今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」から、図書館職員を目指す少女「三浦さん」について解説します。
三浦さんは職業体験で図書館にやってきた女子中学生(初登場時)。
人間関係が苦手で内気な性格をしており、作中では同じ陰キャの白井や今村さんが彼女に意外と人との関わりが多い図書館職員の現実を伝えることになります。
一話限りの使い捨てキャラかと思いきや、実はこっそり再登場?
本記事ではそんな三浦さんのプロフィールや登場話などを中心に解説してまいります。
目次
「税金で買った本」三浦さんのプロフィール
引用元:ずいの Twitter
基本プロフィール
三浦さんは主人公の石平くんの働く図書館に職業体験でやってきた女子中学生です(初登場時)。
三つ編み眼鏡の真面目そうな文学少女で、将来の夢は図書館で働くこと。
気弱で人とのコミュニケーションがあまり得意ではありませんが、図書館で働きたいという情熱だけは本物で、時々思考が暴走してしまうことがあります。
図書館職員を目指す内気な中学生
三浦さんは図書館職員になることを夢見る少女。
通っている北中学校では図書委員を務めていて、学校司書さんからブッカー(本の保護シール)のやり方などを教わっていて、そうした作業はプロ顔負けの腕前です。
また図書館には普段から通っているため、ブックポストなど基本的な図書館の仕組みなどは既に頭に入っています。
非常に将来有望な少女ですが、唯一コミュ力だけは弱く、所謂クソ利用者などへの耐性は低め(大人でも高い人間は少数派かもしれませんが)。
できれば本人は、裏方など人に関わらない場所で仕事をしたいと希望していましたが……
「税金で買った本」三浦さんと人気投票
三浦さんはちょっと不遇なキャラクターです。
と言うのも、この作品では第一回人気投票が開催されたのですが、三浦さんはその参加キャラ一覧に名前がなかったのです。
引用元:ずいの Twitter
メインキャラじゃないので仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんが、参加者を見ると雑誌クソジジイとか委員長とかタヌキとかまであるのに。
三浦さん、一応ファンブックでも顔と名前が紹介されていて、ちゃんとメインの回もあるのに……
「税金で買った本」三浦さんと図書館職員
この「税金で買った本」は働く図書館職員さんたちのお仕事漫画で、どうしても大変な部分にスポットが当たるため、スポットで登場するキャラは厄介で面倒な人が多いです。
そんな中、三浦さんのように心から図書館を愛している外部のキャラは稀少で、図書館職員さんたちも三浦さんにはニコニコ楽しそうに接していました。
早瀬丸さんがニコニコ親切なのはいつものことですが、今村さんも内気な三浦さんと共感する部分があるのか熱心に彼女を励ましていました。
白井は三浦さんに図書館の闇の部分を語ってしまい、三浦さんを少し落ち込ませていましたが、それにしたって彼女の将来を考えてのことです。
別エピソードで図書館に学生が質問をしに来る回があるのですが(89話)、そうした学生であっても必ずしも態度が良いとは限らず、繰り返しますが三浦さんのようなまともなキャラは稀少です。
「税金で買った本」三浦さんの登場話(初登場・現在)
「図書館概論(16話)」で職業体験に
三浦さんの登場話は16話の「図書館概論」。
図書館に職業体験にやってきた三浦さんがメインのエピソードです。
真面目にメモを取り、事前に図書館のこともしっかり学んでいて模範的な生徒の三浦さん。
職業体験は順調に進むかと思いきや、カウンターで質の悪い利用者に当たってしまい、三浦さんは酷く怯えてしまいます。
午後から資料係の仕事を体験した三浦さんは、カウンターは怖い人が来るけれど、こうやってずっと本に囲まれてできる仕事があるなら、と安堵。
しかしそれを聞いた白井は、図書館員は本と人を繋ぐ仕事で、資料係であっても人とのかかわりは避けられないことを三浦さんに諭します。
不安がる三浦さんでしたが、最後は今村さんが彼女を励まし、三浦さんは改めて図書館で働くために頑張ることを決意するのでした。
「行方不明事件の謎(156話)」で成長して再登場?
その後、三浦さんは登場機会がなく、一話限りのスポットキャラなのかと思われていましたが、実は156話で三浦さんらしきキャラクターがこっそり再登場しています。
この回は図書館で蔵書点検が行われていて、臨時バイトとしてそれに参加する人も。
そんなバイトさんの中に、三浦さんらしき三つ編み眼鏡の真面目そうな少女が一コマだけ描かれていました。
作中時間では3年が経過しているので、もし三浦さんだとすれば今は高校生。
となると今後、臨時ではなく正式なバイトとして再登場する可能性も……?
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