「今日からここで暮らシマす!?」感想&評価~東京都絶海の孤島でのスローライフ、あらすじ、主な登場人物など~


 今回は「Webコミック アパンダ」で樋渡りん先生が連載中の「今日からここで暮らシマす!?」について解説します。

 この作品は伊豆諸島にある絶海の孤島・青ヶ島に移住した少女の日常を描いた奮闘記。

 シンプルに女の子が可愛く、安心して読むことができるほのぼのスローライフものです。

 本記事では「今日からここで暮らシマす!?」のあらすじや主な登場人物の解説などを踏まえ、その魅力を語ってみようと思います。

「今日からここで暮らシマす!?」あらすじ

絶海の孤島を舞台にしたスローライフ

 本作の主人公は、木工職人の少女・高嶺碧子(たかみねあこ)。

 彼女は高校卒業後、かつて八丈島に住んでいたという母親の勧めで、伊豆諸島にある絶海の孤島・青ヶ島に移住することになります。

 楽しい南国の島暮らしをイメージしていたアコでしたが、島暮らしはトラブルばかり。

 新居はボロボロで到着するなり風で窓が割れ、時化で商店に品が届かず食べるものもなく、苦手な虫(ヤスデ)まで出てきます。

 また、木工職人の仕事も決して先行きが明るいものではありません。

 そんな中でアコは、民宿の仕事を掛け持ちしたり、島の人たちに支えられながら少しずつ島の暮らしに馴染んでいくのでした。

物語の舞台となる「青ヶ島」

 物語の舞台となる青ヶ島は、本州のはるか南に浮かぶ伊豆諸島に所属する火山島。

 伊豆諸島の有人の島としては最南端にあり、「青ヶ島村」という日本で最も人口の少ない市町村(約170人)でもあります。

 最近はよくTVなどでも紹介されていて、島の外周を覆う大きなカルデラの映像を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

 南の孤島として知られる八丈島よりさらに60km南にあり、島への移動は全て八丈島を経由して。

 交通の便はとてつもなく悪いものの、年間900~1800人程度の観光客が訪れているそうです。


「今日からここで暮らシマす!?」主な登場人物

高嶺碧子(たかみねあこ)

 本作の主人公で埼玉出身の木工職人の少女。

 黒髪の素朴な印象の少女で、ちょっと太めの眉が特徴。

 実家は木工房高嶺という工房をしていて、幼い頃から職人である母を真似て木工を学んでいた。

 高校卒業後、かつて八丈島で暮らしていた母の勧めで青ヶ島に移住。

 南国暮らし楽しそー、という軽い気持ちで島を訪れたものの、想像以上の僻地ぶりに心が折れそうになる。

 基本的には真面目な普通の女の子だが、まともな下調べもなしに移住を決意したことからも分かるように、少し能天気で考え無しなところがある。

佐々木学(ささきまなぶ)

 アコの母の友人の息子で、アコの島暮らしを何かとサポートしてくれる青年。

 実家が民宿「かいせい丸」を営んでおり、大学卒業後に島に戻り、実家を手伝っている。

 少し愛想は無いが、気遣いのできる好青年。

 実家は民宿だけでなく、運送業なども営んでいる。

金田一さくら(きんだいちさくら)

 明るく軽いノリのお姉さん。

 アコと同じ内地出身者で、島に移住しいくつもの副業を掛け持ちしながら暮らしている。

 アコを気に入って何かにつけて絡んでくる。


「今日からここで暮らシマす!?」感想&評価

かわいい女の子に定評のある樋渡りん先生らしい良作

 作者の樋渡りん先生は素朴でかわいらしい女の子の絵に定評のある漫画家兼イラストレーターで、以前マンガクロスで「冠さんの時計工房」を連載されていた方。

 表紙を見ただけでも伝わってくるように、画力は高く、女の子はとてもかわいいです。

 話の展開そのものは多くの作品でもこすり倒された離島スローライフもので、特に目新しさはありませんが、ほのぼのした絵と合わさって逆に安心して読むことができます。

こんな人におススメ

 隙間時間に気軽に読んで、ほのぼのしたいという方におススメ。

 奇をてらった展開やユニークな設定など要らない、「こういうのでいいんだよ」と言える方に読んでいただきたい作品です。

 離島の暮らしとか苦労とか、そういう絶海の孤島要素はそれほど強くないので、そういうのを期待している方には少し肩透かしかもしれません。

 特に山やオチはないので、かわいい女の子が楽しそうに過ごしていれば他に何もいらないと、それぐらいの気持ちで読んでください。



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