「ダンまち」ゴジョウノ・輝夜~アストレア・ファミリア副団長にしてリューのライバル、その強さ(レベル)と過去、死亡経緯~

 今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、かつてのリューの好敵手「ゴジョウノ・輝夜」について解説します。

 輝夜はかつて「アストレア・ファミリア」の副団長を務めていた女性冒険者。

 本編開始5年前、敵対していた闇派閥(イヴィルス)の罠にかかり、リューを除く他の団員たちと共に命を落としています。

 見た目は大和撫子ながら中身は非常に毒の強い女性だった輝夜。

 本記事ではそんな彼女のプロフィール(過去)や強さ、リューとの関係などを中心に解説してまいります。

「ダンまち」ゴジョウノ・輝夜のプロフィール

基本プロフィール(年齢・二つ名・声優など)

 ゴジョウノ・輝夜はリュー・リオンらが所属する「アストレア・ファミリア」の副団長を務めていたヒューマンの女性冒険者。

 物語開始5年前に敵対していた闇派閥の罠が切っ掛けで、リューを除く他の団員たちと共に命を落としています。

 享年19歳(静寂のアルフィアらの襲撃があった「大抗争」時点では17歳)。

 外見は長い黒髪が美しい淑やかな大和撫子。

 しかし実際には非常に口が悪く、暑いからと男の前で平気で下着一枚になるなど品に欠けたキツメのお姉さまです。

 神々から与えられた二つ名は「大和竜胆(やまとりんどう)」。

 ちなみに竜胆は漢方にも使われる多年草で、花言葉は「悲しんでるあなたを愛する」「正義」。

 「イヤミグサ」という別名で呼ばれることもあります。

 声優は千本木彩花さんが担当。

貴族に生まれ後ろ暗い仕事に手を染めた過去

 ゴジョウノ・輝夜は極東にある国家系ファミリア「朝廷」の貴族出身の女性です。

 サンジョウノ・春姫と同じ貴族ではありますが、ゴジョウノ家は裏方の家で色々後ろ暗い仕事に手を染めていた模様。

 輝夜も実家ではそうした仕事を行っており、アストレア・ファミリア内ではライラと並んでトップクラスにハードな人生を送っているそうです。

 詳しい経緯は不明ですが、極東の政争を何度も見たと発言しており、それに巻き込まれた末にオラリオに流れ着いたのではと推察されます。

 ちなみに未登場ですが一族の最高傑作と呼ばれた妹がいるそうです。


「ダンまち」ゴジョウノ・輝夜の強さ(レベル)

抜刀術に魔法を組み込んだ魔法剣士

 ゴジョウノ・輝夜は最終的にLV4に到達した第二級冒険者。

 才能豊かで、大森先生からはLV5に到達すれば確実に椿よりは強くなっていたと言われています。

 以下は判明しているLV3時点のステータスです。

<基本アビリティ>
C610
耐久E414
器用S927
敏捷B753
魔力B712
<発展アビリティ>
【夜争:H】【耐異常:I】
<魔法>
【ゴコウ】・魔法と刀術を組み合わせた抜刀術。
・魔力の斬撃を五つ生み出し、包囲した敵に居合を放つ。
【シカイ】???
<スキル>
【殺剣血統(カイナ・ブラッド)】
???
 【一光血閃(サキベニ)】
???

 見ての通り、輝夜は技巧に長けたバランス型の魔法剣士。

 やや耐久が低めですが、これは身のこなしが巧みであまりダメージを受けないからでしょうね。

 武器は「彼岸花」という刀と、「双葉」という二刀の小太刀。

 状況に応じて二つを使い分けているイメージですね。

 詳細不明な部分が多いものの、発展アビリティやスキル名などを見ると、彼女の過去の経験に影響されたのか暗闘向きの殺伐とした効果を持ったものが多い模様。

 魔力のステータスが高いので、魔法と刀術を組み合わせた複合抜刀術【ゴコウ】を多用していたものと考えられます。

ステータスに現れない居合の技

 輝夜が使う居合の技はゴジョウノ家、家伝の技らしく、本人的にはあまり良い思い出がないようですが、その技巧はステータスに現れない部分で卓越したものとなっています。

 作中でも格上相手に居合の技を使って一矢報いるシーンが良く見られましたね。

 以下は、作中で輝夜が使用した名付きの居合の技。

一閃
敵の武器を弾き飛ばす技。

双葉
使用する小太刀二刀「双葉」を使った居合。

 ちなみに、二刀流の居合ってなんだよと思われるかもしれませんが、元々「居合」とは「抜刀術」だけを指す言葉ではなく、不意打ちや奇襲など急を要する状況で使える技の総称。

 別に二刀を使うこと自体はおかしくありません。

 まあ、日本刀だと鞘を片手で押さえておかないと「抜刀術」はできないので、その意味では微妙と言わざるを得ませんが。


「ダンまち」ゴジョウノ・輝夜とアストレア・ファミリア

 故郷で後ろ暗いことに関わってきた影響で、現実主義者で理想を嫌っている輝夜ですが、正義と秩序を掲げる「アストレア・ファミリア」メンバーとの関係は悪くありません。

 恐らくは自分が裏切られた「正義」、その「理想」に一番近い存在がこのファミリアだったのでしょうね。

 特に主神のアストレアには心酔しており、別格の敬意を払っていることが見て取れます。

 団長のアリーゼに対しては、その自由奔放な人柄に色々思うところはあったようですが、団長に相応しい人間であると認めていた模様。

 また小人族のライラとはハードな人生を送ってきた者同士、コンビを組んで行動することが多かったようです。

「ダンまち」ゴジョウノ・輝夜とリュー・リオン

 輝夜とファミリアのメンバーで一番バチバチやりあっていたのがリュー・リオン。

 リューは当時エルフの中でも特に頑固な理想主義者で、現実主義者の輝夜とはしばしば衝突。

 輝夜はリューのことを「お前がファミリアの中で一番の青二才だ」などとボロカスに言っていました。

 一方でその実力は互いに認め合っており、戦士としては好敵手と呼べる間柄。

 リューに居合の技を教えたり、何だかんだ気にかけてはいたようです。

 本人には口にしませんでしたが、リューが自分のように現実に裏切られる日が来ることを心配していたのでしょうね。

「ダンまち」ゴジョウノ・輝夜の最期(死亡)

 ゴジョウノ・輝夜は本編開始5年前、リューを除く他のアストレア・ファミリアのメンバーと共にダンジョンで命を落としています。

 闇派閥(イヴィルス)の罠が引き金となり、偶発的に災厄の魔物「ジャガーノート」が出現。

 その圧倒的な力の前に、誰か一人しか生き残らせることができないと判断したアリーゼの指示で、リューを生かすためにジャガーノートに特攻し、その命を散らすことになりました。

 その特攻の直前、輝夜はリューに愛用していた「双葉」を託しており、リューはその後もこの小太刀を本編でも愛用し続けています。

【まとめ】「ダンまち」キャラクター一覧



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