「ダンジョン飯」ナマリ~ふくよかでかわいいドワーフの女傭兵、その過去や人間関係(マルシル・タンス夫妻)など~

 今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、ライオスたちの元パーティーメンバー「ナマリ」について解説します。

 ナマリは物語の第一話でライオス一党を離れたドワーフの女傭兵。

 ライオスたちとは雇用者、被雇用者の関係で、以前から報酬の配分で揉めており、ファリンがドラゴンに食べられた一件でシュローと共に一党を離脱しました。

 過去の事情から金銭面にはシビアですが、同時に根は情に厚い人物でもあるナマリ。

 本記事ではそんなナマリのプロフィールや過去、人間関係などを中心に解説してまいります。

「ダンジョン飯」ナマリのプロフィール

基本プロフィール(年齢、声優など)

種族ドワーフ
年齢61歳(トールマン換算で20代半ば)
誕生日6月30日
出身地東方大陸
家族構成
体格身長130cm前後、BMI 34
好物スペアリブ
苦手干しぶどう
声優三木晶

 ナマリは元々、主人公のライオス一党に所属していたドワーフの女傭兵です。

 外見はドワーフらしいふくよかな体型をした赤毛の勝気そうな女性。

 見た目通りさっぱりとした性格で、ある事情から借金を抱えており(後述)、金銭面ではシビアなものの、根はとても情に厚い人物です。

 第1話でファリンがドラゴンに食べられた際、軽戦士のシュローと同時にパーティーを離脱。

 その後は、ノームの呪術師・タンス夫妻に雇われ、ダンジョンに潜っていたところをライオスたちと再会、再び彼らと関わっていくことになります。

ドラゴンを倒したこともある傭兵

 ナマリはドラゴンを何度も倒したことがあるほどの一流の戦士です。

 ドワーフの剛腕から繰り出される斧の一撃は強力無比。

 単純な腕っぷしであればライオス以上だそうです。

 また武器の目利きや手入れに関してはうるさく、ライオスたちにも色々と口出ししていました。

 センシの使っている鍋が貴重なアダマント製だと分かった際にはちょっとひと悶着も(それ故、センシはナマリの前では自分の包丁がミスリル製であることを隠していました)。


「ダンジョン飯」ナマリの過去と借金

 ナマリが金勘定に厳しいのは、彼女が多額の借金を抱えているためです。

 その借金を作ったのはナマリの父親。

 父は「武器屋」と呼ばれ島でのドワーフの武具の流通を取り仕切っていたそうですが、金銭面でトラブルを何度も起こし、最後は借金を残して失踪してしまったのだとか。

 その結果、残されたナマリは同族のドワーフたちから煙たがれるようになってしまいます。

 そしてナマリは島主への借金を返せば島内でのドワーフの立場の回復し、自分も許されるのではと考えて実入りの良い仕事を求めて冒険者となりました(あるいは金を貯めて島を出るために)。

 ちなみに彼女は知人から「足の長い男が好き」と評されていましたが、これは同族であるドワーフと組むことができないことが原因です(ただ、トールマンの長い足が防具にぴったり収まるのが好きとも発言しており、長い足が好きなことは事実のようです)。

「ダンジョン飯」ナマリの活躍

 第1話でファリンがドラゴンに食べられ、パーティーを離脱したナマリですが、その後、金払いの良いタンス夫妻の迷宮調査隊に雇われ、ファリン救出を目指すライオスたちと再会します。

 ファリンを見捨てたことについては後ろめたさもあり、特にマルシルとはやや険悪な雰囲気でしたが、ライオスたちに一時協力し、食事を共にしたことで和解。

 タンス夫妻からはライオスたちについていっても良いと許可が出たものの、自身の傭兵としての評判もあるため、そのままタンス夫妻と行動を共にします。

 その後は、シュローやカブルーたちと合流し、彼らに巻き込まれる形でエルフに目を付けられることに。

 ダンジョンを制圧しに来たエルフたちと、色々やらかしてしまったライオスを擁護する形で対立することになります。


「ダンジョン飯」ナマリの人間関係

元メンバーライオス一党(マルシル、ファリン)

 金銭問題で見捨てた形になっているライオスたちとの関係は、実はそれほど悪くありません。

 リーダーのライオスはナマリの判断を当然のことと受け入れており、再会した時も特にわだかまりはありませんでした。

 元々ライオスとナマリは雇用者と被雇用者の関係だったので、ライオスは十分な見返りもない無謀なファリン救出行にナマリを付き合わせるつもりが無かったというのが大きいでしょう。

 チルチャックも、むしろナマリの方が普通なんだという考え方ですね。

 唯一、ファリンを見捨てたナマリに怒っていたのがマルシル。

 再会直後は大分ギスギスしていました。

 ただマルシルは何だかんだナマリを信頼していたようで、ギスギスしていたのも単純に怒っていたというより、ある種の甘えのような感情があったのではないかな、と思われます。

 ファリンのことは、見捨てた形にはなっていても何だかんだ心配しており、地上に戻った際には蘇生所でファリンの死体を探していました。

 最終話でファリンが復活した際は互いに抱きしめ合って再会を喜んでいます。

新たな雇用主タンス夫妻

 ナマリが新たに雇われたのが、ノームの呪術師タンス夫妻。

 タンス夫妻と、彼らに育てられたトールマンの若い双子、カカとキキが新たなパーティーメンバーです。

 当初ナマリはあくまで金で雇われた傭兵として彼らと接しており、それもあってか攻撃魔法に巻き込まれたり、肉盾にされて死亡したり(すぐ魔法で蘇生させてもらってはいた)と、かなり雑な扱いをされていました。

 それでもナマリが彼らに雇われていたのは金払いが良いからでした。

 ただ、タンス夫妻は一見頑固で厳しいものの面倒見の良い優しい人物で、彼らからライオス一党についていく許可が出た時にも、ナマリはそれを断り、タンス夫妻とちゃんとした仲間になりたいと主張。

 その後もナマリはタンス夫妻と行動を共にしており、ハッキリ明言されているわけではありませんが、彼女が望む通りの仲間になれたものと思われます。

【まとめ】「ダンジョン飯」キャラクター一覧



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