今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、本作の正ヒロイン「羽前 京香(うぜん きょうか)」について解説します。
羽前京香は魔防隊七番組の組長。
本作の主人公・和倉優希を能力によって奴隷(スレイブ)にし、彼を魔防隊に雇い入れたご主人様です。
堅物ですが、ご褒美や他の女性のちょっかいもあり、徐々に優希を意識し嫉妬する様子を見せている京香。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや過去、その能力(強さ)や優希との関係を中心に解説してまいります。
「魔都精兵のスレイブ」羽前京香のプロフィール
基本プロフィール(身長、誕生日、声優など)
身長 | 167cm |
誕生日 | 9月4日 |
血液型 | O型 |
声優 | 鬼頭明里 |
羽前京香(うぜんきょうか)は本作の正ヒロインであり、魔防隊七番組の組長。
主人公・和倉優希をその能力によって奴隷とし、強大な力を与え魔防隊に雇い入れた人物です。
外見は腰まで届く長い銀髪と羽のような耳飾りが特徴の凛々しい美女。
年齢は22歳です。
性格は生真面目でひたすらに真っ直ぐな体育会系。
人望はあるのですが脳筋でとにかく鍛えれば何とかなるという発想の持ち主であり、弱い人間の心情をあまり理解出来ていないフシがあります。
好きな音楽は演歌や中島みゆきで、かくし芸は力任せの手品とムーンウォーク。
登山が趣味でいつか世界中の霊山や霊峰を巡りたいと考えています。
魔防隊七番組組長
羽前京香が率いる七番組は裏鬼門にあたる南西方面を担当する部隊。
二番組と共に醜鬼が出やすい地域で大川村寧という専門の索敵係が置かれています。
隊員たちは脳筋の京香の影響でハードな訓練をこなす体力お化けが揃っており、武闘派部隊として知られています。
部下からの信望は厚く、特に東日万凛は東家で居場所がなかった自分を副組長にまで引き上げてくれた京香を尊敬し、彼女のような英雄になることを目標としています。
なお、京香は前任の組長である下村夢路と隊の方針を巡って衝突し、彼女を決闘で倒して組長に就任しています(詳細は後述)。
「魔都精兵のスレイブ」羽前京香の強さ(能力)
唯一桃の能力なしで醜鬼を倒せる武闘派
羽前京香は魔防隊随一の戦闘術の使い手で、唯一桃の能力なしで(基本的な身体強化はされている)醜鬼を倒せる武闘派。
霊山にこもって編み出した独自の戦闘術と刀を用いて戦っています。
作中では連続斬りの「乱れ山桜」、横斬りとスレイブ状態の優希の手刀を組み合わせた合体技「豪刃十字架(ごうじんじゅうじか)」などを披露していました。
また「雲の峰 幾つ崩て 月の山」という自己暗示を唱えることで自らの脳のリミッターを外し、一時的に能力を高める技を習得しています。
能力「無窮の鎖(スレイブ)」
能力:無窮の鎖(スレイブ)
首輪を繋いだ対象を奴隷として使役し、その力を引き出す能力。
一度に使役できる対象は一体だけ。
奴隷とした対象は死ぬまで京香の奴隷となり、この契約は桃の能力を無効化する能力でも解除できない。
能力解除後は奴隷の働きに見合ったご褒美を与えねばならず、その褒美の内容は奴隷が潜在的に望んでいるものとなる。
優希と会う以前は醜鬼を操っていたそうですが、一度に一体しか操れず、大した力を持たない外れ能力と考えられていました。
しかし物は試しと優希に能力を使用したところ、スレイブ化した優希は醜鬼とは比べ物にならないほどの力を発揮。
無窮の成長性と拡張性を秘めた能力であったことが判明します。
スレイブ化した際に現れる鎖を他者に掴ませることでスレイブを貸し出すこともでき、貸出相手に応じて能力も変化。
優希本人の成長や貸し出しの経験、主従関係の深化によりその能力は成長し続けています。
「天進」という強化状態が存在し、この状態は体力の消耗が激しく変身時間が短くなるものの、全体的に能力が大きく向上します。
必殺技は「隷刃の太刀(れいじんのたち)」。
これは「天進」状態でのみ使用可能な技で、鎖を通じて優希を刀に宿らせ、斬撃として飛ばします。
「魔都精兵のスレイブ」羽前京香の過去
羽前京香は幼い頃、故郷の山形県で起きた「月山大井沢事件」という魔都災害で家族を失っています。
事件の唯一の生き残りである京香は故郷を滅ぼした一本角の醜鬼を倒すことに執心し、魔防隊に入隊しました。
事件で重傷を負っていたため、8歳まではリハビリに励み、元一番隊隊長の冥加りうの下で修業を積んだそうです。
その後、京香の経歴を気に入った当時の七番組組長・下村夢路に指名され、七番組に入隊。
その実力を認められ副組長に指名されるなど、当初は下村との関係も良好でした。
しかし七番組の体制強化を受けて下村が出世のために欲を出してしまい、無茶な命令を行うようになったことで二人の関係に亀裂が生じます。
京香は説得しようとしたものの聞き入れてもらえず、最終的に「負けた方が魔防隊を去る」という下村の決闘の提案を受け入れ、組長の座を力で奪い取りました(下村はそう言えば引き下がるだろうと考えていた)。
「魔都精兵のスレイブ」羽前京香と優希(ご褒美と嫉妬)
羽前京香と主人公の優希は、「無窮の鎖(スレイブ)」の能力で繋がった主人と奴隷です。
京香は能力の使用後、優希にキスや添い寝や混浴、マッサージなどの潜在的に優希が望むエッチなご褒美をしています。
当初京香はこれをあくまで能力の代償と割り切っていましたが、自分のために懸命に働く優希を見る内、徐々に主人と奴隷以上の感情を彼に抱く様に
当初は奴隷のプライベートには不干渉という立場をとっていたものの、積極的に優希にアプローチする出雲天花の存在もあって、徐々に嫉妬を露わにするようになっていきます。
最近では反射的に、ご褒美関係なしに優希にキスをしてしまうなど感情が溢れてしまっており……
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