今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」の作画担当「系山冏(けいやまけい)」先生について解説します。
系山冏(けいやまけい)先生は原作のずいの先生とタッグを組み、2021年から「ヤンマガweb」で「税金で買った本」の連載を開始した若手漫画家。
初連載となる「税金で買った本」がTVで紹介されるなどして大ヒット、一躍人気作家の仲間入りを果たしました。
本記事では現在判明している系山冏(けいやまけい)先生のプロフィールや過去作、インタビューなどで語った情報について整理してまいります。
「税金で買った本」系山冏のプロフィール
基本プロフィール(性別、年齢、誕生日、出身地など)
性別 | 不明 |
生年月日(誕生日) | 不明(1998年生まれ) |
年齢 | 不明(2024年時点で25~26歳) |
出身地 | 新潟県 |
系山冏(けいやまけい)先生は2021年8月から「ヤンマガweb」で連載が開始された大人気図書館お仕事コメディ「税金で買った本」の作画担当漫画家。
そのプロフィールについてはあまり詳しくは公開されておらず、性別も不明。
マンガ王国として有名な新潟県の出身で、ヤンマガ月間新人漫画賞受賞時には「埼玉」在住となっていました。
線が細くかわいらしいキャラクターに定評があり、青年漫画誌の作家にも関わらず作風がやや少女漫画よりなのが特徴です。
受賞歴・作家としての経歴
系山冏(けいやまけい)先生は2020年5月に「わたしの神聖アイドルさん」でヤンマガ月間新人漫画賞の佳作(TOP賞)を受賞。
また同年に、ちばてつや賞ヤング部門準優秀新人賞(2020年後期・第83回)を受賞し、プロとしての道を歩み始めました。
そして翌2021年には原作のずいの先生とタッグを組み、「税金で買った本」の作者として「ヤンマガweb」で連載デビュー。
本誌連載争奪杯を勝ち抜き、2022年2・3合併号からは「ヤングマガジン」本誌に移籍しています(webでも並行して連載中)。
麒麟・川島さんやニッチェ・江上さんらがTVなどで紹介したこともあり、「税金で買った本」は瞬く間に大ヒット。一躍人気漫画家の仲間入りを果たします。
「税金で買った本」系山冏の過去作
「税金で買った本」以前に発表された系山冏(けいやまけい)先生の読み切り作品を二本紹介します。
どちらも「コミックDays」で公開されているので、興味があれば読んでみてください。
わたしの神聖アイドルさん
主人公は音ゲーに登場するアイドル「憧怜聖愛」が大好きな百合系絵師の女子高生。
彼女はオタク趣味がバレて引かれることを恐れ、中々周囲と打ち解けることができずにいました。
そんな時、堅物で有名な男性教師とスマホを取り違えてしまい、自分が「憧怜聖愛」が好きな絵師で、その教師が自分のファンかつ女装コスプレ好きであることが互いにバレてしまいます。
必死に自分の趣味をひた隠そうとする主人公でしたが、趣味を恥じることなく誇るその教師の姿に、少しだけ自分のアイドルへの想いを認め、前を向くのでした。
しきじさんスイッチ
主人公の男子高校生大月くんは、同級生の敷地さんにずっと片思い中。
しかし敷地さんはガサツな太洋くんが好きで、彼をデートに誘います。
失恋にショックを受ける大月くんでしたが、彼はぶつかった衝撃で敷地さんと身体が入れ替わってしまいます。
そして敷地さんの身体で、何故か太洋くんとデートを重ね、二人の恋の後押しをすることに。
次第に仲を深めていく二人でしたが、その様子を見た敷地さんは自分の身体に戻りたくないと言い出して……?
「税金で買った本」系山冏の素顔
系山冏(けいやまけい)先生の素顔について、ご本人のSNSなど色々調べてみましたが、今のところ写真などはどこにも見当たりませんでした。
プライベートに関する情報はSNSでもほとんど発信されておらず、大まかな年齢以外はほぼ謎ですね。
作風からすると女性なのかなという気もしますが、最近の作家さんは作風と性別が一致しないことも珍しくないので、ハッキリしたことは何もわかっていません。
「税金で買った本」系山冏とずいの先生
系山冏(けいやまけい)先生が「税金で買った本」に関わるようになった切っ掛けは、原作のずいの先生が図書館をテーマにしたお仕事ものを書くことを決めた後、系山冏(けいやまけい)先生の画風が好きで作画をお願いしたという流れだそうです。
系山冏(けいやまけい)先生はシュッとした細身のキャラが得意だったので、筋肉キャラの白井に関しては大分描くのを苦労したのだとか。
ずいの先生はキャラクターや図書館の背景などかなり細かく指示を出すタイプで、年下の系山冏(けいやまけい)先生は基本それに従って作画をしている形。
ただ今村さんに関しては系山冏(けいやまけい)先生が描く彼女の困り顔があまりに魅力的だったため、ずいの先生もつい色んなエピソードに登場させ彼女を困らせてしまうようになったとインタビューで語っていました。
コメント