今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、ナマリの雇い主「タンス夫妻」について解説します。
タンス夫妻は迷宮の調査を行うノームの魔術師。
夫:タンス・フロッカと妻:ヤーン・フロッカの夫妻ですが、作中ではフロッカ夫妻ではなくタンス夫妻と呼称されています。
やや頑固で気難しいところはあるものの、身内に対しては優しく、思慮深い賢者として描かれているタンス夫妻。
本記事ではそんな彼らのプロフィールや人間関係、その後(最後)を中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」タンス夫妻のプロフィール
タンス夫妻は迷宮の様子を探るためカーカブルード(島の対岸にある港町)の権力者から島に送り込まれたノームの魔術師。
島主の相談役も務めており、作中では迷宮の制圧にやってきたエルフのカナリア隊との折衝も行っています。
古代魔術は専門外で、普段は迷宮の周辺にある街がどう発展するのか、また迷宮跡地が人や環境にどう影響を及ぼすかといった研究を夫婦で行っています。
夫:タンス・フロッカ
種族 | ノーム |
年齢 | 210歳 |
誕生日 | 11月25日 |
出身地 | 東方大陸 |
家族構成 | 妻、息子2人、養子2人 |
体格 | 身長130cm前後、BMI 21 |
好物 | 妻の手料理、牡蠣 |
苦手 | ハツカダイコン |
声優 | 井上和彦 |
夫のタンス・フロッカは思慮深い賢者ではあるものの、やや人当たりの厳しい頑固者。
ただ実際は情に厚い人物で、身内に対してはとても優しい態度をとっています。
蘇生を始めとした強力な魔法を使いこなす魔術師であり、研究者としても一流。
作中では迷宮の謎を秘匿し制圧しようとする西方エルフのカナリア隊と喧々諤々のやり取りを繰り広げています。
妻:ヤーン・フロッカ
種族 | ノーム |
年齢 | 204歳 |
誕生日 | 12月20日 |
出身地 | 東方大陸 |
家族構成 | 妻、息子2人、養子2人 |
体格 | 身長125cm前後、BMI 20 |
好物 | 鳥のクリーム煮 |
苦手 | 牡蠣 |
声優 | 所河ひとみ |
妻のヤーン・フロッカは物静かで夫にそっと連れ添う穏やかな女性。
作中では常に一歩引いた位置で夫を立てていました。
ちなみに夫妻は大学時代からの付き合い。
遠方に住む息子がいて、既に孫もいます。
「ダンジョン飯」タンス夫妻たちノームとは?
平均身長 | 男性 | 130cm |
女性 | 120cm | |
平均寿命 | 240歳(人間・長命種) | |
成人年齢 | 40歳 |
タンス夫妻たちノームは古代より神々や精霊と共に生きてきた地の精霊の名を冠する種族です。
ノーム独自の魔術体系を確立しており、強制的に精霊を使役するエルフと異なり、隣人のような存在として精霊を使役するのが特徴(ファリンが使っているのがこのノーム体系の魔術)。
外見はドワーフに似ていますが、若干スリムで手足が大きく、耳の位置が高いのが特徴。
ドワーフとは文化や生活圏が近いため、他の種族とはいっしょくたにされることもあります。
かつてドワーフとエルフで戦争が勃発した際にはドワーフ側について参戦しました。
性格的にはのんびりした気性の者が多いようです。
「ダンジョン飯」タンス夫妻とナマリ
タンス夫妻はかつてライオスたちの仲間だった女ドワーフ・ナマリの新たな雇い主です。
ナマリは父親が残した借金を返済するためにダンジョンに潜っていましたが、ライオスたちは稼ぐことに執着がなかったため、悩んだ末にパーティーを離脱。
金払いの良いタンス夫妻に護衛として雇われます。
当初はタンス氏の攻撃魔法に巻き込まれたり、肉盾にされて死亡したりと散々な扱いを受けていたナマリ(一応蘇生はしてもらってる)。
色々タンス夫妻に不満を爆発させてはいましたが、最終的には自ら選択してタンス夫妻の正式な仲間になりたいと主張し、彼らと行動を共にしてます。
「ダンジョン飯」タンス夫妻とカカ&キキ
タンス夫妻にはナマリ以外にも、カカとキキという褐色肌のトールマン(人間)の双子が護衛として同行しています。
カカとキキはタンス夫妻の養子。
元々カカとキキは各地を放浪する一族の出身だったのですが、二人は幼い頃、口減らしか何か不幸があったのか、立ち寄った街の酒場に置き去りにされてしまいます。
それを哀れに思ったタンス夫妻が二人を引き取り養子に。
タンス夫妻のことを「じーちゃん」「ばーちゃん」と呼んで慕っています。
「ダンジョン飯」タンス夫妻のその後
タンス夫妻は本編終了後、迷宮が消滅したことを受けてカーカブルードに戻り、領主の顧問魔術師を務めています。
ナマリも夫妻についていき、彼らのもとでついに父親の借金を返済することに。
養子の双子に関しては、カカの方はタンス氏の仕事の補佐、キキは夫妻のもとを離れて交易業に携わっているそうです。
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