「ふつうの軽音部」右川聖也~鶴亜沙加に神格化された青春の人、その真実、登場話(何話・初登場)~

 今回は「ジャンプ+」で連載中の「ふつうの軽音部」より、鶴亜沙加に神格化された青春の人「右川 聖也(うかわ せいや)」について解説します。

 右川聖也はかつて軽音部に所属し、鶴亜沙加が失恋した男。

 彼にフラれたことで鶴亜沙加は今のように他人の青春を眺めて楽しむ拗らせた人格になってしまいました。

 鶴亜沙加の思い出では相当に美化されていましたが、現実の彼は中々アレで……

 本記事ではそんな右川聖也のプロフィールや登場話(初登場)、人間関係と真実を中心に解説してまいります。

「ふつうの軽音部」右川聖也のプロフィール

基本プロフィール

 右川聖也は主人公の鳩野ちひろが通う谷九高等学校にかつて通っていた少年です。

 物語開始時には既に高校を退学していますが、学年で言えば鳩野の一学年上(ある事情から二浪していて年齢で言えば更に二つ上)。

 当初は鶴亜沙加の回想シーンで爽やかで純朴そうなイケメンとして描かれていました。

 鶴亜沙加のかつてのバンドメンバーであり初恋の人。

 そして鶴亜沙加が現在のように狂った切っ掛けとなった人物です。

かつて軽音部に所属、担当はギターボーカル

 右川聖也はかつて軽音部に所属し、鶴亜沙加らとバンドを組んでいました。

 担当はギターボーカルで、当時のバンドは鶴亜沙加がベース、現在フォレストチアガールに所属している熊谷がドラム、あともう一人名前は不明ですが長髪のギャルっぽい少女がギターとして所属していたようです。

 その技量がどの程度かは不明ですが、少なくとも鶴亜沙加の回想シーンの中ではかなり上手だったように描かれていました(理由は後述しますが、この辺りは思い出がかなり美化されている可能性が高いです)。


「ふつうの軽音部」右川聖也の登場話

初登場は鶴亜沙加の回想(96話)

 右川聖也の初登場は96話。

 七道高校との合同ライブで、鳩野の「アイラブ言う」を聴いて脳を焼かれた鶴亜沙加の回想シーンの中で初めてその姿が描かれていました。

「聖也くん 好きです」
「鶴は聖也くんのことを」
「世界で一番愛してます」

 と純朴そうなイケメンに告白した過去を思い出す鶴亜沙加は、最高で最低、最低で最高と脳が壊れていました。

幸山厘によって連れてこられる(111~113話)

 次に右川聖也が登場したのは軽音部の外部イベントの直後。

 自分が楽しむために鳩野を水尾に失恋させようと目論む鶴亜沙加の前に幸山厘が彼女を葬る為の刺客として連れてきました。

 そして再び描かれるかつて鶴亜沙加が右川聖也に恋心を抱き、失恋したアオハルの回想。

 最終的に右川聖也は突然高校を辞めて姿を消してしまい、その一連の出来事が切っ掛けで鶴亜沙加は今のように他人の青春で楽しむ歪んだ性格となってしまいました。

 しかし再び彼女の前に現れた右川聖也は記憶の中の姿とはまるで違っていて……


「ふつうの軽音部」右川聖也と鶴亜沙加

 鶴亜沙加は高校で軽音部に入学した際、右川聖也に一目ぼれしました。

 彼は闘病生活のため二年間浪人しており、鶴亜沙加より二歳年上。

 彼とバンドを組むために、鶴亜沙加は彼のバンドでメンバーが揃っていないベースを選んだり、彼に釣り合う女になろうと奮闘します。

 一度は彼に告白してフラれてしまいますが、彼女は諦めませんでした。

 しかし彼女は右川聖也が他の女性とキスをしているシーンを目撃してしまい、完全に失恋。

 それが切っ掛けで彼女は右川聖也を青春の主役として神格化することで自分はそれを眺める側だと線を引き、自分を保つようになります。

 そしてそれを拗らせ、他人の青春にまで干渉するようになってしまいました。

 ですが、右川聖也の真実の姿は彼女が思うような「主役」ではなく……

「ふつうの軽音部」右川聖也の真実

 113話では作中で初めて、鶴亜沙加の思い出の中の存在ではない、現実の右川聖也が登場します。

 その姿は思い出の中のイケメンとはまるで異なる冴えない凡庸な男。

 そもそも高校を辞めたのはネットで有名人を誹謗中傷していたことを訴えられて裁判沙汰になったから。

 それが切っ掛けで当時付き合っていた彼女(鶴亜沙加がキスシーンを目撃した女性)にもフラれています。

 そもそも高校入学前に2年間闘病生活をしていたというのも嘘で、中学卒業後ただダラダラして浪人しただけ。

 現在は音楽を辞めていて、何とか普通に働いているということでした。

 思い出の中の偶像とはまるでことなる現実の右川聖也を直視した鶴亜沙加の心はズタズタに抹殺されてしまいました。

【まとめ】「ふつうの軽音部」キャラクター一覧



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