「ゴブリンスレイヤー」王妹(王女)~女神官そっくりの美少女(関係)、王女の受難(どうなる?)~

 今回はメディア展開が進む大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」から、国王の妹「王妹(王女)」について解説していきます。

 王妹(王女)はゴブリンスレイヤーたちが住む国の王の妹であり第一王女。

 女神官そっくりの見た目をした美少女です。

 世間知らずの箱入り娘であり、作中では周囲に迷惑をかけて城を飛び出した挙句、ゴブリンに攫われて大変な目に遭ったことも。

 本記事ではそんな王妹(王女)のプロフィールや女神官との関係、作中での動向を中心に解説してまいります。

 なお、ゴブリンスレイヤー(主人公)と物語の舞台となる四方世界の紹介記事もありますので、興味のある方はこちらも読んでやってください。

「ゴブリンスレイヤー」王妹(王女)のプロフィール

基本プロフィール(声優など)

 王妹(王女)は主人公のゴブリンスレイヤーたちが住む国の王の妹であり第一王女。

 外見は女神官そっくりの美少女ですが、背は王妹(王女)の方が高く胸部装甲も豊かなため、女神官からは自分の上位互換と評され嘆かれています。

 基本的には善良な少女ですが、典型的な箱入り娘であり、世間知らずでわがままなところも。

 退屈な城での生活を嫌がり、かつての兄のように冒険者となることを望んでいました。

 声優は日高里菜さんが担当。

若き有能な国王の妹

 王妹(王女)の兄は若き有能な国王です(変な表現ですがご容赦を)。

 国王はかつて金剛石の鎧をまとって冒険者として活躍していたこともあり、危険な死の迷宮に挑んでいた英傑の一人。

 剣の乙女たち10年前に魔人王を討伐したパーティー「六人の英雄」とも旧知の仲です。

 現在は国王として優れた統治を行い国民からも慕われていますが、それでもなお襲い来る数々の脅威に苦悩している模様。

 そのストレス解消か、今でもコッソリ「金剛石の騎士」として悪人退治やらをして憂さを晴らしています。

 為政者としての責任をきちんと理解しており、王妹(王女)が攫われた際も、元は彼女自身の身勝手な振る舞いが原因と国軍を動かすことはしませんでした。


「ゴブリンスレイヤー」王女の受難(どうなる?)

女神官の服を奪い都を出奔

 王妹(王女)のメインストーリーは原作小説8巻、アニメでは2期の10~12話で描かれています。

 退屈な城での暮らしを嫌った王妹(王女)はある日城をから逃走し、公衆浴場で出会った女神官の装備や服を奪って都から出奔。

 しかし国王を追い落とそうとする貴族や邪教徒たちに彼女の行動は筒抜けでした。

 邪教徒たちに操られてゴブリンによって王妹(王女)は攫われ、魔神復活のための生贄として死の迷宮に連行されてしまいました。

 そのことを知った国王でしたが、元が王妹(王女)の身勝手な行動によるもののため国軍を動かすわけにもいかず苦悩。

 そこに女商人の紹介でゴブリンスレイヤー一行が名乗りを上げることとなります。

ゴブリンに攫われ、暴行をうけるが……

 色々あったものの、最終的にはゴブリンスレイヤー一行により救出された王妹(王女)。

 しかしこの作品で、ゴブリンに攫われた女性がどういう目に遭うかはファンならよくご存じのことと思います。

 当然王妹(王女)も事後だったんだろうな、と思われていましたが、一応無事。

 生贄に選ばれていたので清らかな乙女じゃないと駄目とか条件があったのでしょうね。

 原作では「衣服は剥がされてはいたけれど、汚濁にまみれてはいなかった」と表現されています。

 アニメ版では服も脱がされていなかったので、一部ファンはゴブリン仕事しろ、王族だからって遠慮するんじゃねぇ、と不満の声(?)が上がっていました。


「ゴブリンスレイヤー」王妹(王女)のその後

 ゴブリンから無事救出された王妹(王女)ですが、彼女の身勝手な行動により多くの人々に迷惑を掛け、下手をすれば国家存亡の危機になりかねない問題を引き起こしたことは事実。

 事実を公表すれば大問題となるため彼女の行為は公にはされていませんが、それでもお咎めなしとはいきません。

 最終的に王妹(王女)は本人の希望もあり、出家したわけではないものの地母神に帰依し、国王と地母神の神殿を繋ぐ役割を果たすようになります。

 盗みを働いた自分を許し救ってくれた女神官のようになりたいと願い、献身的に活動しており、国王からはその成長を喜ばれていました。

「ゴブリンスレイヤー」王妹(王女)と女神官

 王妹(王女)は女神官と瓜二つですが、実は外伝「鍔鳴の太刀」において、王妹(王女)は双子として生まれてきたものの、それを忌み子と嫌った先王によりもう一人の子供がいなかったことにされたことが示唆されています。

 女神官は神殿育ちの孤児なので、つまりそういうことなのでしょう。

 スタイルの違いも栄養環境の違いということでしょうね(つまり女神官には成長の可能性がある?)。

 王妹(王女)はそうした自分の出生について知りませんが、国王は知っていて、女神官の出生についても察しているフシがありますが、彼女の思いを汲んで敢えて黙っているようです。

【まとめ】「ゴブリンスレイヤー」キャラクター一覧



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