「忘却バッテリー」益村重光(ますむらしげみつ)~帝徳の”普通”の捕手、飛高との正バッテリー、乗富との関係など~

 今回は「ジャンプ+」の人気野球漫画「忘却バッテリー」から、名門帝徳の捕手「益村 重光(ますむら しげみつ)」について解説します。

 益村重光は主人公たちの一学年上のライバルキャラの一人で、東京都の名門・帝徳高校の捕手。

 三年生になると才能あふれる後輩・乗富に追い抜かれてしまいますが、エース飛高と正バッテリーを組み堅実にチームを貢献していました。

 能力だけでなくその人柄でもチームを支えていた益村重光。

 本記事ではそんな彼のプロフィールや人間関係、作中での活躍を中心に解説してまいります。

「忘却バッテリー」益村重光のプロフィール

基本プロフィール(誕生日、身長、声優など)

誕生日2月5日
身長172cm
血液型O型
所属私立帝徳高校
出身不明
ポジション捕手(三塁手)
投打右投右打
背番号2番
家族不明
声優

 益村重光は主人公の要圭清峰葉流火らの一学年上のライバルキャラで、東京都の名門・私立帝徳高校のレギュラーです。

 外見は黒目がちの鋭い目ともっさりヘアーが特徴の穏やかそうな少年。

 性格は無口で自己主張が薄く。変人揃いの帝徳(別に帝徳に限った話でもないが)の中では異例の常識人です。

 捕手として帝徳の二枚看板、飛高陽ノ本に絶対的な信頼を置いていて、彼らと組めることを誇りに思っています。

帝徳の縁の下の力持ち

 益村重光は帝徳の捕手。

 後輩の乗富が陽ノ本とバッテリーを組みだしてからは三塁を守ることもありますが、エース飛高とは変わらずバッテリーを組んでいます。

 捕手としての能力に特筆すべきものはありませんが、投手を良く理解し支えようとする献身的なプレーヤーです。

 元々二年生の時に怪我をした先輩に代わって正捕手となったため、スタメンとなってからも自己評価は低め。

 ただ乗富に実力で追い抜かれたとはいえ、捕手でない時も名門帝徳で三塁スタメンとして出場し続けており、その実力は決して低くありません。

 なお、打順は一年目(二年生時)は六番、二年目(三年生時)は七番となっています。 


「忘却バッテリー」益村重光と帝徳

 益村重光は同学年で帝徳の二枚看板の一人とされる陽ノ本当に誘われ、彼と一緒にプレーしたくて帝徳に入学したプレーヤーの一人。

 彼らの学年には千石さん小里、久我と、同じような連中がたくさん入り、粒ぞろいの世代とされています。

 帝徳のメンバーはアクの強い面子が揃っており、益村の日常パートでの登場シーンは残念ながらほとんどありません。

 益村が使用しているグラブは、怪我で正捕手の座を益村に譲り渡した先輩から託されたもので、益村はその先輩の想いに応えるべくチームに尽くしてきました。

「忘却バッテリー」益村重光と乗富大善

 益村は三年生になると、新たに入学してきた乗富大善にスタメンマスクを奪われます。

 乗富は見た目こそコミカルですが、走攻守全てにおいて益村より上。

 乗富が陽ノ本が隠していたフォークを捕れたこともあり、益村は乗富が正捕手になるのは仕方のないことだと考えていました

 ただそれでも捕手を諦めきれず、堅実に努力を重ねていた益村。

 乗富に対して嫉妬がなかった筈がないでしょうが、益村は乗富に対してあくまで良き先輩として振る舞い、乗富からも重光くんと呼ばれて慕われています。


「忘却バッテリー」益村重光と飛高翔太

 益村重光は飛高翔太と正バッテリーを組んでいます。

 前述した通り益村の実力は乗富より下で、正捕手とは言えませんが、乗富はキャラが濃すぎて、同じくキャラの濃い飛高との相性は最悪。

 岩崎監督に請われ、作中二年目も飛高の球は益村が捕っています。

 それが決まった日から益村は試合や練習中だけでなくプライベートでも飛高との関りを増やし、彼の研究を深めていくことに。

 例え実力で劣っていても、飛高を一番引き出せるのは俺だと、自信を持ってプレーしています。

「忘却バッテリー」益村重光の活躍

 正直に言って、益村重光はプレーで活躍するタイプのキャラクターではありません。

 肩がそれほど強いわけではないので千早にあっさり盗塁されたこともありますし、鋭すぎる飛高の変化球を後逸したこともあります。

 ただそれでも要所要所で投手とコミュニケーションをとり、投手の最大限を引き出すことに注力していました。

 150話では、陽ノ本が小手指に痛打され交代させられた際、自分のリードのせいで打たれたと落ち込む乗富をそっとフォロー。

 先輩らしい振る舞いで、飛高のピッチングと共に落ち込みかけたチームの空気を立て直していました。

【まとめ】「忘却バッテリー」キャラクター一覧



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