【まとめ】「税金で買った本」キャラクター一覧(登場人物解説記事のまとめ、随時更新)

 今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」において、これまで作中で登場した主要なキャラクターを一覧形式で整理したいと思います。

 また、併せて本ブログに投稿してきた登場人物(キャラクター)解説記事へのリンクをまとめております。

 内容については物語の進行に合わせて随時更新(解説記事を含む)してまいりますので、興味のある方は是非リンクから読んでやってください。

メインキャラクター(石平・早瀬丸・白井)

石平紀一
本作の主人公であり、図書館でアルバイトを始めたヤンキー高校生。
喧嘩が強く見た目も怖いが意外と素直。
好奇心と知識欲の塊で、本や調べものが大好きというヤンキーらしくないヤンキー。
連載開始前は一話限りのゲストキャラの予定だったが、物語的に図書館に詳しくない初心者キャラがいた方が良いということで主人公の座に収まった。
→122話からは大学に進学し大学生編がスタートしています。

早瀬丸小夜香
本作の良心とも言える綺麗で優しいお姉さん。
図書館の一般図書係で働く非正規職員で、石平くんのお目付け役でもある。
おっとりしているように見えて非常に芯が強く、周囲からとても頼りにされている。
レファレンスの達人であり、時折教えたい欲が暴走してしまうところがたまに瑕。

白井里雪
本と図書館を守るためゴリマッチョになったバカ。
資料係の非正規職員で、主に弁償や廃棄などを担当している。
善良で正義感の強い人間ではあるのだが、筋肉を武器にクソ利用者を威圧して回る問題児。
空気を読まず誰彼構わず正論をぶつけるため、しばしば周囲を冷や冷やさせている。
根暗な人間嫌いで、かつては「クソ利用者図鑑」なるものを執筆していた。


図書館員

一般図書係

吉沼寛一(チーフ)
気弱そうな初老の男性。
司書資格もあり現場経験も豊富なベテランだがとにかく逃げ腰。

茉莉野美波
図書館に島流しにされてきた市の職員(正規職員)。
非正規を軽んじて周囲に嫌われまくりの問題児。
プライドが高く承認欲求の塊のような女性で、目立つ仕事をして成果を挙げようとしては失敗し、いつもボロカスに叩かれている(段々駄目さが可愛く見えてきたから不思議)。

梨原規香
明るく細かいことに拘らない気の良いおばちゃん。
司書資格はないが図書館開設当時から勤めるベテラン非正規職員。
選書会議ではいつも角野さんと衝突している。

松浦
本の除架や除籍を担当する三白眼のお姉さん。
どことなく石平くんに通じるものがある。
茉莉野のせいで除籍が進まず困っていたが、それでも茉莉野を見捨てない優しい女性(ヒモ男とズルズル続きそうなタイプ)。

山本(新人)
体育会系で声が大きい新卒の女性。
正規職員で茉莉野にかわいがられ、茉莉野をすっかりいい人だと信じ込んでいる。
真面目だが天然。

畑中
面倒見が良く社交的で絵が上手いベテランの女性。
唯一茉莉野とだけは無茶苦茶仲が悪く、普段は一緒のシフトにならないようにしている。

卯木(うつぎ)
大人しく真面目で少し気が弱いベテランの女性。
元郷土係で、過去に茉莉野と揉めてトラウマになるぐらい苦手としている。

資料係

角野光(チーフ)
白井の直属の上司であり、理知的で少し融通が利かないタイプの女性。
司書教諭、学校司書だった経歴を持つ正規職員。
図書教育に並々ならぬ情熱を持ち、時折想いが溢れて暴走してしまうことも。
選書会議ではいつも梨原さんと衝突している。

今村まひろ
主に寄贈本を担当している若手女性職員(非正規)。
お人好しで押しに弱く、いつもテンパっている。
作画担当が描く彼女の困り顔が魅力的なため、原作者がついつい彼女を困らせてしまうのだとか。
一応、少しずつではあるが成長している。

