今回は「魔法陣グルグル」の作者「衛藤ヒロユキ」先生について解説します。
衛藤ヒロユキ先生は「月刊少年ガンガン」の黎明期から活動しておられる男性漫画家。
シュールで独特なギャグが持ち味で、漫画家以外にもDJとしての顔を持つ多才な作家さんです。
ハガレンの作者・荒川弘先生の師匠としても知られる衛藤ヒロユキ先生。
本記事ではそんな先生のプロフィールや素顔を中心に深堀りしてまいります。
「衛藤ヒロユキ」先生のプロフィール
基本プロフィール(性別、年齢、誕生日、出身地など)
性別 | 男性 |
生年月日(誕生日) | ???年1月19日 |
年齢 | 不明 |
出身地 | 大分県竹田市 |
衛藤ヒロユキ先生は大分県出身の男性漫画家。
年齢は非公表ですが、活動時期などから考えると2024年時点で60歳前後と推察されます。
地元高校卒業後、武蔵野美術大学に進学(後に中退)。大学時代に漫研に所属し、そこから本格的に漫画を描き始めました。
音楽好きで多趣味、一時期は漫画家を諦めブティック店員や輸入レコード店の店員として働いていたこともあるそうです。
ネコ好きで、「くどいカオのネコ」という愛猫が漫画の中にも時折登場していました(2011年1月24日に22歳で大往生)。
作家としての経歴(ドラクエ4コマ・ふんどし、ミネア)
衛藤ヒロユキ先生は「季刊コミックアゲイン」の新人発掘企画で1984年に「時計屋の娘」で入賞、翌1985年に同作が読み切りとして掲載されプロデビュー。
ただ、その後一時期漫画家を諦め、ブティックの店員やゲームライターなど他の仕事についていました。
しかしその後、1990年から「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」に作家の一人として参加。
有名な「ふんどし(下記リンク)」やミネアネタを初めとしたシュールなギャグで人気を博し、1992年には「月刊少年ガンガン」にて「魔法陣グルグル」の連載を開始。
これが後に三度もアニメ化される大人気作となり、当時のエニックスを代表する作家の一人となりました。
https://natalie.mu/comic/gallery/news/236231/720831
「衛藤ヒロユキ」先生の素顔(結婚)
衛藤ヒロユキ先生の素顔はスタイルの良い細身の若々しい男性です。
世間一般の漫画家の暗めのイメージとは少し異なり、こじゃれたオヤジ風の方ですね。
「魔法陣グルグル」連載時(1992年~2003年)には既に結婚もされていて、奥様は良きブレーンであると語っておられました。
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— インターネットラジオステーション<音泉> (@onsenradio) October 23, 2017
「衛藤ヒロユキ」先生はDJ(CD)
衛藤ヒロユキ先生は以前から音楽好きの自宅DJであることを公言されており、ファンイベントでは定期的に自作曲を披露するなどしていました。
DJとして活動する際の名義は「DJ NICK-Q(にっくきゅー)」。
「魔法陣グルグル」の劇場版では、自らOP主題歌「金のトビラ」の作詞・作編曲を担当し、ユニットメンバーの一人としてCDデビュー。
2020年には「COGMEL(コグメル)」名義で1stアルバム「Scratch the moon」を配信し、その後も続々と楽曲を発表し続けています。
「衛藤ヒロユキ」先生と荒川弘
衛藤ヒロユキ先生は「鋼の錬金術師」の作者・荒川弘先生の師匠としても知られています。
荒川先生は新人賞受賞から「鋼の錬金術師」の連載が決まるまでの約一年間、衛藤ヒロユキ先生のアシスタントとして働き、様々なノウハウを学んだそうです。
この出会いについて荒川先生は後に、
「本当に、ありえないぐらい、いい先生でした」
と語っておられます。
荒川先生のデビューが決まった際には、衛藤ヒロユキ先生は、
「おめでとう。(アシスタントに)戻ってきてはいけないよ」
と言って送り出したそうです。
「衛藤ヒロユキ」先生の現在
衛藤ヒロユキ先生は現在(2024年2月)、「ガンガンONLINE」で「魔法陣グルグル2」を連載されています。
1992年から30年以上、形を変えて続いているですからとんでもない作品ですね。
最近はDJとしての活動も増えてきて、流石に連載ペースも落ちてきてはいますが、それでもこれだけ長い期間第一線で漫画家を続けられているのですから、凄いことです。
ちなみに、現在は「くどいカオのネコ」の後継として、コパンとユタンという2匹の猫を飼っておて、やはり漫画にも時々登場しています。
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