【推しの子】島政則監督~勢いのある若手映画監督、通称シマカン、有馬かなとのスキャンダル編~

 今回は原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴの豪華タッグがヤングジャンプで連載中の人気作【推しの子】から、今一番勢いのある若手映画監督「島 政則(しま まさのり)」について解説します。

 島政則は第7章「中堅編」~第8章「スキャンダル編」で登場した若手映画監督。

 映画賞も獲った実力派ですが女癖の悪いプレイボーイで、作中では有馬かなとスキャンダル騒動を引き起こしています。

 良くも悪くも根っからのクリエイター気質。

 本記事ではそんな島政則監督のプロフィールやスキャンダル編の概要、有馬かなとの関係を中心に解説してまいります。

【推しの子】島政則のプロフィール

基本プロフィール

 島政則は第7章「中堅編」~第8章「スキャンダル編」で登場した若手映画監督です。

 愛称は「シマカン」。

 外見はガタイの良い明るい雰囲気の男性。

 コミュ力が高く仕事に関しては誠実ですが、根っからの女好きで既婚者ながら出演者と数々の浮名を流しています。

 ちなみに奥さんも毎晩のように遊び倒しているためお互い様。そこはお互い不干渉ということになっているそうです。

映画賞も獲った今一番勢いのある若手映画監督

 島政則監督は今年映画賞も獲った今一番勢いのある映画監督です。

 どんな作品かは不明ですが「燃える体液」「蛇視」などが代表作で、監督としての実力は間違いなく本物。

 少なくとも世間的な評価は「7年連続監督賞ノミネート止まり」の五反田監督より上と思われます。

 独特な映画のタイトルや「好きな男の髪の毛を料理して美味そうに食べる女」の役を見ると作風はかなりアクが強い模様。

 一方で役者が育たない現在の日本の芸能界の歪さを憂う地に足のついた人物でもあり、ただただ尖っただけのクリエイターではないようです。


【推しの子】島政則とスキャンダル編

 島政則監督は第8章「スキャンダル編」の中心人物です。

 スキャンダル編はアイドルとしてルビーの陰に隠れ、役者復帰の足掛かりを掴もうとした有馬かなが、島政則監督の誘いに乗ってお泊りデートをしてしまったところを週刊誌の記者に撮られてしまったことに端を発するストーリー。

 アイドルとして致命傷を負いそうになる有馬かなを助けるため、アクアが自分たちの出生にまつわる別のスキャンダルをリークするという内容です。

 島政則監督は有馬が記者に写真を撮られて以降はスキャンダル編に登場しておらず、記者の興味は有馬に移った形。

 元々はプレイボーイの島政則監督にマークがついていましたが、監督単体で記事として弱く、相手次第では記事にできると考えていたようです。

 ちなみに今回の件を記者にリークしたのは、島政則監督に遊ばれ、有馬かなを妬んでいると思しき女の先輩で、有馬を監督に紹介したのも彼女です。

【推しの子】島政則と有馬かな

演技・仕事上の相性は抜群

 島政則監督と有馬かなは、演技・仕事上の相性は抜群です。

 島政則は役者としての有馬かなを、有馬かなは監督としての島政則を互いに高く評価しています。

 元々根っからの監督と役者。

 配給側の力が強すぎて売れっ子ありきで企画がスタートする現在の芸能界の現状を憂えており、話も考え方もとても噛み合っています。

 また二人とも適度に口が悪く、モデル上がりで演技もできないくせに我儘な役者に対する不満で盛り上がっていました。


枕営業を拒否した有馬かなを気に入る

 作中で有馬かなは、島政則監督に次の映画での役をチラつかされ、関係を迫られます。

 決して無理強いするわけではなく、ただ女優に復帰したいという有馬の本心を巧みについて有馬を押し倒そうとした島政則。

 しかし行為の直前「好きな人がいる」と泣きながらそれを拒否する有馬かな。

 無理やり行為に及ぶつもりはなかった島政則監督は、その有馬の「好きな人」について話を聞き始めます。

 散々その好きな人について騒ぎ立てて文句を言う有馬をみて「面白い」と笑う島政則監督。

 彼女持ちの男を1年近く引き摺ってこんなにもギャーギャー騒げるんだから、そんな女は面白い、と。

 島政則監督は結局そんな有馬を役者として気に入り、次の映画声かけて良いよね、と次の作品で彼女を使うことを約束したのでした。

【推しの子】島政則は性格に難ありだが…

 島政則監督は良くも悪くもクリエイター。

 女好きで非常に問題のある性格の持ち主です。

 ただし映画に対する情熱は本物。

 役者として使うなら君のことをもっと知った上で判断したい、などと女を騙すテンプレみたいな口説き文句を使いながらも、彼の場合は本気でこれを口にしていました。

 実際に関係を持たなかった有馬かなを役者として使っており、本気でS●Xは相手を知るための手段の一つでしかないと言い切っています。

「クリエイターにとって」
「やるやらないの優先順位なんてのは」
「5番目か6番目程度」

「僕の仕事は映画監督」
「S●Xより気持ちいいモノ」
「作るのが仕事なんだよねぇ」

【推しの子】キャラクター一覧



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