今回は荒川弘先生が少年ガンガンで連載中のダークファンタジー「黄泉のツガイ」から、西ノ村の死体処理屋・峰山アンナのツガイ「魂コロガシ(タマコロガシ)」について解説します。
魂コロガシは死体を圧縮して肉団子にし、そこから新たなツガイを生み出す能力を持った特殊なツガイ。
作中ではこの魂コロガシにより生み出された新世代のツガイが数多く登場しています。
ただの死体処理に留まらず物語の鍵を握る重要なツガイ。
本記事ではそんな魂コロガシの概要や能力、登場話や西ノ村の目的を中心に解説してまいります。
目次
「黄泉のツガイ」魂コロガシのプロフィール
基本プロフィール
「魂コロガシ(タマコロガシ)」は西ノ村のツガイ使い峰山アンナが契約しているツガイです。
見た目はフンコロガシで個体名はオスが「タロウ」、メスが「ヒメ」。
虫なので会話はできず、どんな性格かは不明。
当初は単なる死体処理専門のツガイと思われていましたが、実は西ノ村陣営の計画の中でもかなり重要な役割を持つツガイであったことが判明します。
主は峰山アンナ
引用元:『黄泉のツガイ』公式
魂コロガシの主は峰山アンナ。
西ノ村陣営の死体処理屋で、普通の女子高に通う受験生です。
本人曰く、西ノ村に協力しているのはお金と好意を抱いている与謝野イワンが目当て。
西ノ村の詳しい事情や計画は知らないということで、実際に主要メンバーではないようですが、彼女のツガイである魂コロガシは西ノ村陣営にとってなくてはならないものなので、彼女の説明がどこまで本当なのかは分かりません。
「黄泉のツガイ」魂コロガシの能力
魂コロガシの能力は当初「死体を丸める」能力と「それを圧縮する」能力と説明されていましたが、これは峰山アンナのミスリード。
実際には「死体を丸めて圧縮する」のがタロウの能力で、ヒメの能力は「その肉団子に卵を産みつけツガイを生み出す」というものでした。
ヒメの能力で生み出されたツガイは肉団子になった人間の個性を基に生まれた新世代のツガイ。
どんなツガイになるかは生まれるまで分からず、期待外れに終わることも結構あるようです。
ちなみにツガイ使いを素体にした場合、その契約していたツガイの特性を引き継ぐことが多いようですね。
「黄泉のツガイ」魂コロガシと新世代のツガイ
魂コロガシによって生み出された新世代のツガイは、西ノ村主要メンバーも実際に契約しており、決してただの数合わせではありません。
今のところ判明しているのは醍醐の「サドマゾ」と椥辻の「裁きの日(ジャッジメント・デイ)」。
どちらのツガイも性格には難がありますが、サドマゾは「ダメージの吸収&放出」、裁きの日は「粘菌を対象に憑りつかせて盗聴&爆破」と非常に厄介な能力を持っています。
ちなみに裁きの日のベースになったのは「ひっつきもっつき」という粘菌タイプのツガイと契約していた「矢賀」という男で、西ノ村を探っていたところを殺されてしまったようです。
「黄泉のツガイ」魂コロガシの登場話
魂コロガシの初登場は原作27話。
新郷ハヤトとの抗争中、与謝野イワンが殺害した東村関係者の死体を峰山アンナの指示で肉団子に変えていました。
再登場は原作33~35話で、醍醐と椥辻が東村の集会を襲撃するのに峰山アンナが付き合わされる形で登場。
その後、段野ハナに捕まって魂コロガシの能力を(一部)吐かされていました。
「黄泉のツガイ」魂コロガシと西ノ村の目的
原作49話では醍醐の口から西ノ村の目的が語られました。
西ノ村は現在、結界に覆われたままダムの下に沈んでいます。
それを解放するためにはユルとアサの持つ黄泉のツガイの力が必要。
ただ結界を解くだけではダムの水が村に流れこみ滅亡してしまうため、解きつつ封じるを同時にやれる自分たちの言うことをよく聞くツガイの力が。
その為、西ノ村は黄泉の世界から出てこない「解」と「封」よりも、こちらの世界に常にいて引継ぎもできるツガイを、ユルとアサを魂コロガシを使って作り出そうとしていたのです。
ただし、この話にはいくつか穴があり(魂コロガシの能力で生まれたツガイが解と封の力を継ぐ保証はない、など)、醍醐が本当のことを語っている保証はありませんし、あるいは彼も偽の計画を吹き込まれていた可能性は否定できません。



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