今回は「週刊少年サンデー」で連載中の大人気ファンタジー「葬送のフリーレン」から、小っちゃい子好きなキレイなお姉さん「メトーデ」について解説します。
メトーデはフリーレンとフェルンが参加した一級魔法使い試験の受験者として登場した女性魔法使い。
聡明で優しく美人、魔法使いとしても一流の実力を持つ理想のお姉さんではあるのですが、小っちゃい子の頭を撫でるのが好きなちょっとだけヤベー人物です。
本記事ではメトーデのプロフィールや強さ、作中での活躍を中心に解説してまいります。
「葬送のフリーレン」メトーデのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
メトーデはフリーレンとフェルンが参加した一級魔法使い試験の受験生として登場した女性魔法使いです。
外見は色素の薄い長い髪を後ろで一つに結わえたスタイルの良い美女。
抱きしめられたフリーレン曰く「いい匂い」なのだとか。
優しく面倒見が良く、何があろうとほとんど動揺を表に出すことがない落ち着いた性格の持ち主。
キレイで聡明で優しい理想的なお姉さんではあるのですが、ややマイペースで独特の嗜好を有している点が玉に瑕です(後述)。
受験生の中ではトップクラスの実力の持ち主で、一級魔法使い試験にも合格しています。
声優は上田麗奈さんが担当。
小っちゃい子好きなヤバい女
メトーデは非常に小っちゃい子が大好きで、隙あらば頭をなでなでしようとする独特の嗜好の持ち主です。
小っちゃい子の括りに年齢は関係なし。
作中では特にフリーレンやゼーリエ(どちらも御年千歳以上)を気に入り、何かにつけて彼女たちの頭をなでなでしたりギュッと抱きしめようとしていました。
フリーレンに対しては魔法を餌になでなでしようとしただけでなく、一級魔法使い試験の時にも特に必要ないのにシレっと彼女を抱きしめていたりします。
また同じ一級魔法使い試験を受けていたエーデル二級魔法使いもメトーデのお気に入りらしく、なでなでされたエーデルからは「やばい女」と評されていました。
筆頭のレルネン曰く、メトーデは「一級魔法使いの中ではだいぶまともなほう」ではあるようですが……
「葬送のフリーレン」メトーデの強さ(魔法)
北部高原で魔族を狩る一族の出身
メトーデは元々北部高原で魔族を狩る一族の出身。
北部高原は魔王が倒された今でも魔族との激しい戦いが続いているおり、彼女はそこで戦いを生業としていた魔法使いです。
突出した何かがあるわけではありませんが、魔法使いとしての実力は間違いなく一流。
魔力探知能力が高く、経験豊富で分析・判断力も優秀と隙の無い実力者です。
戦いを生業とする一族の出身ですが、純粋に魔法を楽しむ気質の持ち主で非常に多彩な魔法を習得。ある意味ではフリーレンに近いタイプかもしれませんね。
拘束・精神操作・回復など多彩な魔法を操る
メトーデの魔法の多彩さは一級魔法使いの中でもトップクラス。
純戦闘用の魔法だけでなく拘束・精神操作魔法、僧侶の回復魔法まで使用することができます。
それぞれの魔法はその分野の専門家にこそ及びませんが、専門家から見ても非常に高レベル。
僧侶の魔法の中でも回復魔法は高度とされ、フリーレンであっても使えないそうですから、メトーデの多彩さが非常に良く分かりますね。
というか、「霧を晴らす魔法」とか「卵を割った時に殻が入らなくなる魔法」とかマニアックな魔法を習得しているあたり、フリーレンの同類なのかもしれません。
「葬送のフリーレン」メトーデの活躍(登場話)
一級魔法使い試験
メトーデが本格登場したのは一級魔法使い試験の二次試験から。
未開拓の迷宮「零落の王墓」の攻略を課題に出されたメトーデは、デンケンのパーティーと行動を共にし、冷静に課題に対処します。
迷宮内にいる者の姿と能力を完全に複製する「水鏡の悪魔」に対処するため、フリーレンやヴィアベルらとも協力し、手札を増やして複製体の足止めをするメトーデたち。
その隙にフリーレンが最深部に到達し、メトーデたちは二次試験を突破します。
続く三次試験(=最終試験)は大陸魔法協会のトップ・ゼーリエ直々の面接。
本来なら別の試験だったのですが、二次試験で合格者が多く出過ぎたため、見合わない実力の者をゼーリエが直感で選別することになりました。
基本的にはゼーリエの魔力にビビったらアウト(例外あり)という内容でしたが、メトーデは膨大な魔力を放つゼーリエを見て、
「小っちゃくて可愛いなと思いました」
と全く動じず。
ゼーリエは「今年の受験者はどうなっている」と呆れつつ、メトーデの合格を認めたのでした。
ゲナウとの神技のレヴォルテ討伐
一級魔法使いとなったメトーデは、ゼーリエから一級魔法使いゲナウと共同で北部高原の魔族討伐を命じられます。
故郷が魔族に滅ぼされ暴走気味のゲナウを宥め、フォローするメトーデ。
そこにフリーレン一行がやってきて、共同戦線を張った彼女たちは四刀流の剣技を操る大魔族「神技のレヴォルテ」一党と対決することになります。
レヴォルテの相手はゲナウとシュタルク。
メトーデはフェルンと共に配下の魔族二体と遭遇戦に突入しました(フリーレンは勝てる相手だからと観戦)。
「霧を操る魔法」で視界と魔力探知を遮られ分断され、苦戦するフェルンたちでしたが、メトーデは「霧を晴らす魔法」でこれに対処。
霧の範囲外から超遠距離射撃を行ったフェルンにより、魔族二体は討伐されました。
そしてレヴォルテには勝利したものの重傷を負っていたシュタルクとゲナウについては、メトーデが回復魔法で治療。
一行は無事に討伐任務を終えることになります。
任務を終えて手が空いたメトーデは、北部高原は僧侶の魔法がないと危険なのでフリーレンの旅に同行しようかと申し出ますが、フリーレンは僧侶の席は(ザインのために)まだ空けておきたいからとその申し出を謝絶。
メトーデは「またどこかで」と約束してフリーレンたちと別れたのでした。
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