今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、物語のキーアイテム「金の玉」について解説します。
金の玉は元々主人公オカルン(高倉健)の大切な二つの玉。
それが何故か本人のもとから失われ、不思議パワーを宿したそれを探すことが物語の一つの軸になっています。
「大きすぎ」とか「何個あるんだよ」とか色々言われている金の玉。
本記事ではそんな金の玉の概要や喪失の経緯、その行方などを中心に解説してまいります。
「ダンダダン」金の玉とは?
金の玉は元々、主人公オカルン(高倉健)の大切な二つの玉。
物語序盤、ある事情からオカルンは金の玉を失ってしまい、作中ではその玉を探し取り戻すことが彼らの目的の一つになっています。
見た目は5センチくらいの金色に輝く玉。
オカルンの玉にしては大きすぎてピカピカすぎますが、これはターボババアの霊力に包まれているためで、当然オカルン本来の玉の見た目とは異なります。
金の玉には強い生命力が宿っているとされ、霊や妖怪を引き付ける性質があり、またそれに触れることで人によっては霊力が覚醒して霊が見えるようになったり、妖怪の力をブーストしたり、ちょっと意味不明なほどの不思議パワーを秘めています。
「ダンダダン」金の玉探しの経緯(なぜ?)
オカルンが金の玉を喪失した切っ掛けは、第一話でターボババアにイチモツを奪われたこと。
その後、ターボババアから竿(鉛筆?)は取り戻したものの、二つの玉はターボババアが落として行方不明になってしまいました。
オカルンやモモは星子やターボババアの協力を得て、失われた金の玉を探していくことになります。
しかし何故かとんでもない不思議パワーを秘めている金の玉を狙う宇宙人や妖怪たちが現れたりで、中々金の玉を探すのも一苦労。
またバモラが持っていた金の玉によく似た偽物(?)なども登場し、オカルンの玉って何個あったっけとわけわからなくなったり、金の玉さがしは難航することになります。
「ダンダダン」金の玉の行方
1個目:アイラから回収
1個目の金の玉はアイラ(白鳥愛羅)が拾っていました。
アイラはそれによって霊力に目覚め、自分はかわいすぎるが故に世界を救うために選ばれたのだと勘違いすることになります。
そこまでならただの笑い話だったのですが、アイラは霊力に目覚めたことで、幼い頃から彼女に付き纏っていた妖怪「アクロバティックさらさら」に襲われてしまいました。
アイラが一度死亡するなど一騒動あったものの、事件は無事に解決。
オカルンたちはアイラから1個目の金の玉を回収します。
2個目:呪行李編で回収
2個目の金の玉は当初委員長(佐脇凛)が拾って交番に届けていました(そこで委員長が霊力に目覚めて一騒動)。
しかしその後、金の玉はサンジェルマン伯爵の手引きによってズマ(頭間雲児)の手に渡り、呪物・呪行李の中で特殊な能力を使用するためのアイテムとして用いられることに。
呪行李をクリアし、そこに封じられていたメルヘンカルタを倒した後、2個目の金の玉もオカルンのもとに戻ることになります。
「ダンダダン」金の玉の現在
現在(175話時点)、オカルンの金の玉は回収され、無事にオカルンの下半身へと装着されました。
ただ金の玉を取り戻した代わり、オカルンはそれまで借りていたターボババアの力を返却しています。
もともと金の玉を取り返すまでという約束だったので、それを守った形ですね。
ターボババアの力を失ったオカルンですが、彼の周りからオカルト関連の騒動がなくなったわけでもなく、毎週火曜日に約束している邪視(円城寺仁に憑りついた妖怪)との決闘をどうするのかなど問題は山積みです。
また、その金の玉の力を狙う宇宙人や妖怪がいなくなったわけでもありません。
再び金の玉が失われるという展開も十分に考えられますが……
「ダンダダン」金の玉と野球
回収した金の玉をオカルンの下半身に戻す際、作中では毎度茶番が行われています。
それは野球。
縛られたオカルン目掛けてターボババアが金の玉を投げつけるのですが、何故か星子がそれをバットで打ち返そうとするのです。
一度目は「ターボババアボール」が見事に星子を打ち取り勝利。
しかし二度目は「大リーグボール6号」と見せかけ「スーパーETカーブボール」を投げたターボババアの玉を、星子の執念と閃きが上回り見事ホームラン。
ターボババアの敗因は星子から逃げたことでした(その後、必死の捜索により金の玉は発見され無事にオカルンの下半身に戻っています)。
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