宮辺ゆき
客観的な視点を持つ穏やかなベテラン女性職員(非正規)。
感動屋で頑張った子はしっかり褒めるタイプ。
図書館のゆるキャラ「ほーんちゃん」のポスターを描いたこともある。

児童図書係

小池芹菜(チーフ)
明るく元気でかわいい新卒の女性正規職員。
元々いたチーフが病気で休職してしまったことで、若手ながらチーフを任されています。
実はメンタル無敵の最強キャラ。
どんな時も明るく前向きに仕事に取り組んでいます。

朝野亜沙子
児童係を実質的に取り仕切る女性非正規職員。
子供にやさしく大人に厳しいサバサバした女性で、男どもを掌の上で転がすのが非常に上手い。
何故か石平くんのことを石平少年と呼んでいる。
小学生の子供がいる。

その他

林図書館長
優しくおっとりした雰囲気のかわいらしいおばあちゃん。
図書館業務にはあまり詳しくなく判断力は微妙だが、わざと自分を殴らせクソ利用者を出禁にしようとするなど覚悟は決まっている。

柏川(館長補佐)
最近やってきた館長補佐で、定年間近のオッサン。
図書館勤務は三度目で司書資格も持っていることから細かく業務に口を出し、職員と衝突しがち。

推名真司(図書係長)
中間管理職の気の良いおじさん。
上司と部下の板挟みにされ今にも倒れそうだが、当人はいつも穏やか。
「怒られ慣れてるから何でも相談して」と発言して周囲を心配させている。

繁松恭次(運転手)
移動図書館の運転手を担当するガテン系兄貴。
人の役に立てることを素直に喜べるシンプルで善良な思考の持ち主。

源川(郷土図書担当)
50~60代ぐらいの優しそうなおばちゃん。
ちょくちょく登場しているのに、ファンブックでは「郷土図書担当」としか紹介されなかった。

不二さん(郷土図書担当)
一見おっとりした雰囲気の優しそうな女性。
図書館設立時からの古株で、自分が譲れない部分に関しては暴走しがち。

佐藤優多佳(アルバイト)
9月の蔵書点検の際に短期バイトに入ってくれる女子大生。
ショートカットのクール系で、圧倒的なスキャン速度で周囲から頼りにされている。
陸上競技経験者で、無駄なく効率的な方法を試し、結果が出ることを楽しんでいた。
ケーキを前にするとテンションが上がる。

島本実央(アルバイト)
地味に第一話から登場している図書館の女性アルバイト。
石平くんをはじめ、厄介な利用者につかまって困っているイメージが強い。

小川さん(事務員)
市の非正規職員で事務員として図書館に配属された女性。
司書資格は持っておらず特別図書館に思い入れはないが、安月給で真摯に働いている司書さんたちは尊敬している。

宇多野(事務係長)
いい加減で調子のよい糸目の男性。
よく人に仕事を押し付けるので小川さんから嫌われている。

美上さん(AV係)
おっとりした雰囲気の大人のお姉さん。


愉快な利用者

カホちゃん
幼い頃からゴミ屋敷で育ったため強烈な悪臭が身体に染みつき、鼻が壊れていた少女。
家の片づけに成功し、無事に嗅覚を取り戻す。

鈴木さん
幼い頃図書館で借りた本を無くし、怒られるのが怖くて図書館と疎遠になっていた女性。
勇気を出して弁償に訪れ再び図書館に通うようになるが、一時期弁償依存症気味になっていた。

三浦さん
職場体験にやってきた中学生の少女。
真面目で人見知りな性格で、将来は図書館で働くのが夢。

日菜ちゃん&菜月ちゃん
朝野さんを探偵役に見たて、推理勝負・イタズラをしかけていた双子の少女。
イタズラをしかけていたのは日菜ちゃんで、菜月ちゃんは名前とカードを利用されただけ。

