今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、162話で存在が明かされた旧ボーダーメンバー「桐山 諒治(きりやま りょうじ)」について解説します。
旧ボーダーメンバーは約5年前の戦いでメンバーの過半数が死亡、あるいは黒トリガーとなってしまっており、桐山さんはその生き残り。
城戸司令、忍田本部長とともに本部に移っていると語られ、長らく未登場となっていましたが、249話でようやく本編に登場しました。
本記事では謎に満ちた桐山さんの正体を中心に解説してまいります。
ワールドトリガー、桐山諒治(桐山さん)って誰?
本部所属の旧ボーダーメンバー
ボジション | チーフエンジニア |
年齢 | 48歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
星座 | 不明 |
職業 | 不明 |
好きなもの | 不明 |
声優 | ― |
桐山さんはコミックス19巻(162話)で、修が玉狛支部で旧ボーダー時代の集合写真を見つけ、存在が明かされたキャラクター。
外見は顎髭が特徴のがっしりした中年男性で、現存する旧ボーダーメンバーの中では最年長です。
ポジションはチーフエンジニアで鬼怒田さんの部下。
指令の城戸さん(42歳)より上で、城戸さんを「城戸ちゃん」呼ばわり。
忍田本部長は「マサ坊」、林藤支部長は「タク坊」と、旧ボーダーメンバーに対しては非常にフランクな態度をとっています。
当初「本部に移ってがんばっているわ」とだけ語られる
林藤ゆりから桐山さんについて語られたのは、
「本部に移ってがんばってるわ」
の一言だけ。
ただその時点ではどんな人物か全く言及がなく、どんな仕事をしているのか、幹部なのかさえ分からずじまいでした。
その為、名前が登場した当初は一体何をしている人なんだとファンの間で話題になっていましたが、どの意見も推測の域を出ませんでした。
旧ボーダーメンバーなのできっと重要人物には違いないと思われていましたが……
ワールドトリガー、桐山諒治(桐山さん)の役割
ポジションはチーフエンジニア(技術屋)
桐山さんは249話でチーフエンジニアであることが明かされています。
チーフエンジニアというと、寺島雷蔵とかがその一人ですね。
確かに重要なポジションではあるのですが、しかし旧ボーダーメンバーとしては、少し地味な役割という気がしなくもありません。
遠征部隊の指揮官
桐山さんはただのエンジニアではなく、直近の遠征部隊の指揮を執っていたことが判明しています。
本人は風間さんと真木が大体やってくれていたので自分は大したことはしていないと謙遜していましたが、遠征指揮は他国との交渉も発生する重要なポジション。
単なるエンジニアではなく、他のネイバー国家との折衝担当も兼任しているのかもしれません。
もしそうだとすれば、あまり公にできるポジションではないので、これまで表に出てこなかった理由にも一応説明はつきますね。
ワールドトリガー、桐山諒治(桐山さん)の謎
何故本部に在籍しているのか?
桐山さんの謎の一つが、何故本部に在籍しているのかということ。
彼の雰囲気はネイバー排斥派には見えず、単なるエンジニアであれば玉狛支部に残っていた方が合っているような気がします。
また、桐山さんのエンジニアとしての功績が聞こえてこない点も気にかかりますね。
旧ボーダーメンバーで、エンジニアで、あまり功績が表に出せない役割となると……
その正体の鍵を握るのは忍田瑠花、マザートリガーの存在?
引用元:ワールドトリガー.info
私は桐山さんの鍵を握るのが忍田瑠花の存在だと考えています。
忍田瑠花は旧ボーダーが同盟を結んでいたネイバーの国家アリステラの王女であり、国を滅ぼされボーダーに亡命してきた存在です。
彼女が管理継承するアリステラのマザートリガー(星を生み出すほどの強力なトリガー)を得たことで、現在のボーダーは急速な発展を遂げたと本編で語られています。
……が、開発部門のトップである鬼怒田さんは優秀ではあれ現ボーダー設立に合わせ城戸司令がスカウトしてきた新参者。しかも決してネイバーに対して友好的ではない。
そんな鬼怒田さんがマザートリガーに直接関わるというのは、ある程度組織が落ち着いた現在ならともかく、現ボーダー設立時点ではあまり良策とは言えません。
ここまで言えばもうお分かりでしょう。
つまり、桐山さんはマザートリガーに直接触れ、その力をボーダーの運営・発展のために活用する調整役、エンジニアなのではないでしょうか?
これなら表に出てこれない理由も分かりますし、旧ボーダーメンバーでなければこなせない非常に重要なポジションでもあります。
今後、忍田瑠花のキャラクターが深掘りされる段階で、桐山さんの役割も語られるのではと予想しているのですが……
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