今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、異端児編の黒幕の一人「ディックス・ペルディクス」について解説します。
ディックスはイケロス・ファミリア団長にして人造迷宮クノッソスを造った奇人ダイダロスの子孫でもある男性冒険者。
深層にも到達したことのある一流の冒険者であると同時に、常軌を逸した快楽主義者でもあります。
本編では異端児編で登場し、異端児たちを攫い、甚振り、虐殺し、貴族に売り飛ばしてきた黒幕の一人。
本記事ではそんなディックスのプロフィールや強さ、作中での動向と最期(死亡)を中心に解説してまいります。
「ダンまち」ディックスのプロフィール
基本プロフィール(年齢・二つ名・声優など)
ディックス・ペルディクスは「イケロス・ファミリア」の団長を務めるヒューマンの男性冒険者です。
外見はゴーグルをつけた屈強で精悍な顔立ちの男性で年齢は33歳。
冒険者としての実力は一流ですが、モンスターを甚振って憂さを晴らす歪んだ快楽主義者。
イケロス・ファミリアを率い様々な犯罪行為に手を染めていましたが、ギルドの捜査からも長年逃れてきた狡猾な人物でもあります。
神々から与えられた二つ名は「暴蛮者(ヘイザー)」
声優は浪川大輔さんが担当しています。
人造迷宮クノッソスを造ったダイダロスの子孫
ディックスは人造迷宮クノッソスを造った奇人ダイダロスの子孫です。
ダイダロスの一族は血の呪縛により人造迷宮完成という狂気に取りつかれた呪われた一族。
ディックスはそんな一族が攫ってきた女性の腹から迷宮内で生まれました。
ディックスは血の呪縛に従い冒険者稼業をしながら人造迷宮クノッソス完成に貢献していましたが、内心そんな自分の在り方を嫌い、その憂さをモンスターを虐殺することで晴らしていました。
一方でディックスが人造迷宮クノッソスを開発する上で果たした役割は大きく、隠れ場所としてクノッソスを提供することを対価に闇派閥と手を結び、彼らからの資材や資金調達を実現。
主神イケロスさえ顎で使い、ファミリアを思うがままに操っていました。
なお、ディックスたちダイダロスの子孫の瞳には「D」の文字が刻まれており、これがダイダロスを自由に行き来する鍵となっています。
「ダンまち」ディックスの強さ(レベル)
深層への到達経験もある第一級冒険者(レベル5)
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
【フォベートール・ダイダロス】 | ・超短文詠唱 ・広範囲に呪詛をまき散らし、狂乱や幻覚の状態異常を引き起こす ・代償として効果中は使用者のステイタスが低下 ・詠唱式【迷い込め、果てなき悪夢(げんそう)】 |
<スキル> | |
??? |
ディックスは性格にこそ問題があるものの、かつては深層にも到達したことのあるLV5の第一級冒険者です。
詳細なステータスは明かされていないものの、作中では呪剣(カースウェポン)の槍とバトルナイフを駆使して戦っていました。
もちろん自力も十分に高いのですが、その在り方は戦士というより狩人であり、スペックや戦闘技術以上に立ち回りや戦い方が上手いタイプ。
相手に実力を発揮させないよう立ち回り、不利と見れば即座に撤退し仕切りなおす嫌なタイプの敵です。
呪剣(カースウェポン)と呪詛(カース)を使いこなす
ディックスは呪剣(カースウェポン)の槍をメインウェポンに、呪詛魔法「フォベートール・ダイダロス」を巧みに使いこなすトリッキーな戦い方。
特に彼の呪詛魔法は防ぐことが難しく同士討ちを誘発することが可能なため、対多数や乱戦でこそ効果を最大限発揮する強力な魔法です。
欠点として効果中のステータス低下がありますが、ディックスは攻撃を受ける直前に呪詛を解除するなどして、デメリットを抑えながら戦っていました。
「ダンまち」ディックスの動向(異端児編)
一族の血の呪縛に縛られ、クノッソス完成のための資材や資金を得るため冒険者として活動していたディックスですが、ある時彼は異端児(ゼノス)という知性あるモンスターの存在を知ります。
異端児たちを甚振り、虐殺することで欲望が満たされたディックスは、これを「薬にも金にも代えられない最高の快楽」と評し、異端児たちを弄ぶことに生きがいを見出すように。
異端児たちを甚振り、虐殺し、時に都市外の怪物趣味の貴族に売り飛ばすことで、自らの欲望を満たしながらダイダロスの一族にも貢献していました。
そしてより多くの異端児を狩るため、異端児の隠れ里を突き止めたディックスは、ラーニェたち数体の異端児を虐殺し、ウィーネやフィアを誘拐。
彼女たちの救出に現れたリドたち異端児やベルたちヘスティア・ファミリアと対決することとなります。
「ダンまち」ディックスの最期(死亡)
呪詛魔法によりリドたちを暴走させ、さらに魔法の代償でステータスが下がった状態でもベルを圧倒したディックス。
しかしベルによって正気を取り戻したリドが参戦したことで最終的に敗北を喫してしまいます。
それでもディックスは悪あがきを続け、ウィーネの額の宝石を奪って彼女を暴走させ、更に呪詛をかけて誘導した隙に自身は逃走。
一時的に難を逃れることに成功しますが、しかしそこで運悪く異端児最強にしてレベル7相当のポテンシャルを持つアステリオスと遭遇。
その圧倒的な力の前に抵抗すら満足にできず死亡しています。
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