今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」から、AV係のお姉さん「美上(みかみ)」さんについて解説します。
美上さんは主人公の石平くんたちが働く図書館の女性職員。
CDやDVDなどのAV(audio visual=視聴覚)コーナーを担当しています。
最初は名前のないモブキャラでしたが、徐々に存在感を発揮している可愛いお姉さん。
本記事ではそんな美上さんのプロフィールや登場話を中心に解説してまいります。
目次
「税金で買った本」美上さんのプロフィール
基本プロフィール
美上さんは主人公の石平くんたちが働く図書館の女性職員です。
外見は黒目がちな垂れ目が特徴のボブカットのお姉さん。
年齢は不明ですが、見た目や周囲との会話を見る限りでは白井と同年代なのではと思われます。
性格はおっとりしていて気遣いの出来るタイプ。
元々は名前の無いモブキャラとしての登場でしたが、担当する係に焦点が当たり、ネームドキャラに昇格しています(郷土係の源川さんと同じタイプでしょうか)。
AV係のお姉さん(非正規職員?)
美上さんの担当はAV係。
叡智なアレではなく「audio visual」、CDやDVDなどの視聴覚コーナーを担当しています。
AVコーナーの詳細は後述しますが、少人数の係のようで今のところ美上さん以外のAV係は登場していません。
正規職員か非正規職員かについて言及はありませんが、作中での様子を見る限りまず間違いなく非正規職員でしょうね。
「税金で買った本」美上さんのお仕事
美上さんが担当しているAV係は本ではなく、CDやDVD、ビデオやレコードなどの視聴覚資料を取り扱う係です。
こうしたAV関連のサービスは図書館によって内容に差異があり、作中ではこの市立図書館が扱っているサービスの詳細には触れられていません。
モデルと言われている所沢図書館を例に挙げると、様々なジャンルのCDやDVD、ビデオやレコードを取り扱っていて、図書館内のAVコーナーで視聴可能。CDとDVDについては貸出も対応しているそうです。
なお、こうした図書館で取り扱っているCDやDVDは貸出が許可された特別なもので、本とは弁償ルールもは異なり、保証金の分かなり高価になっています。
AVコーナーの近くには学習室が設置されていて、美上さんたちAV係はこの学習室の利用受付も担当しています。
「税金で買った本」美上さんの人間関係
美上さんは白井や今村さんのことを「さん」付けで呼んでいますが、年齢が近いのかこの二人には比較的砕けた態度。
また展示班で一緒だった早瀬丸さん、朝野さん、不二さんとは普通に気が合う様子でした。
ヤンキーの石平くんとも和やかにコミュニケーションが取れていましたし、この作品に登場する図書館員の中ではかなり温和で社交性の高いキャラクターです。
「税金で買った本」美上さんの登場話(初登場・何話)
「陽気なギャングが地球を回す(58~60話)」
美上さんの初登場は58話の「陽気なギャングが地球を回す」(60話にもチラっと登場)。
学習室に入ることを躊躇う石平くんや灰坂に声をかけようか困惑している姿が描かれていました。
この時の美上さんは、名前の無い単なるAV係のお姉さん、所謂モブキャラでした。
「映画スター史(114話)」
美上さんが再登場し名前が判明したのは、初登場から50話以上が経過した114話「映画スター史」です。
石平くんの同級生女子が図書館で借りたDVDの弁償をしたいと言い出し、それに付き添うことになった石平くん。
その弁償に関わる説明を担当したのが美上さんでした。
2万円という高額の弁償費用に驚く石平くんたちに、その理由を説明する美上さん。
破損でなく紛失ならしばらく待つので探した方がいいということになり、その場は一旦お開き。
しかし実はこの同級生はDVDを無くしておらず、炎上して販売停止となった推しのDVDを手に入れるため、無くしたことにして借りたものを自分のものにしようとしていたのです。
最終的に同級生はそのことを石平くんに見抜かれ、謝罪した上で図書館にDVDを返却しています。
「絵で見る年中行事(131~132話)」
美上さんと他の女性職員との絡みが描かれたのが「絵で見る年中行事(131~132話)」。
早瀬丸さん、朝野さん、今村さん、不二さんの四人と共に年末年始の飾りつけを担当する展示班に選ばれた美上さん。
展示は順調に終わったかと思いきや、担当の宇多野事務係長のいい加減な仕事で、急遽クリスマスツリーを展示するため残業しなくてはならなくなってしまいます。
ミスで仕事を増やしておきながら自分は手伝いもしない宇多野事務係長にブチギレる美上さんたち。
急遽その場に手伝いに呼ばれた石平くんは、何故展示班の人たちがキレているのが事情が理解できず、ひたすら困惑することになる、というお話です。
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