「忘却バッテリー」飛高翔太~卑屈過ぎる帝徳のエース、プロ注目の実力やチームメイトとの関係(陽ノ本、国都)など~

 今回は「ジャンプ+」の人気野球漫画「忘却バッテリー」から、卑屈で面倒くさい性格のエース「飛高 翔太(ひだか しょうた)」について解説します。

 飛高翔太は主人公たちの一学年上のライバルキャラの一人で、東京都の名門・帝徳高校のエース。

 プロ注目の本格派右腕でその実力は確かなものの、卑屈過ぎる性格や奇行で周囲を困惑させています。

 主人公たちが甲子園に行くための最大の壁の一つ。

 本記事ではそんな飛高翔太のプロフィールや実力、作中での人間関係を中心に解説してまいります。

「忘却バッテリー」飛高翔太のプロフィール

基本プロフィール(誕生日、身長、声優など)

誕生日3月6日
身長185cm
血液型AB型
所属私立帝徳高校
出身不明
ポジション投手
投打右投右打
背番号1番
家族不明
声優

 飛高翔太は主人公の要圭清峰葉流火らの一学年上のライバルキャラで、東京都の名門・私立帝徳高校のエース。

 プロ注目の本格派右腕であり、甲子園を目指す主人公たち小手指高校の前に立ちふさがる強敵です。

 ツンツン髪のいかにも明るい主人公っぽい顔つきをしていますが、性格は極めて卑屈で面倒くさいタイプ。

 普段はセミの物真似をしたり殴られて喜んだり、その奇行により周囲を困惑させています。

立ち上がりに難のある本格派右腕

 飛高翔太は150km/h超の速球を武器とする本格派右腕。

 2年生時点で既にドラフト候補に名前が挙がっているパワーピッチャーです。

 アウトローの質が異様に高く、内角攻めからアウトローへの速球が飛高の必勝パターン。

 なお、変化球に関しては不明。

 またクイックや小技はあまり得意ではないようです。

 性格に難があり(後述)、立ち上がりはあまり良くないものの、追い詰められて思考がショートする、あるいは8回以降になると、素晴らしいパフォーマンスを発揮します。


「忘却バッテリー」飛高翔太は面倒くさい

 飛高翔太は非常に面倒くさい性格をしています。

 実力はあるのですがとにかく卑屈でネガティブ。

 注意するとショゲ、放置しても勝手に凹み、褒めても聞かず、偏食過ぎて周囲を心配させ、チームメイトに殴られると「ありがて~」と喜ぶ変人。

 名将で様々なクセの有る選手を育ててきた岩崎監督でさえ、一度は匙を投げかけたほど。

 ピッチングも不安定で、追い詰められるまで中々本来の能力を発揮できません。

 また人間的な相性がピッチングにモロに出るタイプで、陽気でキャラの濃い乗富が捕手の時は別の意味で追い詰められてボロボロでした。

「忘却バッテリー」飛高翔太は努力家

 卑屈でネガティブ過ぎる性格の飛高翔太ですが、その卑屈さは彼の理想の高さ、意識の高さに由来しています。

 常に上へ、こんな自分では全然駄目だ。

 飛高は今の自分に全く満足せず、それが不安や卑屈さという形で表に表れています。

 そしてそれはネガティブな性格だけでなく、真面目さ、勤勉さにも表れることに。

 飛高翔太は帝徳一の努力家であり、それ故に帝徳のエースナンバーを背負っています。


「忘却バッテリー」飛高翔太の人間関係

 帝徳の二番手ピッチャー、陽ノ本当は飛高と甲乙つけがたい実力の持ち主。

 打者としても優れ、人格者であり、帝徳に陽ノ本と一緒にプレーしたくて入学してきた選手が多くいます。

 ただ陽ノ本は飛高の実力を誰より認めており、彼がエースであることに異論はない様子。

 くそ面倒くさい性格の飛高も、陽ノ本にかかればあっという間にいい気分にさせられてしまいます。

 一方で、同級生の千石を始めとした陽ノ本と一緒にプレーしたくて入学してきた同級生からの当たりはちょっとキツメ。

 ただそんな彼らも飛高の実力は認めており、陽ノ本からエースの座を奪い取ったのだからもうちょっとしっかりしろ、と叱咤している印象ですね。

 一年生で4番の国都も飛高を尊敬しており、何だかんだチームメイトは飛高のことをエースとして認めています。

「忘却バッテリー」飛高翔太の活躍

 飛高翔太は一年目の夏、東京都予選の準決勝で小手指高校の前に立ちふさがっています。

 立ち上がりの良くない飛高は一回に千早藤堂により一点を先制され、三回にも土屋の好走により二点目を献上してしまいます。

 しかしピンチになると追い詰められて好投する飛高は後続をしっかり抑え、大量失点を許しません。

 四回からは陽ノ本に交代したものの八回から再登板。

 ギアチェンジした圧巻のピッチングで小手指を追い詰めました。

 要圭のランニングホームランにより一点を失ったものの、後続をしっかりと抑え、これが帝徳の逆転勝利へとつながります。

 そして二年目夏の準決勝、小手指対帝徳。

 飛高は試合終盤七回から登板し、再び小手指の前に立ちふさがります。

【まとめ】「忘却バッテリー」キャラクタ―一覧



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