今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、怪異を祓うビジュアル系バンド「囃子(はやし)」について解説します。
囃子は熱いロックな音楽で怪異や悪霊を祓う四人組バンド。
霊感はありませんがその音楽は本物で、星子もその実力を認めています。
アニメ版ではその曲が著作権侵害の可能性を指摘され炎上騒動を引き起こしたことも。
本記事ではそんな囃子のプロフィールやメンバー、登場回(何話)を中心に解説してまいります。
目次
「ダンダダン」囃子のプロフィール
引用元:『ダンダダン』人気投票
基本プロフィール
囃子(はやし)とはジジに憑りついた邪視を祓うため綾瀬星子が呼んだ四人組お祓いバンド(?)。
見た目は90年代ビジュアル系ロックバンドで、モデル(元ネタ)は後述の炎上騒動を引き起こした「XJAPAN」です。
名刺などに描かれた正式なバンド名は「HAYASii」。
実は「Brave Force」と言うバンド名で商業デビューもしています。
見た目はアレですが、根は真面目でノリも気も良いお兄さんたちで、星子たちに振り回されても文句ひとつ言わず素直に対応してくれています。
霊感はないが熱い演奏で怪異をも祓う
囃子は星子のような霊媒師でも霊能力者でもなく、全員霊感すら皆無。
ただその演奏は本物で、幽世にも音を響かせ悪霊を祓う力があります。
その熱量たるや凄まじく、幽霊たちも一斉に目覚めてヘッドバンキングをかますほど。
演奏中は結界のようなものが展開されている上、霊感がないので悪霊に引き込まれることもないという優位性も持ち合わせています。
ただ本人たちはあくまで演奏以外特別な力はないので、あくまで星子のような霊能力者のお祓いのサポート役と言った印象ですね。
「ダンダダン」囃子のメンバー
囃子のメンバーはビジュアル系の男四人組。
トシロウ(ボーカル)
好きなもの:クラシックロック
嫌いなもの:腹式呼吸
趣味:日本画
ヒデジ(ギター)
好きなもの:日本酒
嫌いなもの:梅雨
趣味:編み物
パターソン(ギター)
好きなもの:プロ野球観戦
嫌いなもの:美容師との会話
趣味:バッティングセンター巡り
ヨシキチ(ドラム)
好きなもの:バロック音楽
嫌いなもの:激辛担々麺
趣味:ワイン集め
「ダンダダン」囃子の曲と炎上騒動(アニメ)
囃子と言えば、アニメで演奏された劇中歌「Hunting Soul」が炎上騒動を引き起こしたことで有名です。
ことの発端はこの「Hunting Soul」がXJAPANの「紅」に似ているとYOSHIKI氏がSNSに投稿し、著作権侵害の可能性を匂わせたこと。
これがファンの間で議論を巻き起こし炎上騒動に発展しました。
ただ原作ファンからすると「そりゃ、元ネタが貴方なんだから似てるのはその通りでしょ」といった印象。
YOSHIKI氏に話が通ってなかったダンダダン側の不手際は勿論問題にせよ、YOSHIKI氏にSNSでファンを利用しダンダダン側を叩かせようとするかのような言動があったことから、どちらかと言えばYOSHIKI氏の方に批判が集まる結果となりました。
ちなみに、そもそもダンダダンのアニメ会社と「紅」の著作権を持つソニーはグループ会社で、現場レベルでは話が通っていたようです。
影響力の大きい有名人がSNSで攻撃的な発言をするのは色んな意味でリスクが高い、といういい例ですね。
「ダンダダン」囃子の登場話
邪視を祓うために初登場(52~53話)
囃子の初登場は52~53話。
ジジに憑りついた邪視を祓うため、星子が呼びだしたのがこの囃子です。
どうも星子とは初対面だったようで、やって来た時はそうだと気づかれず、
「邪魔するぜぇ~」
「邪魔すんなら帰ってー」
「あいよお!!」
と帰るフリをしていました。
その後、邪視のお祓いに取り掛かったのですが、ジジの必死の訴えによりお祓いは中止され、囃子は振り回されるだけ振り回されて(文句も言わず)帰っていきました。
オンブスマン編で佐脇凛とともに熱唱(125~129話)
その後、囃子はオンブスマン編125~129話で再登場。
オンブスマンに憑りつかれた佐脇凛を救うために再び熱いロックを響かせることとなります。
ただその時、演奏中にボーカルのトシロウが瓦礫に当たって気絶。
演奏が途切れて悪霊が襲い掛かってきて大ピンチとなりますが、佐脇凛が代わりに歌うことで無事除霊は成功しています。
ちなみに、その後佐脇凛は囃子のファンになってCDを購入していました。
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