目も吸血鬼らしく銀髪赤目の美形でミハイと同属性。
ミハイと違うのは、お金好きで俗っぽく、やや小物っぽい印象が強い点でしょうか。
葛葉も中々素質がありますが、ミハイの域に達するにはあと500年は必要でしょうね(適当)。
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