「ダンジョン飯」パッタドル~鼻が特徴的なかわいいエルフの看守、VSシリーズ、人間関係(マルシル、シスヒス)など~

 今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、鼻が特徴的なかわいい女エルフ「パッタドル」について解説します。

 パッタドルはエルフによる迷宮制圧のスペシャリスト・カナリア隊の新人看守。

 真面目で前向きな頑張り屋さんですが、作中ではそれが見事に空回りしているタイプの箱入り娘です。

 作者・九井涼子のお気に入りらしく落書き漫画には頻繁に登場しているパッタドル。

 本記事ではそんな彼女のプロフィールや人間関係、その後を中心に解説してまいります。

「ダンジョン飯」パッタドルのプロフィール

基本プロフィール(年齢、声優など)

種族エルフ
年齢82歳
誕生日6月21日
出身地北中央大陸
家族構成父、母、姉、妹
体格身長160cm前後、BMI 20
好物トマト
苦手レバー
声優

 パッタドルは迷宮制圧のスペシャリスト・カナリア隊に配属された新人看守。

 尖った鼻が特徴の女エルフです。

 エルフの成人年齢は80歳であり、パッタドルは本編のメリニの迷宮が初の現場任務となります。

 性格は生真面目で負けん気が強く頑張り屋。

 ただ真面目過ぎて騙されやすく、経験不足ゆえに失敗することもしばしばです。

 生まれは名家の令嬢で本名は「ヴァリ家のパッタドル」。

結界術を得意とする魔術師

 パッタドルは結界術や妖精(主に通信用)の使役を得意とする魔術師です。

 経験不足からワタワタしていて未熟な印象が強いですが、蘇生術など一通りの術は使える模様。

 ダンジョン飯のキャラクターの大半は作中で何度か死亡していますが、パッタドルに関しては結界術を駆使して最後まで一度も死ぬことなく生き延びています。

 多分、この年齢のエルフの令嬢としては普通に優秀な部類でしょうね。


「ダンジョン飯」パッタドルとカナリア隊

前向き過ぎてウザがられる

 パッタドルが所属するカナリア隊(迷宮調査隊)は、その任務の危険性から名家出身の看守と、古代魔法に関わった犯罪者によって構成されています。

 看守は名家が女王への忠誠を示すために差し出すもので、パッタドルは両親からカナリア隊就任を命じられた際には、何故自分がとショックと受けていました。

 落伍者ばかりの囚人、ミスルンという何を考えているか分からない不気味なパートナー。

 両親は何故自分を、と考えた結果、自分の何が駄目だったのか全く思いつかなかったパッタドルは、逆に自分が優秀だから選ばれたのだと思うように。

 ミスルンのことも不気味だけと優秀な人だと(勝手に)敬うようになります。

 ただ囚人に対しては、模範的に振舞おうとするあまり怒りを買いがちで、あまり上手くいっていません。

シスヒスからは「いつか殺す」

 パッタドルの担当囚人はフレキリシオン

 囚人たちからウザがられているパッタドルですが、この二人はヤバイ奴ではあるものの、比較的大らかなのでパッタドルとの仲はさほど悪くありません(ウザがられてはいますが)。

 逆に関係最悪なのがミスルンが担当している囚人のシスヒス

 シスヒスは元々、貴族や裕福な家の人間を嫌っていたこともあり、パッタドルに対しては「いつか殺す」とさえ考えています。

 実際、ミスルンを幻術で操ってパッタドルを痛めつけさせようとしたことさえあったのですから、パッタドルはかなり危なかったんですよね。


「ダンジョン飯」パッタドルとマルシル

 作中でパッタドルはマルシルとゴタゴタ揉めていました。

 当初パッタドルはマルシルの母親が宮廷魔術師だったというのを聞き、勝手にそれがエルフの国の宮廷魔術師だと勘違い。

 マルシルにうやうやしい態度で接していました。

 後にそれが勘違いと分かり、マルシルが古代魔術に関わる罪人だと判明した際には、一気に厳しい態度に。

 マルシルが迷宮の主になってしまったこともあり、パッタドルは本編中で終始マルシルにブチギレっぱなしでした。

 性格的な相性は悪くなさそうですが、マルシルたちのやらかしが酷かったですからね。

 エルフ側でマルシルやライオスに一番振り回されていたのがパッタドルです。

「ダンジョン飯」パッタドルのその後

 本編終了後、迷宮消滅に伴いカナリア隊はその役割を失うことに。

 その後、パッタドルは女王の命を受け、メリニで外交官として働いています。

 現地での人脈を活かしてということなのでしょうが、メリニでは約千歳のヤアドや210歳のタンスなど海千山千の猛者が交渉人として立ちふさがっており、まだ82歳と若いパッタドルは相当苦労している模様。

 ちなみにマルシルとはなんだかんだ和解し、かなり打ち解けているようです。

「ダンジョン飯」パッタドルVSシリーズ

 パッタドルは作者・九井涼子にとても気に入られており、落書き漫画(ラクガキ本 デイドリーム・アワー収録)にかなりの頻度で登場しています。

 パッタドルに先生本人を応援させたり、現代日本風の世界観で美味しい食べ物を食べさせようとする「パッタドルVS」シリーズだったり。

 ちなみに「パッタドルVS」は「おでん」とか「水炊き」とか、色んな料理をパッタドルがいかにおいしく食べるかというもの。

 美味しく食べれれば「勝ち」、食べ方や注文に後悔があったりすると「負け」。



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