今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、新生アストレア・ファミリア団長「セシル・ブラックリーザ」について解説します。
セシルはオラリオを離れた女神アストレアが、剣製都市ゾーリンゲンで新たに立ち上げたファミリアの団長。
高名な鍛冶師一族の末っ子で、『鍛冶』の発展アビリティを獲得した上級鍛冶師です。
アストレア大好きっ子で、かつての眷属であるリューに嫉妬していたセシル。
本記事ではそんなセシルのプロフィールや能力(強さ)、作中での人間関係を中心に解説してまいります。
「ダンまち」セシルのプロフィール
引用元:大森藤ノ Twitter
基本プロフィール
セシル・ブラックリーザはオラリオを離れた女神アストレアが剣製都市ゾーリンゲンで新たに立ち上げた新生「アストレア・ファミリア」の団長。
種族はヒューマンで年齢は不明。
外見は青色の髪をサイドテールにした美少女です。
剣製都市ゾーリンゲンの鍛冶師の名門ブラックリーザ家の末っ子で、本人も鍛冶師。
父や兄たちが自分を認めてくれないことに反発したり、アストレアが気に掛けるリューに対して嫉妬したりと、勝ち気で精神的な未熟さが目立ちます。
初出はGA文庫15周年記念SSで、「ファミリアクロニクル episodeリュー2」で本格的に登場したキャラクターです。
新生「アストレア・ファミリア」
アストレア・ファミリアは元々オラリオで活動していましたが、本編開始5年前に「ルドラ・ファミリア」の罠と「ジャガーノート」によりリュー以外の団員が全滅。
アストレアはオラリオを離れ、剣製都市ゾーリンゲンに移り住みました。
そこでまた新たに眷属を増やし、細々と活動しています。
セシルはその新生アストレア・ファミリアの団長でリューの後輩。
判明している団員は他に、狼人でLV2のイセリナ、パルゥムでライラに憧れている参謀志望のシャウ、呪詛使いでアストレアへの愛が重いウランダ。
オラリオで活動していた頃と同様、団員たちは全員女性です。
ちなみにアストレアが剣製都市ゾーリンゲンに移った理由は、いつかリューが再起した時、彼女のための武器を贈ってあげたいと考えたからだそうです。
「ダンまち」セシルの能力(レベル)
LV2の上級鍛冶師
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
【鍛冶:?】 | |
<魔法> | |
??? | |
<スキル> | |
??? |
セシルの詳細な能力は開示されていません。
分かっていることはLV2であることと、発展アビリティ『鍛冶』を習得した上級鍛冶師であることのみ。
作中では高レベルの冒険者がポンポン出てきているため感覚が麻痺しがちですが、この世界では一生ランクアップしない者も珍しくなく、オラリオ外でLV2に到達しているセシルはかなりの上澄み。
戦闘は専門ではなく、リューには軽くあしらわせていましたが、それでも一般的には相当な実力者と言えます。
リューの専属鍛冶師に
『鍛冶』の発展アビリティを持つセシルは、アストレアからの依頼を受けてリューの新武装である「星屑の剣(アルヴス・ユースティティア)」を作製しています。
これは、かつてリューがアーディから贈られた大聖樹の枝から作られた木刀「アルヴス・ルミナ」の破片(ジャガーノートに折られた)を素材としており、リューが派閥大戦で使用していた剣。
セシルは以前からこの武装の製作をアストレアに依頼されていたものの、それを形にすることが出来ず悩んでいました。
しかしリューとの出会いを経て風の中位精霊ユーフィに認められ「精霊の滴」を授かり、父親から「精霊炉」の使用許可を得たセシルは、見事この剣を完成させています。
「ダンまち」セシルとアストレア(過去)
セシルはアストレア様大好きっ子。
出会った当初からそうだったわけではなく、アストレアに近づきその眷属になったのは、単に『鍛冶』の発展アビリティを得て上級鍛冶師になる為でした。
ただ眷属として活動していく内にセシルはすっかりアストレアに絆されメロメロに。
LV2にランクアップし上級鍛冶師となった頃には、完全に手段と目的が逆転していました。
ただその分、アストレアが自分の知らない昔の眷属をずっと気にかけていたことについては強い嫉妬心を抱いていたようで……
「ダンまち」セシルとリュー・リオン
セシルは当初、先輩にあたるリュー・リオンに強い嫉妬心を抱いていました。
その理由は自分が慕うアストレアが、顔も知らない昔の眷属のことをずっと気にかけていたため。
その為、リューとの初対面ではその正体を知るなり思わず掴みかかってしまい、
「貴方のこと、絶対認めないんだから!!」
と突っかかっています。
ただリューがゾーリンゲンに滞在している間に交流を深め、精神的にも大きく成長したことでリューと和解。
以降はリューのことを「先輩」と呼び、彼女のために作成した「星屑の剣」を手渡しています。
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