今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、ブロック最強鴎台の1年生MBレギュラー「別所 千源(べっしょ かずよし)」について解説します。
別所千源は春高準々決勝で主人公たち烏野高校の前に立ちふさがった鴎台高校の1年生レギュラー。
小さな巨人・星海光来を始めとしたそうそうたるスター選手の中では決して目立つ存在ではありませんが、とにかく安定した高い実力で烏野高校を苦しめていました。
本記事ではそんな別所千源のプロフィールや作中での活躍、卒業後の進路(将来)を中心に解説してまいります。
「ハイキュー‼」別所千源のプロフィール
基本プロフィール(身長、誕生日、最高到達点など)
所属 | 鴎台高校1年4組 → 静岡penectジャガーズ(Vリーグ Division2) |
ポジション | ミドルブロッカー |
誕生日 | 3月22日 |
身長 | 186.7cm → 191.3cm |
体重 | 73.4kg → 78.6kg |
最高到達点 | 不明 |
好物 | アジフライ |
最近の悩み | いつも心の中でやってるカントクのモノマネ たまに口に出そうになる事 → 録り溜めてるバラエティがいっぱい |
声優 | ー |
別所千源(べっしょかずよし)は全国屈指の強豪・鴎台高校の1年生レギュラーです。
外見は三白眼と8:2分けのパッツンヘアが特徴の少年。
傍目には無口で常に冷静沈着に見えますが、心の中では色んなことを考えています(詳細は後述)。
鴎台高校は長野県で3年連続、15回目の全国大会出場校で特にブロック最強を謳われる強豪校。
小さな巨人・星海光来、不動の昼神幸郎、2m超の大巨人・白馬芽生らスター選手が揃っています。
その中にあって別所は決して目立つ存在ではありませんが、1年生レギュラーとしてスター選手に引けを取らない活躍をしていました。
ブロック最強鴎台1年生MBレギュラー
パワー | 2 |
バネ | 3 |
スタミナ | 3 |
頭脳 | 4 |
テクニック | 4 |
スピード | 4 |
※最低1~最大5の5段階評価
<Vリーグ後の追加データ>
サーブ | 7 |
レセプション | 6 |
ディグ | 6 |
セッティング | 6 |
スパイク | 7 |
ブロック | 9 |
※最低1~最大10の10段階評価
別所千源は長身と安定したプレーが売りのミドルブロッカー。
昼神や白馬ら他に華々しいブロッカーがいるため今一つ目立ちませんが、ブロック最強を謳われる鴎台高校で1年生ミドルブロッカーレギュラーを獲得している隠れた逸材です。
別所千源は戦況に応じたブロックシフトに常に的確に対応。
作中では東峰のブロックを何度もたたき落とし、ドシャットできない時でも堅実に追いつきワンチを取っていました。
またサーブも中々強力で、目立たないながらもジャンプフローターサーブで烏野の護りを何度も崩しています。
「ハイキュー‼」別所千源とアーロン・マーフィー
鴎台高校の監督アーロン・マーフィーはセリアAのコーチをやっていたこともあり、その後日本でずっとV2のリーグだったチームをV1に押し上げた名将。
そして別所千源はこのアーロン・マーフィー監督の教えを最も忠実にこなしている選手です。
監督が選手たちに特に頑張ってほしいこととして要求したのは3つ。
サーブ、ブロック、メンタルトレーニング。
サーブは全ての始まり、ブロックは防御であり攻撃、そして完璧でなくともいつでも良いプレーができる思考の仕方を身につけること。
別所千源はサーブはジャンプフローターサーブの使い手であり、ブロックは鴎台の壁の一枚に選ばれるほど、そしてメンタルは常に色んなことを考えることで冷静になるというスタイルを身に着けているようです。
「ハイキュー‼」別所千源の心の声
別所千源の心の声はとてもユニークです。
恐らく彼は敢えて色んなことを考えすぎることでメンタルを安定させているのでしょうが、読者として思考を文字で見ている分にはただただ愉快。
「ヤだな~ 10番ヤだな~」
「コート入ったばっかの俺をあのはやい速攻でびっくりさせる気なんだろ知ってんだかんな」
など心の中で愚痴を漏らすのは平常運転。
良いサーブが決まった時には、
「お 手応えや 良し 良しみざわよしお」
とダジャレを心の中で考えていたりその思考は見た目に反してとてもユニークです。
「ハイキュー‼」別所千源の活躍
春高準々決勝、鴎台高校対烏野高校。
序盤試合は鴎台がリードする形で進み、別所千源は好サーブで敵の護りを崩すなどしていたものの、星海や白馬の影に隠れてそれほど目立った活躍をしているわけではありませんでした。
彼の真価が発揮されるのはブロックが敵の攻撃に慣れてから。
最強のブロックの一枚として常に敵の攻撃にストレスを与え続け、例えドシャットはできなくともワンチで着実に繋ぐスタイル。
それは後半見事に実を結び、ブロックを避けた月島のスパイクがアウトに。
図らずも彼に「リード・ブロックは最後に咲うブロックだ」との言葉を逆につきつけることとなりました。
「ハイキュー‼」別所千源のその後(将来)
別所千源は高校卒業後もバレーの道を選びプロ入り。
2021年時点で静岡penectジャガーズ(Vリーグ Division2)でミドルブロッカーとして活躍しています。
詳細は不明ですが、かつてのチームメイトが東京オリンピックの舞台で活躍する姿を画面越しに応援する姿が描かれていました。
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