今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、シュローの幼馴染「ヒエン」について解説します。
ヒエンは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローの実家に仕える忍者部隊の一人。
シュローは物心つく前から共に育った幼馴染でもあります。
優秀ですがやや自信家過ぎるところのあるヒエン。
本記事ではそんな彼女のプロフィールやシュローとの関係などを中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」ヒエンのプロフィール
基本プロフィール(年齢、声優など)
種族 | トールマン(人間) |
年齢 | 26歳 |
誕生日 | 4月1日 |
出身地 | 東方群島・ワ国 |
家族構成 | 父、母、妹 |
体格 | 身長170cm前後、BMI 24 |
好物 | 辛いもの |
苦手 | 干し芋 |
声優 | 志太有彩 |
ヒエンは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローの実家・半本家に仕える忍者部隊の一人。
黒髪黒目で長身の化粧っ気のない女性で、同僚のベニチドリ曰く「団子ッ鼻で足が太い」とのこと。
ヒエンというのは通り名で、由来はヒエンソウ。
本名は「ナカ」と言います。
何でもそつなく器用にこなす優秀な女忍者で、それ故に自信家で他人への共感が希薄。
基本的にはサッパリした姉御肌で、他人から暴言を吐かれても笑って受け流す(というか本気で気にしない)大らかさを持ち合わせています。
器用に何でもこなす女忍者(星二つ)
ヒエンは身体能力が高く器用に何でもこなす優秀な女忍者です。
幼い頃から半本家で忍者として訓練を受けてきたこともあり、シュロー一行の中ではマイヅルに次ぐリーダー格でもあります。
特に軽業・体術に優れ、作中ではカブルーを足場にシーサーペントに火薬球をお見舞いするなど、鮮やかな活躍を見せていました。
なお、半本家の忍者衆の顔にはホクロのような星の入れ墨が入っており、この星の数が忍者衆の中での地位を現しています。
ヒエンの星はマイヅルやベニチドリらと同じ二つで、イヌタデは一つ、イヅツミはゼロとなっています。
「ダンジョン飯」ヒエンとシュロー
シュローの幼馴染
ヒエンは両親がシュローの実家・半本家に仕えていることもあり、シュローとは物心つく前から共に育った幼馴染です。
年齢は同じですが、幼い頃は気の強いヒエンが大人しいシュローを引っ張っていたようですね。
ただ当主の息子と使用人という立場もあり、大人になってからは互いに距離を置いていました。
ヒエンはシュローのことをどこか頼りないと思っており、それをしばしばマイヅルから窘められています。
シュローからファリンが好きと聞かされ驚愕
ヒエンはシュローに対し特に恋心のようなものは抱いていませんでしたが、幼い頃から彼と深い仲になるのは自分だろうと考えていました。
それはシュローの父親が腹心のマイヅルにベタ惚れでそういう関係であったこと(結婚は他の相手とした)を知っていたため。
シュローと一番距離が近いし、腕も立つし、いい女だし、自分もシュローとそういう仲になるのだろうと思っていました。
しかし大人になってもシュローが全然自分に手を出してこないなと訝しく思っていたところ、ある時シュローから「好きな人(ファリン)がいる」と告白されて驚愕。
特にシュローが好きなわけではなかったようですが、ひっくり返るほどの衝撃を受けていました(本人曰く「あいつの見る目のなさに」)。
「ダンジョン飯」ヒエンは自信家
ヒエンは良い意味で自信家です。
自信家と言うとプライドが高く悪いイメージが強いですが、ヒエンの場合は実力も伴っており、自信の高さが人格にも良い影響を及ぼしています。
それが良く表れているのが同僚ベニチドリとのエピソード。
ベニチドリは分厚く化粧をしないと人前に出れないほどの醜形恐怖症なのですが、ある時、ベニチドリの素顔を見たヒエンは「あんたそのままで十分かわいいのに」と発言。
それにカッとなったベニチドリは「お前こそよくそんな顔を、ブスの癖に化粧をしない!」と暴言を吐いてしまいます。
我に返り青くなるベニチドリでしたがヒエンは怒ることなく、自信たっぷりに「私がこれ以上美しくなったら周りが困るだろ」と自信たっぷりに発言。
なるほど、いい女です。
「ダンジョン飯」ヒエンのその後(最後)
本編終了後、ヒエンはシュローらと共に故郷に戻っています。
シュローは故郷に戻る前、ファリンに再プロポーズをしていましたが、見事に撃沈。
マイヅルらと共にその様子を盗み見ていたヒエンは、死ぬほどどうでも良さそうな目つきでした。
シュローは故郷に戻った後、無事に半本家の跡を継ぐことに。
ヒエンはそのままシュローに仕え続けたものと思われます。
ただ、シュローに愛人を作る甲斐性はないでしょうから、ヒエンとシュローが男女の仲になる可能性は低そうです。
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