竹中さん
弁償延滞の常習者で、何かとルーズなクソ利用者の爺さん。
その悪っぷりが石平くんのツボにハマり、石平くんとは仲が良い。

タコ足の人
税金の元をとろうと、図書館の電源で私物の電子機器の充電をしまくっていた男性。
頑張った割に1日5円しか元が取れていなかったことを知りショックを受ける。

体臭に難のある人
カホちゃんから見守られていた男性。
克服を祈ります。

佐々木A
いつも予約の取り置き期限を守れず、しかもクレームを入れてくる利用者。
どんなクソ利用者なのかと思いきや、その正体は色々と注意力散漫で会社や社会に生きづらさを感じていたOLさん。

その他(石平くんの関係者など)

灰坂坑太
石平くんの中学時代からの友人で、インテリヤンキー風の優男。
元優等生のドロップアウト組。
石平くんをヤンキー漫画の主人公に見立て、自分はその相棒役におさまろうと、彼を揉め事にツッコませていた。

山田栄介
石平くんや灰坂の高校に入ってからの友人。
取り敢えず素直で可愛げのあるバカ。
うるさいので良く殴られている。

柴はるか
石平くんの高校の図書委員(石平くんと同学年)。
変な本、変な世界観が大好きなオタク系女子で、ソツのない灰坂とは相性悪め?

芳川さん
東高校に通う本好きの少女(石平くんと同学年)。
柴さんの中学時代の友人で、武将や変わった兜が大好きなほんわかマイペース少女。

墨野鳴
東高校に通う本好きの少女その②(石平くんの一つ年下)。
十六夜かなきのファンでファムファタール好き。

津島葉花
東高校に通う本好きの少女その③(石平くんの一つ年下)。
物怖じしないオンナノコオンナノコ。

灰坂(姉)
灰坂のお姉さんで大学2年生。
元々親から期待されていなかったが、努力して偏差値の高い高校・大学に進学する。
佐藤さんとは高校時代からの友人。
カッコいい。

桜木香月
石平くんの中学時代の学校司書。
石平君に対しても偏見はなく、程よくドライな距離感の持ち主。
コミックス巻末のおまけで、石平くんとの交流が描かれている。

ぱーんちゃん芦川
Vチューバーと中の人。
石平くんの精神世界に登場したこともある。
中の人は石平くんの高校の学校司書さんで、朝野さんたちと交流がある。

中島敦彦
石平くんの高校の司書教諭。
ヤンキーの石平くんたちにも偏見なく親身になってくれる良い先生。
石平くんの大学進学を後押しした。

酒口
図書館に出入りするマチノ書店の外商部部長。
図書館とは長い付き合いで図書館員からの信頼も厚い。

明井
図書館に出入りするマチノ書店の新人担当者。
元野球部で明るい爽やかな青年だが、ミスが多く、陰キャの白井とは相性が悪い。

乙田(おつだ)
石平くんの大学の同級生で中学時代の彼を知る青年。
同じ大学図書館でバイトしている。

渡谷(わたや)
大学図書館の司書のお姉さん。
見た目はメガネをかけたゆるふわ系。

石平リョーコ
石平くんの母親。
離婚歴があったり男を連れ込んだり問題はあるが、基本アゲアゲで難しいことを何も考えないだけで悪い人間ではない。
石平くんが大学に行きたいと言った時もきちんと(?)お金を準備している。

十六夜かなき(金木一希)
石平くんの元父親で小説家。
現在は離婚していて石平くんとは別々に暮らしている。
善良ではあるが働かず頼りなく奥さんに捨てられた。
石平くんとは血が繋がっていない。

ずいの(原作者)
静岡県出身の1990年生まれ。
図書館勤務経験を経て本作で漫画原作者デビュー。

系山冏(作画担当)
新潟県出身の1998年生まれ。
読み方は「けいやま けい」。

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