「ダンまち」ダフネ・ラウロス～カサンドラを引っ張る親友、その強さ（レベル・魔法）とファミリア移籍の経緯～

　今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（以下「ダンまち」）」から、元「アポロン・ファミリア」の苦労人「ダフネ・ラウロス」について解説します。

　ダフネは元「アポロン・ファミリア」所属で現在は「ミアハ・ファミリア」に改宗している女性冒険者。

　友人のカサンドラを引っ張るしっかり者のお姉さんです。

　周囲のメンバーが特殊過ぎてあまり目立たないものの、実は凄く有能なダフネ。

　本記事ではそんな彼女のプロフィールや強さ、ダフネとの関係、ファミリア改宗の経緯などを中心に解説してまいります。

「ダンまち」ダフネのプロフィール

引用元：「ダンまち」シリーズポータルサイト

基本プロフィール（年齢・二つ名・声優など）

　ダフネ・ラウロスは、初登場時「アポロン・ファミリア」に所属していた女性冒険者。

　年齢は18歳で、赤毛をショートカットにしたサッパリした雰囲気のお姉さんです。

　性格は気が強くて冷静沈着な常識人。

　一人称は「ウチ」で、ハッキリした物言いを好みます。

　同じファミリアのカサンドラとは長い付き合いの友人で、作中ではダフネがカサンドラの手を引く形でセットで行動しています。

　神々から与えられた二つ名は「月桂の遁走者（ラウルス・フーガ）」。

　声優は小若和郁那さんが担当しています。

「アポロン・ファミリア」→「ミアハ・ファミリア」に改宗

　ダフネは当初「アポロン・ファミリア」に所属し、ファミリアで部隊の指揮を執るなど幹部的なポジションについていました。

　しかしアポロン・ファミリアは、作中で主神アポロンがベルに目を付け「ヘスティア・ファミリア」に「戦争遊戯（ウォーゲーム）」を仕掛けベルを奪いとろうとした結果、まさかの敗北。

　アポロン・ファミリアは全財産を没収された上、解散してしまいます。

　ただダフネ自身も元々強引にアポロン・ファミリアに入団させられたクチで、元々アポロンやファミリアに対する忠誠心は皆無。

　ベルたちに対する恨みは一切なく、むしろ思わぬ形で自由を手に入れた形です。

　その後、友人のカサンドラの提案もあって共にヘスティア・ファミリアへの改宗を希望していたダフネでしたが、改宗直前にヘスティアが抱える2億ヴァリスという莫大な借金が判明し、改宗を撤回。

　その後、カサンドラと共に「ミアハ・ファミリア」へと改宗しています。

　なお、ミアハ・ファミリアも同様に借金を抱えていましたが、ヘスティア・ファミリアよりはまだマシだった模様（＋主神も善神）。

　本人曰く、団長のナァーザには結構こき使われているそうです。

「ダンまち」ダフネの強さ（レベル・ステータス）

機動力と耐久性に長けたタンク（囮役）

　ダフネは初登場時LV2、派閥合同遠征を経て現在はLV3に昇格しています。

　以下はランクアップ前、LV2最終時のステータスです。

　使用武器は「フェンサー・ローリイット」という指揮棒に似た細身の短剣。

　ステータスだけを見れば『器用』『敏捷』に長けたスピードファイターに見えますが、実は魔法やスキルはタンク（囮役）向け。

　元々高い敏捷・機動力に加え、耐久力が大幅に強化されています。

　スキル【鉛矢受難（エリオス・バスシオン）】は逃走特化、【月桂輪廻（ラウルス・リース）】は防御力を大幅に向上させるというもの。

　ただダフネ自身はこの二つ目のスキルを、体皮が変化するということもあり嫌っているそうです。

　ちなみにスキルの元ネタは、ギリシャ神話においてエロースの矢でとち狂ったアポロンの求愛を逃れるため、ニンフのダフネが父である河の神に頼んで月桂樹となった、というもの。

　アポロンは永遠の愛の証としてその月桂樹の枝で勝手に月桂冠を作ったとか……ホントにギリシャ神話の神って奴は……

部隊指揮官としても有能

　ダフネは元々アポロン・ファミリアで部隊指揮を任されていたこともあり、指揮官としても非常に優秀です。

　流石にオラリオ最高の指揮官とされるフィンには遠く及びませんが、合同遠征や派閥大戦の際には、的確な指示で仲間たちをまとめ上げ、大いにベルたちの助けになっていました。

　また、実力不足に悩んでいたリリルカに指揮官としての道を示し、その手ほどきをしたのもダフネですね。

「ダンまち」ダフネとカサンドラ

　ダフネとカサンドラは同い年の親友です。

　大抵はウジウジ系のカサンドラをダフネがグイグイ引っ張っており、ダフネはカサンドラの保護者役のような立ち位置ですね。

　カサンドラには特殊な予知夢を見る能力があるのですが、ダフネはこれに関しては懐疑的。

　実はカサンドラの予知夢には「不信」の呪いが掛かっており、【幸運】の発展アビリティを持つベル以外の者には信じてもらえないのです。

　そのため、カサンドラは何とか悲劇的な予知夢を回避しようと、ダフネたち周囲の人間を相手に七転八倒することになるのですが……

「ダンまち」ダフネの作中での活躍

　ダフネは初登場時こそアポロン・ファミリアの一員としてベルたちと敵対していましたが、アポロンに目を付けられてしまったベルには、同じ立場の人間として当初から同情的。

　アポロン・ファミリア解散後、ミアハ・ファミリアに改宗して以降はベルたちと協力関係を構築しています。

　ヘスティア・ファミリアを中心とした合同遠征の際には、階層主アンフィス・バエナを始めとしたイレギュラーに次々と襲われ窮地に陥るも、仲間たちに感化され奮闘。

　その後カサンドラが予知夢による危機を訴えた際には「予知夢ではなくカサンドラ自身を信じる」という形で不信の呪いを掻い潜り、窮地を脱しています。

　派閥大戦時には連合の右翼部隊指揮官を担当。

　開戦当初はヘディンにいいように振り回されていましたが、カサンドラたちの援護により辛うじて戦線を維持。

　中央部隊を撃破したヘグニに追い詰められた際には、仲間たちに「斬られて」と指示を出し、自分自身もヘグニに何度も斬られながら、スキルと回復魔法の援護で耐え続けていました。

　最終的に24度目の斬撃を受けて脱落することになりますが、ここでヘグニに呪具を多用させヘ体力を消耗させたことが、直後のリューによるヘグニ撃破に繋がります。

【まとめ】「ダンまち」キャラクター一覧