今回はメディア展開が進む大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」から、不屈の美少女「令嬢剣士／女商人」について解説していきたいと思います。
令嬢剣士は初冒険で大失敗をおかし、ゴブリンに蹂躙された新米冒険者。
その後、ゴブリンスレイヤー一行によって救出され、ゴブリンたちへの復讐を果たした後、冒険者を廃業し女商人として再起することになったキャラクターです。
躓きこそありましたが実は非常に才能豊かだった令嬢剣士／女商人。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや強さ、人間関係を中心に解説してまいります。
なお、ゴブリンスレイヤー（主人公）と物語の舞台となる四方世界の紹介記事もありますので、興味のある方はこちらも読んでやってください。
「ゴブリンスレイヤー」令嬢剣士／女商人のプロフィール
基本プロフィール（名前、声優など）
令嬢剣士は初冒険で大失敗をおかし、ゴブリンに蹂躙されていたところを主人公のゴブリンスレイヤー一行に救出された新米冒険者。
主人公たちの助けを借りてゴブリンへの復讐を果たした後、冒険者を廃業し女商人として再起を果たすことになります（詳しくは後述）。
なお、この作品では登場人物たちが固有名でなく役割で呼ばれるため、作中では令嬢剣士（あるいは女商人）とだけ呼ばれています。
外見は蜂蜜色の髪を二つ結びにしたスタイル抜群の美少女。
ゴブリンに蹂躙された後は、彼女はその覚悟を示すため長い髪をバッサリ切っています。
性格はかなり勝気。元は名高い貴族の令嬢でしたが、しがらみだらけの生活に嫌気が差し、家を飛び出し冒険者になったという経歴の持ち主です。
声優は上坂すみれさんが担当。
女商人としての再起
初冒険で失敗し、仲間を失った令嬢剣士は冒険者を廃業。
実家に戻って両親と和解し、実家の資産をもとに冒険者支援事業を起業して女商人として活動するようになります。
商人としての才覚は相当なものだったらしく、瞬く間に国内有数の商人として社交界として名が知られるようになった女商人。
王宮の会議にも招かれるようになり、国王直々に、
「貴女の発言が考慮に値しなかった例を、私は知らん」
と言わしめるほどの信頼を得ています。
なお、枢機卿からは王妃候補の一人と見做されているようです。
「ゴブリンスレイヤー」令嬢剣士／女商人の強さ
未熟だが魔法剣士として才能はあった
令嬢剣士は初登場時、冒険者になったばかりの白磁等級冒険者（十段階で一番下）。
当然、冒険者としての経験は皆無。
初冒険では経験不足から大失敗をおかしてしまいました。
ただ、冒険者として才能がなかったかというとそんなことも無く、続けていればそれなりに大成したものと考えられます。
戦闘スタイルは剣術と「稲妻（ライトニング）」の呪文を操る魔法剣士。
新人ながら呪文使用回数は1日2回で、かなり優秀です（新人で2回使えるのは大体5人に1人の上澄み）。
機転も利き、前衛も後衛もこなせる逸材ということで、後に妖精弓手からは何度もパーティーに加わらないか勧誘を受けたほどです。
思慮深く機転の利く策士へと成長
令嬢剣士は策士としても優秀です。
初冒険ではゴブリン相手に兵糧攻めを仕掛けた結果、実はゴブリンには十分な食料の蓄えがあり、逆に自分たちが苦しむことになってしまった令嬢剣士。
しかしその策も、甘い部分はあり失敗こそしてしまったものの、周囲からは然程悪い策ではなかったと評されています。
ゴブリンが略奪する場合、食料の蓄えがないことが普通。
敵ゴブリンの群れが小鬼聖騎士（ゴブリンパラディン）に率いられた大群でなければ、上手くいっていた可能性の方が高かったでしょう。
この失敗の経験を経て、彼女は策士として大きく成長。
後に女商人として大成する原動力を培うことになります。
「ゴブリンスレイヤー」令嬢剣士／女商人の初冒険
令嬢剣士はパーティーを組んだ半森人剣士（女）、圃人斥候（男）、鉱人僧侶（男）、只人魔術師（男）と初仕事でゴブリン退治を引き受けます。
令嬢剣士の提案で冬山に潜むゴブリンの群れ相手に兵糧攻めを仕掛けることにした一行ですが、ゴブリンは十分な兵糧を蓄えており、逆に令嬢剣士の一行が食糧不足や冬の厳しい環境に苦しむハメになってしまいました。
ゴブリンたちの襲撃を受けた一行は疲労や空腹などもあってあっさり全滅。
仲間たちは殺され、令嬢剣士だけは生贄としての用途に使うため殺されることはなかったものの、ゴブリンたちの凌辱にさらされてしまいます。
その後、ゴブリンスレイヤー一行に救出された令嬢剣士は、ゴブリンスレイヤーにゴブリン退治に行くなら自分も連れて行って欲しいと懇願。
その復讐心を感じ取った一行は、そうしなければ彼女は前に進めないと理解を示し、同行を承諾。
当初は逸って一行を危機に晒すなど、危うい行動が目立っていた令嬢剣士ですが、ゴブリンスレイヤーと女神官の言葉に徐々に冷静さを取り戻していきます。
最終的にゴブリンスレイヤーの段取りで、令嬢剣士が使った魔法が雪崩を引き起こし、ゴブリンの群れを殲滅。
復讐を終えた彼女は仲間に見守られながら涙を流し、ようやく彼女の辛い初冒険は幕を閉じたのでした。
「ゴブリンスレイヤー」令嬢剣士／女商人の人間関係
ゴブリンスレイヤーに救われた令嬢剣士／女商人ですが、彼女はゴブリンスレイヤーに異性としての好意を向けているわけではありません。
ゴブリンスレイヤーのことは恩人として深く感謝しているものの、あくまでそれだけ。
復讐者となることなく再起した彼女が、復讐者として囚われ続けているゴブリンスレイヤーを異性として意識することは今後もなさそうな気がしますね。
彼女たちは冒険を経て深い友情で繋がっており、今でも互いに文通をしています。
どちらかと言えば女の子同士でわちゃわちゃしている時が一番楽しそうに見えますね。
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