今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」の作者「九井涼子」先生について解説します。
九井涼子先生は元々同人を中心に活動しておられた作家さん。
短編の話づくりや漫画としての絵の上手さで「天才」と高い評価を受けることが多い人物です、
個人情報非公開で、ご自分のことについてあまり語らない九井先生。
本記事では判明している先生のプロフィールや経歴、素顔などを中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」作者/九井涼子のプロフィール
基本プロフィール(年齢・誕生日・出身など)
年齢 | 不明 |
誕生日 | 5月21日 |
出身地 | 不明 |
九井涼子先生は「ハルタ」で連載していた「ダンジョン飯」の作者として知られる人気漫画家です。
個人情報非公開、顔出しNGの作家さんで、性別が女性であることと、活動期間から2024年時点で年齢は恐らく30代半ばから後半だろうということしか分かっていません。
作風は基本ファンタジー、異種共生をテーマにした示唆に富んだ作品を多く描かれているのが特徴です。
何というか「平成世代を生きたオタク」にハマる作家さんです。
作家としての経歴(受賞歴)
九井涼子先生は元々同人作家として即売会やpixiv、ご自身のブログなどで作品を公開されていました。
商業誌デビューは2011年、短編集「竜の学校は山の上」。
その後も短編作品を描き続け2013年に「ひきだしにテラリウム」で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
2014年には「ハルタ」で「ダンジョン飯」の連載を開始し「このマンガがすごい」「全国書店員が選んだおすすめコミック」「コミックナタリー大賞」「THE BEST MANGA このマンガを読め!」などで1位をかっさらい、話題となりました。
その後、2023年に「ダンジョン飯」は10年に及ぶ連載に幕を下ろし、2024年にアニメ化、現在に至ります。
「ダンジョン飯」作者/九井涼子の作品
「ダンジョン飯」の作者として有名な九井涼子先生ですが、ファンの間ではむしろ短編作品の方が評価が高いです。
先生が商業誌から発表した短編作品は次の通り。
・竜の学校は山の上
・竜のかわいい七つの子
・ひきだしにテラリウム
どれも笑いあり涙ありの名作で、本当に読むのがもったいなくなるような宝石のような作品ばかりです。
ダンジョン飯しか知らないという方は、本当に短編集を読んでみてください。
また「九井諒子 ラクガキ本 デイドリーム・アワー」というイラストやダンジョン飯のスケッチなどが描かれた作品も発売されており、これはどこがラクガキだよとツッコまざるを得ないクオリティの高さです。
「ダンジョン飯」作者/九井涼子の素顔(美人?)
前述したとおり、九井涼子先生は顔出しNGの作家さんなので、顔写真などは公開されていません。
漫画を描いている画像はありますが見えるのは手元と後ろ姿だけ。
ただサイン会などは普通になさっていたので、完全NGというわけではないようです。
先生の素顔が美人、かわいいという話も聞こえてきますが、それが実際に会った方の感想なのか、それともただの想像なのか、真偽のほどは不明です。
「ダンジョン飯」作者/九井涼子のブログ・SNS
九井涼子先生は確認した限りX(旧Twitter)などSNSはなさっていないようですが、ご自身のブログでイラストなどを発信されています。
中身はダンジョン飯絡みのイラストやショート漫画もあれば、モンスターや本当に意味不明な料理のイラストとかも。
言葉での発信は少なめですが、それだけに先生の個性が出ていて非常に楽しいブログになっています。
正直、このレベルのイラストを無料で一般公開してくださるのはありがたいですね。
「ダンジョン飯」作者/九井涼子は天才!
九井涼子先生は同人作家時代からファンの間で「天才」と高い評価を受けています。
才能とか努力とかつまらない意味ではなく、話作りも絵もどちらも抜群に上手い作家さんという意味で。
突飛な発想力を持つ作家さんは多くいますが、それを九井先生のように違和感なく物語に落とし込める作家さんは希少です。
また絵に関しても、構成力や表現力、漫画の絵として抜群に上手い。ファンの間で勝手に美大出身ではないかという噂が出回るほどです。
片方だけが上手い作家さんはまだいますが、その両方を兼ね備えた作家さんは本当に本当に稀。
特に短編作品では、その上手さが短い中にこれでもかというほど詰め込まれているの、読んでない方はぜひ読んでみてください。
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