今回は「ジャンプ+」で連載中の大人気作品「SPY✖FAMILY(スパイファミリー)」から、ロイド(黄昏)たちが所属する諜報機関「WISE(ワイズ)」ついて解説します。
WISE(ワイズ)とは西国(ウェスタリス)の諜報機関。
作中では物語の舞台となる東国(オスタニア)に潜伏し、諜報活動に留まらず東西平和を脅かす存在を排除し、戦争の火種を秘密裏に消しています。
ユーモラスとハードボイルドを併せ持つ、この作品を象徴する組織。
本記事ではそんなWISE(ワイズ)の概要やメンバー、他組織(ガーデン、秘密警察)との関係を中心に解説してまいります。
「スパイファミリー」WISE(ワイズ)とは?
引用元:スパイファミリー展【公式】
WISE(ワイズ)とはロイド(黄昏)たちが所属する西国(ウェスタリス)の諜報機関であり、正式名称を「西国情報局対東課」。
未だ戦争に火種がくすぶる東国(オスタニア)にスパイとして潜入し、諜報活動だけでなく東西平和を脅かす要因を排除する役割を担っています。
組織としての全容は不明ですが、陸軍情報部が管轄している模様。
物語開始直前に東国でかなり大規模なスパイ狩りが行われたらしく、東国内での人員はかなりカツカツの状態。
そのため作中ではロイド(黄昏)に多大な負荷がかかっているようです。
「スパイファミリー」WISE(ワイズ)の元ネタ(モデル)
WISE(ワイズ)には二つ、元ネタ(モデル)になった組織が存在すると言われています。
一つはドイツの「BND(連邦情報局)」。
この作品はかつての冷戦時代の東西ドイツが元ネタとなっており、「BND(連邦情報局)」は西側のスパイ組織。
現在も7000人ほどの人員を有し、2000人ほどが国外で諜報活動を行っているそうです。
そしてもう一つがイギリスの「MI6(秘密情報部)」、「007」シリーズの元ネタですね。
ロイドはジェームズ・ボンドの影響を強く受けていますし、WISE(ワイズ)本部の建物はMI6本部の建物と酷似しています。
こちらも組織の詳細は不明ですが2500人程度の人員を擁していると言われています。
「スパイファミリー」WISE(ワイズ)のメンバー
局長
WISEのトップに立つ謎の男性。
今のところ後姿のみの登場となっており、アニメ版の印象からすると中々コミカルな人物のようです。
西国のWISE本部にいて、黄昏に絶対の信頼を寄せています。
管理官「シルヴィア・シャーウッド」
「鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)」の異名を持つ管理官(ハンドラー)シルヴィア・シャーウッド。
WISEの東国におけるトップで、表向きの身分は大使館の書記官。
年齢不詳の美女で、黄昏を凄腕スパイに育て上げた師匠でもあります。
諜報員・黄昏(ロイド)
本作の主人公の一人でWISE最高のスパイと評される男・黄昏(ロイド)。
変装や戦闘技術などあらゆる技術に長け、その名は東国の組織にも知れ渡っています。
現在は東国の重鎮ドノバン・デズモンドの戦争計画を探る『オペレーション『梟(ストリクス)』を遂行中ですが、並行していくつもの仕事を押し付けられています。
諜報員・夜帷(フィオナ・フロスト)
東国に潜入した諜報員の一人・夜帳(とばり)ことフィオナ・フロスト。
黄昏の後輩で、彼に強烈な好意を寄せており、クールを装いながらも常時暴走状態。
表向き精神科医として総合病院に勤務する黄昏を補佐するため、同じ病院に事務員として勤務しています。
「スパイファミリー」WISE(ワイズ)と秘密警察
WISE(ワイズ)と敵対している東国組織の代表格がユーリやクロエが所属している秘密警察(正式名称:国家保安局、通称:SSS)です。
秘密警察は東国内の治安維持を目的とした防諜機関で、スパイ狩りや売国奴の監視・摘発などがその職務。
実際にWISEのスパイが多数秘密警察に検挙されています。
基本的にWISEの活動はこの秘密警察の目をかいくぐって行われており、秘密警察はWISEを目の敵にしています。
「スパイファミリー」WISE(ワイズ)とガーデン
WISE(ワイズ)と潜在的な敵対関係にあるのがヨルが所属する東国の暗殺組織ガーデン。
ガーデンは国防のために売国奴などの暗殺を行っており、現政府ではなく国そのものに忠誠を誓う独立組織。
WISE内でもその存在は都市伝説と思われており、今のところ尻尾を掴むどころか認知さえできていない状態です。
ガーデンの側は何故か今のところ積極的にWISEを狩る動きを見せてはいませんが、いつWISEを害虫と見做し排除に動いでもおかしくはありません。
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