今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」から、初代困り顔担当女性アルバイト「島本実央(しまもとみお)」について解説します。
島本実央は主人公の石平くんたちが働く図書館の女性アルバイト。
作中では石平くんに怯えたり厄介な利用者に絡まれたり、困り顔担当として登場していました。
第1話から登場していましたが、現在はすっかりその姿が見えなくなっています。
本記事ではそんな島本実央のプロフィールや登場話、現在(辞めた?)を中心に解説してまいります。
目次
「税金で買った本」島本実央のプロフィール
引用元:【公式】税金で買った本
基本プロフィール
島本実央は主人公の石平くんたちが働く図書館の女性アルバイト。
ストレートボブの若い女性で、Tシャツなどシンプルな服装をしていることが多いです。
性格は気弱で押しに弱いタイプ。
当初はヤンキーの石平くんのことを怖がっていて、慣れるまでにかなり時間がかかっています。
名前の由来は小説家の島本理生。
一般図書係のアルバイト
島本実央は石平くんと同じアルバイト。
詳しい仕事内容までは描かれていませんが、作中では早瀬丸さんに指示を仰いでいることから一般図書係の所属と思われます。
一般図書係はカウンター係やお客様への案内、配架など、所謂一般の人が図書館員と聞いて思い浮かべる仕事をしている人たちですね。
ちなみに一般図書係はチーフの吉沼さんがいて、その下に正規職員の茉莉野、さらにその下に非正規の早瀬丸さんや松浦さんたちがいて、アルバイトの島本実央や石平くんがいるというメンバー構成です。
「税金で買った本」島本実央の登場話(初登場)
「わくわく☆しりたい どうぶつのなぞ(1話)」
島本実央は第1話の1ページ目から登場。
早瀬丸さんに涙目でガクガク震えながら「あちらにカード作りたい方がいらっしゃるんですが…」と言ってる女性が島本さんです。
この時はヤンキーの石平くんが現れて怯えていました、
「エコ節電の教科書(4話)」
続いて島本実央が登場したのは第4話で、この時は迷惑利用者の一人である「タコ足の人」を見つけ、その存在を早瀬丸さんに伝えていました。
この時は石平くんが働き始めたばかり。
まだ少し彼に怯えていて、突然ヤンキー顔が現れると「ヒッ」と驚いている様子が描かれています。
「屋根裏の散歩者(10話)」
この話では石平くんを付け回している不審者(=山田)を見つけ、早瀬丸さんに「怪しい人がいるんです」と助けを求める担当。
もう完璧に困り顔担当が定着していましたね。
「アンガーマネジメント(45~46話)」
少し話が空いて、島本実央が再登場したのは45話。
この話はバイトがお休みの石平くんが、プライベートで図書館にやってきて、図書館に現れるクソ利用者(白井里雪命名)を観察するというもの。
島本実央は「アンケートおじさん」につかまり、セクハラか学術目的か微妙なラインの質問をずっとされ続けて困っていました。
「税金で買った本」島本実央と石平くん
島本実央は基本的に一般的な感性の持ち主で、作中ではヤンキーの石平くんを普通に怖がっています。
他の職員さんたちは最初からヤンキー石平くんに適応しているので、実は彼を怖がるキャラクターというのは稀少。
ヤンキーだからと差別するようなことはありませんが、怖いものは怖い、といった素直な反応ですね。
徐々に慣れていって45話では「悪い子じゃない」と大分打ち解けてはいますが、そこに至るまでにはかなりの時間をようしています。
「税金で買った本」島本実央の現在は?(辞めた?)
島本実央は作中序盤で困り顔担当として何度か登場していたものの、途中から全く姿を見せなくなっています。
筆者が確認できた限りでは上記の45話が最後ですね。
これに関してははっきり明言されているわけではありませんが、作中での時間経過に伴い(3年以上が経過)、島本実央が就職などでアルバイトを辞めたのではないか、と予想されます。
元々学生バイトのようでしたし、就職活動などが始まればバイトも続けていられませんよね。
またメタ的に言うなら、8話から登場した今村さんが読者から人気となり、困り顔担当の役割をそちらに奪われたというのも大きいでしょう。
もう少し活躍してもいいキャラだったとは思いますが、現在は他に個性豊かなキャラクターが多数登場しているので、残念ながら島本実央が再登場する可能性は極めて低いと思われます。
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