今回は山口つばさ先生が「アフタヌーン」で連載中の青春アートストーリー「ブルーピリオド」から、藝大油画の先輩「花陰 真里亞(はなかげ まりあ)」について解説します。
花陰真里亞は八虎たちが通う藝大油画の先輩。
初登場時は博士課程1年生で、身体の弱い雛菊助手に代わって八虎たちの学年のオリエンテーションなどに参加していました。
お酒好きでクズっぽい言動が魅力の色っぽいお姉さん。
本記事ではそんな花陰真里亞のプロフィールや作中での活躍・人間関係を中心に解説してまいります。
「ブルーピリオド」花陰真里亞のプロフィール
基本プロフィール(誕生日、年齢、身長など)
誕生日 | 不明 |
年齢 | 27歳(初登場時・推定) |
身長 | 不明 |
所属 | 東京藝術大学(油画・博士課程) |
声優 | ー |
花陰真里亞はコミックス7巻から始まる藝大編で登場したキャラクター。
外見は色素の薄い髪をロングにした垂れ目で色っぽい雰囲気のお姉さん。
ちなみに年齢は初登場時博士課程1年目ということなので「三浪+学部4年+修士2年」で初登場時27歳と推定されます。
性格はお酒好きでいい加減でだらしなくイタズラ好き。
決してダメなだけの人間ではないし案外マトモなことも言っているのですが、日頃の振る舞いが全てを台無しにし周囲からクズ扱いされています。
油画専攻博士課程、助手代理
花陰真里亞は藝大油画の博士課程。
ただ具体的な研究内容やどんな作品を作っているのかは今のところ分かっていません。
本来であれば八虎たちと直接接点のある立場にはないのですが、八虎たちが1年生の時、学年担当教授をした盧生教授、槻木教授、猫屋敷教授の3人、その槻木教授の助手・雛菊さんの代理として八虎たちのオリエンテーションなどに参加しています。
ちなみに雛菊助手は身体が弱いらしく、結局ずっと本編未登場で花陰さんが代理しっぱなし。
雛菊助手は実家の蔵から送られてきた酒を交渉材料に花陰さんに代理をお願いしたそうですが……他に適任はいなかったのか?
「ブルーピリオド」花陰真里亞の初登場
花陰真里亞の初登場はコミックス7巻26話。
藝大ライフ一日目、入学式直後に八虎が屋外で飲んでいた花陰さんのワインの瓶を倒してしまい、世田介と共に絡まれ、お昼に付き合わされます。
花陰さんはクズっぽい雰囲気で八虎たちをビビらせていましたが、言っていることは案外マトモ。
先輩らしく藝大でしかできないことを楽しみなさいとエールを送っていました。
また財布に金の入っていなかった八虎に昼を奢っており、その返済は八虎が作品で稼いだお金しか受け付けない、とも。
ちなみにこの時、花陰さんは八虎たちが1年生(=博士課程)と名乗った自分を同級生(=学部生)と勘違いしているのが面白く、そのままにしてからかっていました。
「ブルーピリオド」花陰真里亞はお酒好き
花陰真里亞はお酒が大好きです。
初登場時も酔っぱらっていましたが、とにかく何かあれば酒を飲んでいて、仮に飲んでいなくてもやっぱり飲みに行こうとしています。
基本的にずぼらで頼まれごとも「いやでーす」とハッキリ断る方なのですが、お酒をダシにされると何だかんだ応じてしまう模様。
しかもただ応じるだけでなく「何本ですか?」としっかりと絞りとろうとするところが酒に対する執着を良く表しています。
ちなみに飲むとどこでも寝てしまうタイプ。
「ブルーピリオド」花陰真里亞と助手さん
花陰さんは作中では夢崎さんや櫻井さんといった助手さんとよく絡んでいます。
雛菊助手の代理と言いつつ、助手の仕事を手伝っている様子はほとんどないのですが、気が付けば助手さんのところに入り浸って酒を飲んでいます。
夢崎さんからはクズと罵られ心配されており、逆に櫻井さんからは諦められているのか程よい距離感で仲良くしていました。
いったい助手さんのところで何の手伝いをしているのかサッパリ不明ですが、何だかんだ藝大祭の準備の時は夢崎さんと一緒に手伝いに来てくれたり、新入生の旅行の際にはオープンカーに乗ってプラカードを掲げたり、要所要所で登場しています。
「ブルーピリオド」花陰真里亞はクズorマトモ?
花陰真里亞は初対面の八虎から「クズっぽい」と思われており、助手代理の仕事もサボってばかり。
課題の締め切りも守らず酒を飲んで、夢崎さんからクズ呼ばわりされています。
仕事をサボって新入生の三木さんに絡んでセクハラするなど、清々しいほどいい加減でクズ。
ただ日頃の言動はクズですが、真面目なことを言っている時は案外マトモ。
藝大入学直後の八虎と世田介に説教くさくない言葉で大学で学ぶ意味について語ったりもしています。
藝大2年目からは槻木教授が腰痛で担任から外れ、花陰さんの登場機会も減っていますが、果たして今後彼女にスポットがあたる機会はあるのか……?
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