「出禁のモグラ」桐原八重子~胸が関東平野な少女、曽祖父とモグラの縁、人間関係など~

 今回は「モーニング」で連載中のオカルティックコメディ「出禁のモグラ」から、胸が関東平野な少女「桐原 八重子(きりはら やえこ)」について解説します。

 桐原八重子は同級生の真木栗顕と共に仙人を自称するおかしな男・モグラと出会い霊が見えるようになってしまった女子大生。

 かわいい見た目をしていますが、かなりタフで愉快な性格をしています。

 実は彼女のおじいちゃんがモグラに命を救われたことがあり、モグラとは意外な縁を持っていました。

 本記事ではそんな桐原八重子のプロフィールや人間関係などを中心に解説してまいります。

「出禁のモグラ」桐原八重子のプロフィール

基本プロフィール(声優など)

 桐原八重子は八目大学一ツ目キャンパスに通う女子大生です。

 初登場時は大学3年生の20歳。

 真木栗顕とは文芸学科文学専攻児童文学ゼミのゼミ仲間で、気が合うのかしばしばセットで行動しています。

 外見は外側にはねたショートカットが特徴の小柄な女性で、可愛らしく割とモテている描写があるが、本人は貧乳コンプレックスが強く異性からの好意には鈍感。

 高校一年生なのに胸の大きな犬飼詩魚と出会った際には、

「アルプス山脈ってそんなにいいものですかねぇ」
「関東平野はだめですかねぇ」

 などと面倒くさい発言をして真木くんを困らせていました。

 アニメでの声優は藤井ゆきよさん。

真木と共に霊感に目覚めた女子大生

 桐原八重子は特別な力を持たないごく普通の一般人でした。

 ただ、偶々モグラと関りを持ってしまったことで真木くんと共に霊感に目覚めてしまっただけ。

 一応、すぐに霊感に目覚めて折り合いをつけられた感受性の高さは珍しいそうですが、それも特別なことではないそうです。

 作中では後述するモグラと彼女の曽祖父との縁もあり、ある種の恩返しも兼ねてモグラが鬼火を貯めてあの世に帰る手伝いをしています。


「出禁のモグラ」桐原八重子と真木栗顕

 同じゼミの真木栗顕とは同じゼミの友人で、付き合ってはいませんが当初から互いにかなり好意的に見ていました。

 告白すればすぐカップル成立なのでしょうが、お互い微妙に異性関係にコンプレックスがあり、今のところあまり関係が進展する気配はありません。

 桐原八重子は元々レッサーパンダが大好きで、真木栗顕がレッサーパンダのマギー君の霊に憑りつかれてからは真木くんへの感情が「推し」へと昇華。

 このことで余計関係が進まなくなってしまったような気がしなくもありません。

「出禁のモグラ」桐原八重子の人間関係

 桐原八重子と犬飼詩魚はバイト先の喫茶店「キッチン リリィ」の先輩後輩の間柄。

 化け猫憑きで祓い屋一家の猫附梗史郎らとはモグラを通じて知り合いとなっています(その父である猫附藤史郎はゼミの担当教授)。

 森奏芽とは高校時代の同級生で、彼はイケメンではあった者の互いに異性としては意識したことはなく、アニメなど趣味の合う友人でした。

 基本的には社交的で誰とでも仲良くなれるものの、嫌いな相手にはハッキリ嫌悪感を示すタイプです。


「出禁のモグラ」桐原八重子とモグラの縁(曾祖父)

 桐原八重子とモグラには不思議な縁があります。

 彼女の曽祖父、桐原雄八は戦時中にモグラと同じ部隊に所属していて、酷い大怪我をしたもののモグラのお陰で命を救われた過去があります。

 このことが無ければ彼女は生まれていなかったかもしれません。

 曽祖父の桐原雄八は今でも存命で、モグラと再会した際にはすぐには彼が当時自分を救ってくれた仲間だとは気づいていませんでしたが、最後はモグラに手紙で感謝の言葉を伝えています。

「出禁のモグラ」桐原八重子の実家

 桐原八重子の実家はド田舎の離島。

 人魚を鎮める奇祭を行っており、島をおかしな一族が支配していて、奇妙な掟がたくさんあるエロゲに出てきそうな設定の島です。

 桐原八重子は島の悪い風習には染まっていませんでしたが、それでも島の常識をおかしなものとは思わず自然と受けいれて育っていました。

 桐原八重子の友人の森くんは島の外部からやってきた人間で、権力者に目を付けられすっかり追い詰められてしまうことに。

 彼女の実家に関するエピソードは原作22~35話で描かれており、島の歪んだ意識や構造の問題は解決され、現在は少しずつ良い方向に向かっているようです。



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